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夢小説設定
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「FFI世界大会1次グループリーグ初戦。日本VSスペインの試合が今まさに始まろうとしています」
選手たちが緊張をしている中
「貴方は緊張しないのですね」
「若干はしていますよ」
でもサッカーよりもテニスの試合の方が緊張はする
「この試合の実況はこのワタクシマクスター・ランドが。そして解説には日本のサッカー実況の第一人者である角間王将さんに来ていただきました」
なんて実況は話をしていて
「さてこの試合の見どころを教えて頂けますでしょうか」
観客やスペインだけではない。日本の選手だって気になってはいるんだろう
「見どころ…ねぇ」
「興味なさそうですね」
「全くない」
マネージャーの支度をし始めていると
「あれって」
観客席には
「見に来ないんじゃなかったの」
「おや」
「ほんっとにありえない」
本当に何を考えているのか分からないんだけど…同じ学校にいたとは思えないくらいに
なんて思っている間に始まった試合
「スペイン代表の選手が若干上手かな」
「相手の選手を褒めるだなんて…」
「スーパーゴッドハンド!」
スーパー?
だけどスペインに1点目を取られてしまっていて
「だけど、見たことのない選手もいるんですね。日本代表にも」
「えぇ。追加招集は出来ますから」
へぇ
それはテニスも大して変わんないけど、テニスの方はあまり入れて来ないだろうなぁ。三船監督の事だし
「何あの腕」
「おやおや」
「止めたー!」
日本の選手も決めようとしているが
「ボヨーン?」
「これはヨーロッパ予選でも使ってなかった業だ」
へぇ
「相手の選手もしかしたら…」
「オリオンだと言いたいのか」
スペイン代表の選手が倒れたと思ったら
「夢姫」
「蓮二」
「戻ったら話がある」
「はいはい」
「随分と」
「
「まだそう言ってくれるんだね」
だけど2点目を決められてしまった日本代表と勢いに乗るスペイン代表
吹雪君兄弟が決めた技で1点目をいれた日本代表。それと同時に選手交代を決めた監督
「冷却スプレーありましたっけ」
なんて言っている他のマネージャーを放置して、冷却スプレーを出したあたし
「おやおや」
「このスプレーが効くかどうかは分かりませんけど」
「な!?」
反対側では、灰崎君が何かを言われているようだけど
「これはテニス選手…つまりそこにいる蓮二たちが使っているのと同じもの。それがサッカー選手に効くかどうかなんてあたしが知るはずがないでしょう」
シューッと冷却スプレーをかけていると
「これで様子見ようか」
「でも」
「少しはましでしょ?何もしないよりかはね」
「お前、赤也の方が手厚くやって無かったか」
「それはもう。ウチの絶対的なエースだしね。可愛い後輩のためだから仕方がないじゃない」
「だそうだ。仁王」
「プピナッチョ」
「今ペテン解かないでよ?」
「しょうがないのう。参謀暫くはこのままで行くぜよ」
「最初から仁王のまま来いと言っただろう」
相変わらずなんだから
灰崎君達の方は、吉良君の肩を借りているけど、結局すぐに手を離されていて
「ろくに立てねぇ奴がフィールドにいたって邪魔なだけだぜ」
なんて言われている灰崎君
「野坂さん」
「分析完了の様だね」
「はい」
分析…ねぇ
「お前はどう見ている」
「スペインの方が1枚上手かな」
「そうか」
「スペインの弱点はそのフィジカルの強さにあると思われます。スペインはあまりにもフィジカルが強いため、ディフェンスを避けて通るような動きはしません」
「そのプレイスタイルこそがスペインへの付け入る隙…ということは」
何かを閃いたんであろう野坂君がいて
選手を集めた野坂君は話をしていて
「なるほど」
「ぶっつけ本番で上手くいくかな」
「やるしかないよ」
「後半は吹雪君に代わって剛陣君に出て貰います」
「俺じゃねーのかよ!」
なんて言っている吉良君に
「さーて、どうしましょうかね」
なんて灰崎君を見ている監督
「越知さんはどう思いますか?」
「誰が出ても分かんないし、いいんじゃない?」
「んなあっさりと」
「相変わらずじゃな」
「だな。そういう所は変わって居なくて安心している」
「変わる必要性がないもん」
「俺は!まだやれる!」
「監督。僕もこのまま灰崎君には試合に出て貰いたいと考えています」
へぇ
「野坂君がそういうなら」
なんて言った監督は
「セキヤ君出番ですよー」
「はい」
なんて言って灰崎君の方に行っていて
にやりと笑ったセキヤさんは灰崎君を簡単にくるりと体を回していて
「何をするつもりだ」
「さぁ?」
「お前も聞いていないのか」
「だって知らない選手が来ているくらいだもの。知らされていない事の方が多いでしょ」
「そうか」
「彼はインドで特殊な気功を修行していましてね」
「僕はフィジカルトレーナー兼データ分析担当兼データセキュリティ担当兼料理担当兼現気功マッサージ師だからね」
なんて言っていて
「そうか。お前たちが夢姫を欲した理由がなんとなく分かった気もするが」
「ふーん…」
「なんでだよ?」
「夢姫の軽食を食べたんだろ?」
「めっちゃうまかった奴な」
「確かに美味しかった」
「そう思っているだけならいい。だがその軽食を造った腕を見込んで夢姫に作ってもらいたいと考えている奴も少なからずいるだろうな」
はい?
「それに気づいてないのはお前さん位じゃろ」
「ひどくない?」
「本当の事だ」
「やっぱ休憩所でペテン解いてきて」
「そうしてやれ」
精市に扮した雅治はどこかにペテンを解くために動いてくれて、灰崎君に何かをしているセキヤさん
「体が…体がすっかり軽くなっちまったぜ」
「なぜ興味を示さないのですか」
「夢姫のいる場所には夢姫が気を許している奴等がほとんどだ」
「知らん奴が入って来ればどうなるか。それが分からん俺達じゃないけぇの」
「「誰?」」
ベンチの方に来たらしい
「雅治。上の観客席に戻ったのかと思ったよ」
「んなわけなか」
「だが、関係の無い者がこの席にいるなど」
「そんじゃ夢姫もそうなるが」
「そう言わないの」
「本当の事じゃろ」
「そうだけど」
「どういう事だ」
「俺達の監督である三船監督とコーチ陣は本戦には音無たちのマネージャーは起用しないと言っていたがな」
「夢姫だけでいいと決めたのは監督とコーチ陣で俺達だ。せめて1試合だけでもと言っていた先輩もいた様だが、この間の予選リーグで基本的な動きしかしなかった夢姫と同じ動きも出来ていなかったのを同じ選手が見逃すはずがない」