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合宿所を出る時
「あ、忘れ物した」
「はぁ!?」
「先に行っていて構わないですよ」
「だが其れだと」
「本当に大丈夫なので」
だけどそれでも付いてきたのはサッカーの代表選手だ
「珍しいな」
「こんなに早くに戻って来るとは」
「まさか。これからなんだけど忘れ物したから取りに来ただけ」
「「忘れ物?」」
「珍しいじゃねーか。夢姫が忘れ物をするだなんて」
「ふふ」
部屋に戻って立海の皆にも渡したのと同じお守りを持って外に出ると
「持ったのか」
「持ってきた」
「気を付けて行ってこい」
「うん」
会場にまでバスで行くと、すでに各国の選手たちが揃っていて
「なんだか派手な演出だなぁ」
「それはお互い様だろ」
「いやいや、テニスでこんな演出なんてないから」
「へぇ」
中央にいる男の子は
「僕はフロイ・ギリカナン。ロシアチームのキャプテンです」
ギリカナン?育人君が言っていたオリオンの人間となにか関係があるのかな
「これから剣を交える皆さんにご挨拶に参りました」
「変わった服を着ているな」
「あれはロシアの伝統的な衣装ですね」
「おや、ご存じでしたか。日本代表のマネージャーですね」
フイッと顔を背けると
「おや」
「此奴等がオリオンの」
「ギリカナン。オリオン財団の理事長のご子息でもあるはずですよね」
「敵国の王子と言った所でしょうか」
王子…
昨日のフランス戦で見た馬に乗っていた彼も王子だと言っていた
「皆さんとはFFI1次リーグで当たることになる。本当に楽しみです。皆さんにお会いできて光栄です」
日本代表が油断できない相手だと言って来たフロイ君
「へぇ」
「確かにマネージャーもいますが彼女は」
「越知の事か」
「全く情報が無いもので苦労していますが」
他国からも情報を観させない当たり流石は育人君
「見られないでしょうね。それはもう。貴方方がどれだけ頑張っても」
「なに」
なるべく明日の試合まで体力温存しておきたいんだよなぁ
「越知さん?」
「なんでもない」
フランスが芸術の様だと言ったフロイ君に
「そうね。フランスの選手が芸術的なのは認めるわ。でもそれはサッカーに限った事だけでは無いからね」
「どういう」
「君は一体」
遠くで馬の無く声と足音が聞こえている
「何か聞こえるよな」
「あぁ」
嫌な予感がする…
「デューク君呼ぶ前にカミュを呼んで連れて行ってもらった方がいいのか」
「あ?何を」
自分たちの目の前に来たのはフランス代表のプランス選手であり王子だ
「やぁ」
「何の用です?」
「相変わらずの塩対応」
「貴方に愛想をよくしても何もいい事はないので」
「酷いじゃないか」
「はぁ…なら今ここに、カミュを呼びましょうか?王子」
「おやおや」
「オフの日にカミュに2度も会う趣味もないんですが。あたしには」
「随分と」
「あぁ、そう言えばフランスのサッカー選手の動きが芸術だと言っていましたね」
「えぇ」
「この馬に乗っている王子はテニスのフランス代表の選手ですよ」
「「!?」」
4年前にはいなかった。U-17のメンバーにも入っていない。ということは、赤也と同じ中学生の可能性がある
「サッカーの試合か」
「えぇ」
「明日は我がフランス代表の」
「するわけがないでしょう?あたしは日本代表のマネージャーですよ。全くカミュに何を言われてきたんですか」
「失敬な」
なんて言っているが
「では明日まで我慢してください。明日でも会えるでしょう」
「では明日試合後に」
「来なくて結構です」
プランス王子を見届けた後
「随分と濃いな」
「あぁ」
「濃すぎんだろ」
「じゃあ我がロシアイレブンの紹介は異名はパーフェクトスパーク。完璧なる電光石火。全員が善ポジションを行えるスキルを持っていて相手によってチーム個性を変えることが可能」
ふぅん…
「何?」
「誰が攻めて、誰が守るのか。それは初めて見ないと分からない」
「そんな事が可能なのでしょうか」
「彼はそう言っている。嘘をつくような相手には見えないけど」
「だとすると、分析は極めて困難」
「ジェネラルが通じない相手…ってことかな。面白いじゃないか」
「頼んだら調べてくれるかな」
育人君にしろ蓮二にしろ
「へぇ僕たちを分析できる人間がいるのかい?面白いね。僕らは負けませんよ」
「すっごい自信」
「絶対に」
「それはこちらも同じ気持ちだ」
宣戦布告?
「さっそく暑苦しいね」
「アイツ、気に食わねぇぜ」
「ロシア…あいつ等は完全なオリオンの傘下にいる筈だ」
「あぁ、だろうな」
「オリオンの犬が」
「止めろ。試合で思い知らせるだけだ」
「そうだ」
そうだ?
「皆さんに言っておくことがありました」
「言っておくこと?」
「今、オリオン財団の息のかかった選手が試合をコントロールしている。なーんて噂がありますがご安心ください」
「何を」
「我々ロシア代表にオリオンの使途は1人もいません」
それこそ選手たちには衝撃だっただろう
「我々ロシア代表はオリオンを認めない」
またすごい発言を…
「ですが我々を調べるなんてどうやってするおつもりですか」
「ここにいる参謀は無理だと言っている」
「でもあたしの知って居る参謀は欲しい情報は収集する癖に自分の情報はたやすく明け渡さないのが1人いるもの」
「へぇそれはまた凄いですね」
ピピピと入った連絡にはフランス戦のオーダーが入って来ていて
「へぇ」
「ん?」
明日のフランス戦で蓮二がじゅさ君と…ねぇ。まぁ組めない人材ではないけど確実に嫌だろうなぁ蓮二はじゅさ君と組むの
「こっちとしては面白いけど」
「何がだよ」
「こっちの話」
これは本当にどうなるか分からないなぁ
「あ?」
「明日のフランス戦の方が楽しみだなぁってだけの話だよ」
「どういう」
「明日、気になるのなら試合を見に来ればいいだけの話でしょう?」
「そうだな」
「僕たちもそうしようか」
蓮二にサッカーのロシア代表選手の情報を取って欲しいと連絡を入れると『分かった』とだけ返事が来ていて
「流石はうちの参謀」
きっとすぐに動き出すだろうな