合宿所感謝祭
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翌朝レストランで食事をした後、修ちゃんと一緒に部屋の方に戻っているときだった
「修ちゃん、どうかした?」
「朝食行っとる間に俺の部屋足の踏み場もなくなっとるやん」
足の踏み場がない?
修ちゃんの部屋を覗くと大量のバザーに出すものが置かれていて
「また随分と凄い量だね」
「バザーの品物の仮置き場として、提供していただいたので」
「昨晩から今朝にかけて集めた物を運び込ませていただきました」
後ろから箱を持ってきた知念君も来ていて
「あ、ごめん」
「おっと…。ちょっとこの箱も置かせてもらってもいいかねぇ」
「今の所集まった分は、これらで全部だ。続きは今日の練習が終わってから集めて…」
「いやいや、2人共待った。よう見てみ?これ以上入らへんって」
「しかし廊下に置いておくわけにはいきませんし」
「わんの部屋は5人部屋で荷物を置く隙間は」
「俺達の部屋は俺が許しても観月がうるさ…いや、難しいだろうな」
あ、うるさいって言おうとした。まぁ観月君が煩そうなのは事実としてあるわけだけど
「俺の部屋なら多少はおけると思うが、そもそも4人部屋はスペースが狭いので」
やれやれと言った所で
「夢姫?」
「修ちゃん、あたしの使ってない部屋が1つだけあったよね」
「あー…あったなぁ」
「あの部屋を使っていいかコーチに確認してみたら?」
皆揃って疑問そうな顔をしているけど
「分かったわかった!夢姫が言うたように後で俺がコーチに、荷物置いとくスペースを掛け合うとくわ」
「ありがとうございます」
「夢姫もすまない」
「ううん。立海の皆にもあたしは手伝ってもらったし、お陰様で早く終わったからさ」
「そうか」
「品物の内訳ですが、大半が古着ですね。夢姫のも含めてですが」
「まぁ、あたしの場合まだ出てくるかもしれないけど」
「そうか」
「ロビーや休憩ルームに置いていたテニス雑誌のバックナンバーを、スタッフから大量に譲っていただきました」
「あ、本も出すんだ?」
「あぁ」
「お前もあるのか」
「大分前に読み終わっていて其の儘取ってある本がいくつか」
「それもいれても構わないのか」
「構わないよ。ずっと出していないもの」
あ…でも出す前に
「もう1度読んでおこうと考えているな?」
「ばれちゃった。でもあたしはすることがないから読んでいても構わないんだろうけど、設営に手を出すわけじゃないし」
「そうか」
「聞いてもいいかい?」
「ん?」
「どんな本を読んでいたのか少し気になってね」
「「確かに」」
あたしってそんなに読まないイメージがあるのか
「料理雑誌とか、資格を取るための本もあれば、レン君なら知ってそうな気もするけど童話の本って実は元は小説だったりするものもあってそう言うのを読んだりしてるの好きなんだよね」
「そう言えばそうだな。日本語に翻訳しているモノだろう」
「うん。そういうのを読んだりしてるの」
「意外だな」
「だなぁ」
「この調子だとまだまだ増えそうだ。今夜にもリストを作らなければいけないな」
「ちゅーかこれ、しばらくこのままなん?竜二が帰ってきたら何言われるか」
「仮置き場として提供してもいいとおっしゃったのは先輩ですので」
「バザー成功の為、多少の不便は、辛抱していただけると幸いです」
皆が行った後
「いやいや、半日でこないに集めて来るとは…。皆優秀なのも考えもんやで。楽できると思とったけど、俺も高みの見物しとるばかりじゃアカンなぁ」
「ご愁傷様、修ちゃん」
「夢姫まで…そらないで」
ま、竜君には声をかけておこうかな
「夢姫?」
「この部屋其の儘物置場として使ってもらってあたしが前に使ってたあの部屋を竜君に寝て貰って」
「俺は夢姫の抱き枕かいな」
「フフ」
「ま、夢姫がええならええけど」
「やった!」
全体練習に行く前にお兄ちゃんの所も見てこようかな
「平等院の所は行かへんのかいな」
「ほー君だよ?興味ないって参加しなさそうだけどね」
「ハハ、そら言えとるわ」
「なら無難にお兄ちゃんの所かな。でも竜君の所に行って話をしてきてもいいけど」
「そら助かるわ」
「じゃ、先に竜君の所に行って来るね」
「頼んだで」
修ちゃんの元を離れてコーチに事情を説明をして許可を得た後、竜君を探しているときだった
「お前ら…なんというか、自由だな」
っていう竜君の声が聞こえてきて
「あ、やっぱり竜君だ」
「「「ん?」」」
「おや、夢姫さん」
「どうかしたのかよ」
手塚君もいて比呂君もいて
「個性的だね。この班は」
「自由過ぎるだろ。で?何の用なんだ」
「修ちゃんとの部屋暫く使えそうにないから竜君には昔あたしが使ってたあの部屋で生活してもらって」
「成程な。その間修二はお前と一緒なわけだな」
「うんっ」
「なぜ止めないのですか?歳の差があるとはいえ、仮にも男女ですが」
「比呂君は知ってるか」
「えぇ、話を聞いた事がありますからね」
「確かに年も4つ5つ離れちゃいるし、男女でもあるわけだが。夢姫は気にしちゃいねぇよ」
「え?」
「流石に気にしようや、ヒメさん」
「だってもう4年もだしねぇ?今更気にしてたら」
「それこそ修二に怪しまれるだろうよ。コイツに彼氏でも出来ねぇ限りはな」
か、彼氏!?
「ま、修二がいる限り其れも無理な話か」
「うぅ…」
「せやけど、あの先輩が兄貴におる限り無理なんとちゃう」
「いや、コイツの場合兄貴は別格なんだよ。確かに今は立海に通ってるけどな、通う前めっちゃ悩んでたぞ」
「マジか」
「でも最終的に決める時には兄貴に相談してやがる」
「先輩は別格と言うのはそういう事なんですか」
「後で越知の所にでも行くんだろ」
「行くよ?勿論」
そう言えば
「竜君達は何をする予定なの?」
「ビンゴ大会ですよ」
ビンゴ大会?
「感謝の気持ちを込めて、お客さんに何か贈り物がしたい。そこにお客さんを楽しませる遊び要素も入れられれば、という事で決まったのでしたね」
「景品は幾つくらい準備すればいいんだろうな」
「使える予算は限られていますから、賞が多いと各賞品に掛けられる金額は少なくなります」
「やしが賞が少ないと当たらない人が増えて参加者たちはガッカリしてしまいそうや」
「一長一短やなぁ」
「ならよ、一部の賞の景品は元手がかからない方法で準備するってのはどうだ?」
「ん?どんなやって?」
「新しく購入するのではなく、私物から準備する…という事だろう」
「おう。そうやって1人1つ景品を準備できれば、5つの賞が出来る。予算を使う方の賞も10くらいにしておくと、合わせて15…。ビンゴならこんなもんじゃねぇか」
「いい案だと思います。バラエティーに富んだ景品に出来ると、当てる楽しみが増えそうです」
「だね」
