合宿所感謝祭
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サブちゃん達の手伝いもすると言うことが決まり、自分のすることも決まって居て尚且つほぼ構想が出来上がっているあたしは自由でいられる時間が多いという事だ
「いっぱいアイデア出したのに、先輩が全部駄目っていうC-」
「俺のせいで決まらないって言いたいのか」
「そもそも独創的なアイデアを出せって言ったのは先輩じゃないですか」
「ありきたりじゃ意味がないだろうが。どうせやるなら、面白くないとな」
「面白い面白くないの基準が、わかりにくいっす」
「ジロ君と篤君が同じ班なんだ?」
「「夢姫」」
「そう言えば夢姫さんは何を為さすんですか」
「レストランを開放するって言うのは聞いているんですが」
クスクスと笑っていると
「スイーツビュッフェ」
「お前、感謝祭当日も」
「お客さんに向けてだよ。それとコーヒー、紅茶を飲み放題にしてる」
「流石だろ」
「うん。で?ジロ君たちはなにを話してたの?」
皆が篤君に感謝祭で出す出し物の案を出しているが全て却下しているようで
「なるほど」
「お前が怖がって寝られなくなるとコーチ共もうるせぇからお化け屋敷は駄目なんだよ」
あたしが入ること前提で話されても
「あたしが入るとは限らないでしょう?」
「いや、入るだろ。種ヶ島や越知といっしょなら」
「入んない」
「そうかよ」
「それで面白い面白くないの基準が分かんないって言ってたんだ」
「そうっす」
「難しいよね、篤君だし」
「どういう意味だ、チビ夢姫」
「本当の事じゃん」
「ワクワクするかしないかじゃない?」
ワクワクねぇ
「先輩がワクワクする出し物と言えば」
「処刑やろうか」
「テニスだと」
「被っちゃうね。育人君の班と」
「ったくつまらない奴等だぜ」
「あ、でも篤君手先めっちゃ器用だよね」
「あ?」
「「え?」」
「どういう」
「むかーしね。ここに来てすぐの時に場所が覚えられなくて迷子になった事があったの」
「んなこともあったなぁ」
「その時にバルーンアートを作ってくれたんだよ」
「え?」
「まじまじ!?」
「お前よく覚えてんな」
「それっていつのお話なんですか?」
「氷帝の幼稚舎を卒業してすぐ」
「休憩時間はもう終わりだ。続きは夕食後にやるから、それまでに考えておけ」
「まったく」
「というか、なんで俺達が先輩をワクワクさせなきゃならないんすか」
「でも、もうすぐ休憩時間が終わっちまうのはホントだC-」
「練習終えたらまたアイデア出しや。今日は寝られへんかもわからんで」
「じゃあ、バルーンアートを提供してみたら?」
「そう言えば先ほども作って貰ったと言っていましたね」
「そういや言ってたな」
「篤君、あんな性格だけど、ものすごく手先は器用だし」
きっとうまく作ってくれる気がするんだよなぁ
「夢姫さん」
「んー?」
「今日の練習って大人組の方ですよね」
「いや、中高生達の方だけど」
「それなら、少し相談が」
相談?
「俺達の班の奴等練習を早めに切り上げたいんすけど」
「あぁ、そういう事。いいよ。早めに切り上げても」
「え?」
「そう言っているメンバーもいることはいるし、グループで練習するからって言う班もあるから気にしてないよ」
「そうなんすね」
「それから」
==
夕食後
篤君に風船を持って行くと
「で、こうやって何か所か捻ってやれば…」
「マジマジすっげー!あっという間に犬になっちゃった!」
「ええですね、バルーンアート。彼女に言われるまで思いもつかなかったです」
「ただ風船を配るよりは、確かに独創性が高いですね」
「フン。夢姫がどうせ言ったんだろうが、お前らが風船を持ってこなかったらやろうなんて思わなかったぜ」
「へへ」
「他のグループが、感謝祭の飾りつけで使う風船を多めに発注してて」
「丸い風船に顔とかメッセージ描いて配ろうと思ってんけどな」
ジロ君もやり始めたけど
「顔の傍に近づけないでください。割れたらどうするんですか」
「そう簡単に割れるもんかよ。ほら、お前らもやってみろ」
皆も作り始めているけど、篤君も作っていて
「ほらよ夢姫」
「いいの?」
「俺が持ってても変だろうが」
「ありがと」
篤君はバルーンアートで花束を作ってくれていて
「すごいな先輩」
「風船捻るの、緊張するっすね」
「キュッキュ音がするのが怖いな。何処まで捻っていいかもわからんし」
「ねぇねぇ見て見て!」
「ジロ君、其れは一体…」
「犬なのに、すげー尻尾が長くなっちゃった」
あ、犬なんだ?
「頭が犬で体が猿のキメラですね。それは」
でも皆も同じようなもので
「俺のは動物どころか、ひとでみたいになっちまったっす」
「ひどいなお前ら。これは修業が必要そうだなあ?おい夢姫さっき渡したヤツ貸してみろ」
作って貰った風船を渡すと海堂君の作った人手と言っていた風船を一緒に刺していて
「これなら分からねーだろ」
「部屋に飾っとこ」
「な!?」
「先輩めっちゃ簡単そうにやっとったけど、実はめっちゃ難しいんとちゃうか?」
「僕のはうまく行きましたよ。多少耳が短いですけどね」
楽しくなって来たらしいジロ君たち
「あ、先輩は自分だけじゃなくて、こうして皆をワクワクさせたかったんじゃ」
「知らねぇなあ。くだらねぇこと言ってないで、手ぇ動かせ」
「「はい!」」
「ホント篤君って意外と面倒見いいよね」
「意外とって言うのは余計なんだよ。つーかさっさと部屋に戻れ」
「はーい」
と言ってもなんか最近お兄ちゃんの部屋鍵がかかってるから入れないし修ちゃんも忙しそうで
部屋に帰っても本を読みふけっている時間が多いんだよなぁ。なんて思っていると部屋に突然来たのは乾君とレン君達で
「どうかしたの?こんな遅くに」
「お前も起きているとは思わなかったが」
「起きてるよ、流石に。まぁついちょっと前まで篤君たちと一緒にいたしね」
「遠野先輩という事は海堂も一緒か」
「一緒だね。で?何かあったから来たんでしょう?」
レン君たちと一緒に居るのが修ちゃんで驚いたけど
「修ちゃん、レン君達と同じ班だったんだね」
「せや」
修ちゃん達の班はバザーをすることになったようで
「そうなんだ」
「夢姫もいらないものや使わなくなったものがあるんじゃないのかと思ってな」
「うーん…見てみるよ。中に入ってちょっと待ってて」
レン君たちも中に入れると
「個室はこうなっているのか」
「うん。お兄ちゃんがせめて個室にしてもらえってコーチにお願いしてあたしは個室にしてもらったの」
部屋の中を見ていると大分出てきて
「随分と大量だな」
「そりゃ、4年だもん。でも使わなくなったものでも使えるものと使えないものがあるからそれはやめておくね」
「いや、後で選別するし、使えなくとも」
「処分してもらって構わないよ」
「そうか」
「洋服は着てなさすぎるから1度洗い直してもいいけど」
「それは助かるさぁ」
「だな」
「助かる。だがこうも多いと」
「いいよ。ここに置いておいても」
「そうか」
どうせあたし1人だし荷物が増えても問題はないだろう
