おでかけ in ハワイ
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「あ、皆さんトロリーバスが来ましたよ。人も少ないし直ぐに乗れそうです」
「今度はほぼ時間通りで良かったですね」
「さっきは乗り遅れないよう走ったのに、結局バスの方が遅れてきたもんな」
「のんびりしとるんは土地柄かも知らんなぁ」
「そうなの?」
「せや」
「次はこれでビーチの方へ行くんだよね」
「あぁ。乗って降りたらそこがもうビーチだ」
へー…
「なんやあんま興味なさそうやな夢姫」
「ない」
「まぁお前の場合海だけじゃねーもんな。興味ねーの」
「たっしかに」
「まだ克服できねーのかよ」
「出来ないからお兄ちゃん達が諦めてくれてる」
「どういう事です?」
「あー…そっか亮君達意外は知らないか」
「コイツ氷帝の幼稚舎の裏にプール案の知ってるだろ」
「ありますね。中等部からも見える位置にあった」
「そうだ。そのプールが壊された原因の1つはコイツだ」
「「は?」」
「どういう」
「プールに入る前に背中を押されて学校のプールで溺れてんだよ夢姫は」
「ほんまかいな」
「あぁ」
「本当。そこから泳げないからプールにも海に行くこともほぼしてない」
「まじか」
「あん時以来か」
「そうなるね」
バスに乗り込むと
「すごく開放的です」
「だね」
「窓がない分直に風邪を感じられるのがいいよね」
「バスに揺られながらハワイの景色を楽しむのも悪くねーな」
「潮風が気持ちいい」
「そうかよ」
「見て見て!あっちに平べったい山がある!」
「ハワイってじつは火山も多いからね」
「なんでそんなこと知ってんだよ」
「育人君情報」
「君島先輩?」
「そう。育人君高校は日本の高校じゃなくてハワイの高校だから」
「「は?」」
「じゃあ何で」
「日本の国籍があるから」
「へー」
ハワイに行くと話した時に育人君に言われたのだ
火山が多いから山には気を付けた方がいいと
「綺麗な海のイメージがありますが」
「だろうね」
ビーチに着くと
「へへ。俺1番乗りー!」
「あ!ジロー待ちやがれ!」
ジロ君を追いかけて亮君まで行ってしまった後に
「くそくそ!負けてられるか!」
なんてがっ君まで行ってしまった
「3人共砂浜に足を撮られて転ぶなよ」
「突き抜けるような青空に真っ白な砂浜。これぞハワイのビーチって感じやな」
「透き通っていてすごくきれいな海ですよね」
「そうだね」
「荷物はあの辺りにまとめておいておきますか」
「樺地!パラソルの用意だ」
パチンと指を鳴らした跡部君の言葉に
「ウス」と返事をした樺地君はパラソルを建てていて
「向日さんたちも遊んでいますし各自自由行動でいいですよね」
「構わねーよ。遊ぶなり休むなり好きにしな」
「じゃあたしはゆっくりさせて貰おうかな…」
「ほな俺もパラソルの下でのんびりさせて貰うわ」
「何言ってんだよ夢姫」
「おめーもくんだよ!」
亮君とがっ君に腕を引っ張られたあたしは
海の浅瀬に足を入れられて
「や…っ」
「足がつくし泳がねーよ」
「そ、それでも…っ」
「ここだけなら平気だろうが」
「亮君のイジワルッ」
亮君たちから離れてパラソルの下に戻ると
「なんやもう戻ってきたんかいな」
「うぅ…」
「ん?」
「亮君が意地悪だ」
「宍戸が意地悪なんは夢姫の前でだけやろ」
なんて話をしていると跡部君が戻って来て
「いい風だ」
「海の風ってべたべたするイメージがあるけど、あまり不快な感じしないね」
「何と言うか爽やかですよね。これだけ太陽が照りつけて気温も高いはずなのに」
「湿度が低いせいやろ。日本とはそこが大違いやな」
「風もいいけどよ」
っていいながら戻ってきたがっ君
「せっかくのビーチなんだし、どうせなら泳ぎたかったぜ」
「なんだお前ら海に入りたかったのか」
「あたしは入れないからどうでも」
「せやなぁ。入ったら気持ちええにゃろうけど」
「濡れたら後が大変かもですね」
「まぁ水遊びはハワイじゃなくてもできるしな」
「ハワイだからいいんじゃねーか。こんな建物がズラっと並んでるビーチそうないぜ」
なんて話をしてた時だ
「熱海」
「熱海?」
「あぁ日本のハワイって言う事もあるらしいね」
そうなんだ
「そういう話をしてんじゃねーよ!」
って言った瞬間
「わぁっ」
「なにをごちゃごちゃ言ってやがる。我慢する必要なんざねーだろ」
そう言いながら跡部君に海水を掛けられるとは思わなくて固まっていると
「夢姫?大丈夫かよ」
「あ、だいじょうぶ…びっくりしただけ」
「おらっ入りたいなら入っちまえ!」
「せやから服が…ってもう遅いわ」
「この陽気だぜ。すぐに乾くだろ。それに夢姫も全くダメって訳じゃねーみたいだな」
「せやなぁ」
「流石に不意打ち過ぎて何を言ったらいいのか分からない」
「マジかよ」
「不意打ちは卑怯ですよ。跡部部長」
「あーん?テメーらもやり返せばいいじゃねーか」
「し、宍戸さん反撃しましょう」
「だな長太郎!」
「岳人のカタキ!くらえ、跡部―!」
バシャとジロ君がかけた海水が跡部君に命中していて
「っしゃ!命中!」
「いいぞ、ジロー」
ははは!と笑い出した跡部君
「笑ってんじゃねーよ!跡部」
「がっ君も笑ってるじゃん」
なんて話をしていると海水の掛け合いになっていて
「皆楽しそうで何より」
「夢姫は平気なのかよ」
「うん。平気」
ある程度遊び疲れたのかビーチではなく道路の方に出てくると
「超楽しかったC~」
「くっついてこないで貰えませんかね。濡れるんで」
「俺はもう乾いてきたぜ。もともとあんまり濡れてねーのもあるがな」
「自慢かよ。俺はパンツまでびっちょりだっての」
「尻もちついとったもんなぁ」
「歩いてるうちに乾くんじゃない?」
「お前は入ってねーだろうが」
「浅瀬に無理矢理連れて行った人達に言われたくないですー」
「だがまぁなかなか、楽しかったぜ」
その後ホテルに帰るまで自由にしようとなってバラバラに動くことに
「お前は何処に行くつもりなんだよ」
「うーん…お兄ちゃん達にお土産でも見てこようかな。ここら辺にいるから大丈夫だよ」
「そうかよ。迷うなよ」
「うん」
色々と見ているとすでに夕方になっていて
「早いな。つーか大分買ったな」
「まぁ、中々海外に来ない修ちゃんへのお土産が半分かな」
「おいおい。先輩じゃねーのかよ」
「お兄ちゃんにも買ってあるけど」
お兄ちゃんが使うのあまり見た事無いんだよなぁ。なんて思っていると
「先輩ならお前から貰えるもん嬉しいだろうよ」
「だといいな」
