ラグジュアリーなひと時を
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育人君は、マナーや所作でだ真似部分はその場である程度直せるようにすぐにダメ出しをしてきてくれる。来た当時は何を言われているか分からなくて、サボったりすることも多くあったけど、育人君も同じようにしてくれるうちに自分と育人君の所作の違うところを見分けられるようにしてくれている。
「今日はもう自由にしていいって言われたから自由だけど、明日も明後日もってなると疲れちゃう」
「そうかよ」
どこでお昼寝しよう。昨日は屋上で日向ぼっこしながら寝たけど、閉められるような空間は苦手だし
お兄ちゃんも修ちゃんも既にコートに行ってしまっている
「図書室なら誰かいるかも」
「好きにしていいと言ったでしょう」
「うん。図書室に行って来る」
育人君から離れて図書室に行くと
「テーブルマナーにもいろいろあるがな」
っていう柳君の声が聞こえてきて
「それを言ったらキリがないさ」
何時の間にかあたしの隣にあくと君がいて
「やはりここか」
「あくと先輩」
「越知」
「名前でいいよ。お兄ちゃんも帰って来てるし越知が2人もいるんだから」
「そうか」
「夢姫はマナー講習の話を聞いてはいなかったようだが、あくと兄さんは聞いたんですね」
「ご名答。お前たちなら実地研修の前に予習をしようと考えるだろうからな。俺の時もそうした」
「似た者同士という事ですか」
「あぁ。だが夢姫は別だぞ?ちゃんとマナー講習をマンツーマンで受けている」
「ほう」
「そう言えば午前中に君島先輩とそんな話をしていたな」
「うん。今の今まで育人君とマナー講習してた」
「という事は夢姫も含めた大人組はすでに実地研修を終えているんですね」
「そうだな。すでに海外遠征もしている身だ。何か聞きたいことでもあるのかな」
「それが、まだ行き先を知らされていないんです」
「ドレスコードがあるようなので高級レストランと予測はつけているのですが」
「確かに、どういったレストランかでマナーは変わってくるかもしれないな」
なんて言っている所を見ると大人組ですら知らされていないのだろう
「夢姫の場合はドレスコートも確りするように言われているんだろう?」
「制服でもいいとは言われたけど、一応持って行くつもり」
「そうか。だが、知らされていないならそこに意味があるんだろう。俺から言うのはやめておくよ」
「そこに意味が?」
「ああ。行ってからのお楽しみという事だ。それと夢姫はドレスを着用してくることだ」
ドレスを着用…という事は
「育人君も正装でくるってこと?」
「あぁ」
「分かった」
ドレスにヒールのある靴と支度するものはたくさんあって面倒なんだけどなぁ
==
翌日学生たちはバスに乗り込ませてあたしは育人君と同じ車に乗り込むこと数分
付いたホテルで先に学生たちが付いていて
入り口でガヤガヤしている中着いたあたし達
ガチャリとドアを開けてくれた育人君に手を差し出されるとそれを取ったあたし
「なっ…」
「おいおい」
「あれって君様だろぃ」
「隣の女って誰だ」
「金ちゃん、跳ねたらアカンて」
「そうですよ。こういった場所では跳ねたり走ったりする行為はNGです」
「ワシら、場違いちゃうやろか」
「師範は威厳あるから大丈夫やと思いますよ。師範は」
「所で先輩の隣にいる女性は」
「なんだ、気づいていないのですか。同じ学校に通っているでしょうに」
「「同じ学校?」」
「夢姫ですよ。緊張で若干固まっていますが」
「マジ!?」
「全然緊張しているように見えないな」
「あぁ」
そう見えているのが不思議でしょうがない
「それでは、1時間後にレストラン前に集合してください」
コーチの言葉の通りホテルロビーのソファーに座ると
「育人君」
「なんでしょう?」
「自由にしてていいなら本読んでても構わない?」
「えぇ。構いませんよ」
お気に入りの本をバックから取り出すと
「相変わらずその本がお好きですね」
「うん」
本を読んでいるときだった
「“すいません”」
「何でしょう?」
「“上に行きたいのですが”」
「おや、そうでしたか」
育人君が海外の人を相手に英語で受け流していて
「“アリガトウゴザイマス”」
と行ってしまった海外の人
「やっぱり育人君はすごいよね」
「ん?」
「あたしは苦手だから頭の中でごちゃごちゃになっちゃう」
「あぁ、夢姫は英会話苦手でしたね。因みに外国語のほぼすべてが苦手でしょう」
「苦手」
そろそろ、というタイミングで
「レストラン集合前にお手洗い行って来るね」
「えぇ。なるべく遅くならないように」
「はぁい」
ソファーから立ち上がると、小走りでお手洗いに向かったあたしは用を済まて育人君の方へ戻ると
「では行きましょうか」
「はい」
