おでかけ in ハワイ
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「ねぇねぇ夢姫~」
「亮君?それにがっ君にジロ君までここで一緒に居るのって珍しいね」
「まぁな」
「じゃなくて」
じゃなくて?
「跡部の視察でハワイに行くんだけどよ」
「へぇ。気を付けて行ってらっしゃい」
「行ってらっしゃい。じゃねーよ」
「ふーん…」
ん…?
「跡部がお前も連れて行くって言ってんだよ」
「何で?」
「そりゃあお前青学の奴等と一緒に出掛けただろうが」
「そうだね」
青学の皆と遊園地に出かけたのは先月だ
「跡部が青学の奴等がお前と仲良くなってんのに俺達とは変わらねぇのが嫌なんだと」
「へぇ」
「だからお前もハワイに一緒に行くんだよ」
「やだよ。面倒くさい」
「面倒くせーってなんだよ。たまには俺達と一緒に出掛けようぜ?」
たまには…って
「何を寄ってたかっている」
「先輩」
「お兄ちゃん」
「珍しいな。お前が詰め寄られるのは」
「まぁ、跡部君がハワイになんかの視察に行くらしいんだけどあたしも一緒に連れて行くって」
「そうか」
「その理由が青学の皆と一緒に出掛けたのにって」
「成程な。確かにハワイとなってしまえば何かあっても俺達も簡単には迎えに行くことも出来ないからな」
「うん」
「夢姫がここまで悩んでいるとはな」
「あたし的には行きたくないんだけど。氷帝でされた事もあるし。でも今の氷帝の皆がそう言うことをするかしないかなんて分からないけど、亮君達がしない事は知ってるんだけど」
「行ってこい。行って自分で確かめるのも1つの手段だろ」
「でも…」
「もし駄目だと思うならそこで帰って来るのもありだろう」
そっか
「亮」
「先輩?」
「夢姫に無理も無茶もさせるなよ」
「はい」
あ…もう行く感じにされちゃった
なんて思った翌週
「眩しー!あっちー!」
「確かにあっつい…」
「ハワイやからなぁ。しっかし乗り気ないなぁ姫さんは」
「こちらが日陰になっているので…どうぞ」
「あんがと。樺ちゃん」
「夢姫さんも」
「あ、ありがとうございます」
日陰に入ると
「日陰でもあっつい…」
「だろうな。あんまのんびりしてんなよジロー。すぐ事務に移動するんだからな」
「わかってるC~」
「亮君」
「あ?なんだよ夢姫」
「ジムってなに」
「スポーツジムだ」
「うちで経営しているスポーツジムの系列店が新規オープンする予定でな。そのジムには様々なアスリートの要望を取り入れたスペシャルなトレーニングマシーンを導入しているんだが
どうやらモニターが不足しているらしい。俺も意見をした1人として気にはなっていた」
「モニターを兼ねた視察ってことかぁ」
「あぁ。越知の家だって」
「うちはそういうのじゃないからなぁ」
「長太郎もスペシャルっていう言葉が気になるみたいでな」
そうなんだ
「んで俺達もって思ってたら元々連れて行く予定だったらしい。それに夢姫もって思ってたらしい」
「え?」
「お前だって今は立海だろうが元々は氷帝だろうが」
「そうだけど…」
「んで距離を縮めるには絶好のチャンスだと思ったらしい」
「なんで」
「お前、先輩たちのマネージャーもしてんだろうが」
「そんな難しくなければ」
「モニターの記録をして欲しいんだよ」
「記録かぁ」
「いいか?」
「分かった」
暑すぎて何処かに入って涼みたい…
「でも本当に日差しが強いな。サングラスをかけた方がいいかもしれないね」
「ウス」
「それにしてもハワイに行くて聞いてからあっちゅう間やったわ」
「跡部の奴いつの間にかコーチ達からしっかり許可取ってたしな」
「其れだけやないやろ」
「あぁ。先輩からも許可を得ているからな。だけどよ夢姫」
「んー?」
「ちゃんと水分とっておけよ」
「うん」
「トレーニングマシーンについてのレポートをみんなで提出する約束なんだっけ。なんでレポートなの」
「使用感やらを知りたいらしいわ。特に拓殖コーチが興味を持っとったって聞いたで」
「拓殖コーチは体力強化を目的とするサーキットコーチだからねぇ」
「そういや姫さんは」
「あたし姫って柄じゃないんだけど」
「だろうな」
「そうなんですか?」
「せやかて先輩と同じ苗字じゃどうあがいても姫さんは姫さんになってまうわ」
あー…なるほどね。青学の皆とは真逆のタイプなんだろう
「ですが宍戸さんやジロー先輩、向日先輩は名前で呼んでいますよね」
あたしたちで顔を見合わせていると
「そりゃ」
「俺達3人と夢姫は幼なじみだからな」
「は?」
「幼なじみなんか」
「まぁ氷帝に通えてなかったしあたしが氷帝に在籍してたって知っている人たちの方が少ないよ」
「誰が知ってるんですか?」
「お兄ちゃん以外で誰だと思います?」
「俺達も今知ったし」
「今の中高生で知っているのはいるんですか?」
「1人だけ」
「え?」
「でも大人組になったら4人かな」
「えぇ!?」
「でもまぁ1人は良くあたしが一緒にいるから分かるよ」
「お前が良く一緒にいる大人組の人って」
「種ヶ島って先輩だろ」
「そう修ちゃん。修ちゃんと同時に知られたのはカナ君」
「マジ?」
「本当」
「何を話していやがる」
「姫さんの話や」
「へぇ」
「跡部先輩以外で姫さんが誰が氷帝に在籍していたか分かる奴って」
「しらねぇな」
「だろうね」
「宍戸達は知らねぇのかよ」
「知らねぇよ」
「知ってるのは数知れてるよ」
「え?」
「さっき言った修ちゃんは当たり。同じ学校だったカナ君、立海のサブちゃん。それと育人君だよ」
「は?」
「でも育人君に関しては合宿所に来てから出会ったけどね」
「まじかよ」
「本当。修ちゃんの洞察力には敵わないよ」
「へぇ」
なんて言ってるけど
「でもそれよりもあたしはこの人数に驚いたんだけど」
「まぁ氷帝学園テニス部部員全員とは思いませんでしたよ」
「夢姫?大丈夫かよ」
「大丈夫じゃない」
お兄ちゃんがこの人数居るって知ってたらきっと合宿所に居させてくれただろう
「監督の協力があったとはいえこれだけの手配はきっと大変でしたよね」
「跡部はそんな様子を全然見せなかったけどな。チッ気に食わねーが、そういう所は認めざるを得ないと言うか」
「強引やけどそれが出来るからこその跡部やろうしなぁ」
「流石…跡部さんです」
「うぅ…やっぱ、帰りたい」
「我慢しろよ夢姫」
育人君でも来てくれないかな…
「姫さんホームシックかいな」
「姫って柄じゃないから。夢姫でいいよ」
「ですが」
「夢姫が良いってんならいいんじゃね」
「だな」
「これからジムの方に移動する。荷物を持ってバスに乗り込め!」
「移動だって!どんなトレーニングマシーンなんだろ。楽しみだね樺ちゃん」
「ウス」
「ほな、俺らもバスの方に行こか」
ジムのモニターを終わらせて何処に行こうかって話になったんだけど
「悪いな」
「え?あー…うん。大丈夫」
「モニターをあいつ等にさせてお前がレポートをまとめてくれるとは思わなかった」
「あたしもこんな役割をさせられるとは思わなかった」
「だろうな」
話ながら歩いていると
「みんなー、お待たせー!」
「さっそく出かけるぞ」
「跡部さんたちが来ましたね」
「ほな、行こか」
「楽しみだね日吉」
「そうだな」
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