Chocolate
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
バレンタイン当日
「相変わらず早いな夢姫」
「おはよう、ほー君」
「あぁ。あいつ等には渡して来たのか」
「お兄ちゃんと修ちゃんには今渡して来たの」
「ほう、じゃあその残りの1つは」
「今から渡してくる。受け取ってくれるかは分からないけど」
「そうか」
雅君の部屋に行くと
「あ、夢姫さん」
「雅君って…」
「まだ寝ていますが…」
そっか。まだ寝てるんだ?
「ちょっとだけお邪魔してもいい?」
「構いません。部屋から出ているので」
そんな気にしなくてもいいのに
雅君の寝ているベッドの端っこにチョコを置くと
「寝込みを襲いに来たんか夢姫」
「ち、ちが…っ」
「冗談じゃ。これじゃろ」
端っこに置いたチョコを持っていて
「う…」
「柳の言う事は本当じゃったしのう」
「レン君?」
「俺の所にくる確率が100%じゃと言い切ったぜよ。ただ大人組には誰を渡すかまでは知らんがのう」
「もう渡して来たよ。最後は雅君。甘いの苦手そうだからそんなに甘くはしてないけど」
「其れは良かったぜよ。じゃが無暗に男の部屋に入るもんじゃない」
「え?」
雅君曰く普段は下の段ではなく上の段を使っているようで
「夢姫が来るって言うから下の段で横になってただけじゃ」
「うぅ…」
「まさか寝てる所に来るとは想定外じゃったき」
雅君に引っ張られてベッドに入り込むと後ろから抱きかかえられていて
「あ、あの」
「大丈夫じゃ。立海の奴等は知っとる。お前さんが俺の所にしか持って来ん事もお前さんが今は俺の所に居る事も」
なぁ!?
「因みに」
「ちなみに?」
「先輩も知っておることぜよ」
先輩も知ってる?
「お前さんの兄貴じゃ」
「な!?」
さっき渡した時に何も言わなかったくせに!!
「さて、着替えるかの」
「あ、じゃあ」
出てくって言おうとしたのに
バサバサと脱いだ服をあたしに投げてきた雅君は
あっと言う間にジャージに着替えていて
「もうっ」
「見せるわけないじゃろ」
「だから出るって言ったじゃん!」
「そう怒りなさんな」
真s君と一緒に部屋から出ると
「本当に仁王と一緒にいたようだね」
「放してくれなかったのは雅君だもん」
「へぇ」
「言っただろう仁王。夢姫はお前の部屋に行くと」
「まさか本当に来るとはのう。じゃあ貰うもんはしっかりと貰ったぜよ」
そう言った雅君の言葉に中高生達は驚きを隠せていなかったようで
「マジで」
「仁王かよ」
「夢姫、考え直せ。仁王なんて何考えてるか分からねーじゃねぇか」
まあそれはそうなんだけど
「酷い言い様じゃの宍戸」
「お前に夢姫は」
「貰ったもん勝ちじゃろ」
「せやなぁ。せやけど夢姫の1番は仁王ちゃんやないで」
「そうだな」
「先輩たちまで」
「修ちゃん」
「おはようさん」
「おはよう」
「その1番じゃないっていうのは」
「夢姫の手作りチョコは毎年いっちゃん最初に貰うんはツッキーやろ。その次は俺や」
「マジかよ」
「美味かったで夢姫」
「それはよかった。初めて作ったんだよね。ボンボンチョコ」
「あない難しいもんじゃなくても美味いんやから」
「修ちゃんだけだもん。そう言ってくれるの」
「そんじゃ、3月は楽しみにしとき」
「うん」
修ちゃんが離れて行くと
「お前相変わらず先輩には渡してるのかよ」
「当然でしょう?なんなら修ちゃん以外にも義理でもチョコは渡してあるけどね」
「嘘だろ」
「本当」
「そうそう、今日の皆の練習相手も大人組の皆だからね?」
そう言ったのに
「あの先輩と試合はしたくねぇんだよな」
「同感じゃけ」
外に出ると
「さむ」
「寒いのう」
後ろからばさりとかけられた上着は
「お兄ちゃん」
「風邪を引く前に着ておけ」
「ありがとう」
その後世間はバレンタインだというのに試合を申し込まれていたのは大人組は修ちゃんが、中高生達は雅君が多かったのは言うまでもない
4/4ページ
