カフェdeリラックス
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「あ、修ちゃん見て」
「お、もう蕾が出とるんやな。咲きはじめたらあっと言う間やろ」
「かなぁ」
なんて話をしているとお兄ちゃんとサブちゃんも出て来ていて
「まだ行っていなかったのか」
「のんびり散歩しながらデートもいいでしょ?」
「そうか」
「あ、先輩達に夢姫。おはようございます」
「おはよーございます」
「先輩達はこれからお出かけですか?」
「せやで。皆はトレーニング中なん?」
「向こうから走ってきたようだが」
「はい。ジョギングコースを1周走って来たところです」
「早速、スタミナを鍛えるべく、ということか」
「やっぱり気になった今の内から鍛えておかないとって思ったんです」
「でも息抜きはちゃんとしてね」
「あぁ。先輩がアドバイスしてくれたように息抜きもちゃんとしますから、心配ありませんよ」
「そうか」
「それならいいんだ」
「夢姫の事や、明日のドリンクはもう作ってあるんやろ?」
「うん。もし必要なら飲んで構わないよ?レストランのシェフにあたしが良いって言ったって言ってくれれば出してくれるから」
「そうか」
「助かるよ」
「どういたしまして」
「自分と真面目に向き合って、努力することはいい事だ。無茶だけはするな」
「はい!ありがとうございます」
「ほな、夢姫行こか」
「はーい、お兄ちゃんサブちゃん。行ってきます」
「あぁ」
「気ぃつけて」
「うん」
合宿所をでて修ちゃんと歩いていると、後ろから走ってきたらしいお兄ちゃんとサブちゃん、それと亮君達に追い抜かれていて
「なんや、随分と走り込んどるな」
「だねぇ」
なんて思いながらも商店街に入ると
「お疲れさん!」
「最後、体力が減った状態であのスピードによくついてきた」
「お兄ちゃん達も走り込んだのはびっくりだったけどね」
「せやな、夢姫も一瞬固まってたで」
「そうか」
一瞬マラソンでも始めるのかと思ったくらいだ
「でも先輩達にそう言ってもらえると自信につながりますね」
「俺らとのジョギングは一旦終了やな。ゆっくり息整えるとええよ。じゃ、ツキさん、俺らは用事を済ませに行きますか」」
「そうだな」
「じゃ、ここから夢姫とデートでもするか」
「は!?」
「「デェト!?」」
うるさ
「もともと夢姫と俺は商店街でデートすんのは大分前から決めとったけどな」
「そうなんですね」
「俺達はいくつか買い出しもあるんだが、元々は最近できたというカフェに行くためだ」
「あ、白石が勧めてたカフェですよね。そういや行くって昨日言ってましたっけ」
「メニューがえらい美味かったそうなんや。調べたら、パンケーキとか野菜のグリルプレートとかも人気らしいで」
へぇ、そうなんだ
「夢姫の好きなパンケーキもありそうやんな」
「あるかな」
「ま、昼に行けばええやろ。それまでは散策と行こか」
「うん」
お兄ちゃん達は大石君達と何かを話していて
「お前たちもカフェに行くなら1時間半後に落ち合うが」
修ちゃんと顔を見合わせると
「ええよ。ほな1時間半後な」
あ、いいんだ。なんて思っていると
「カフェでゆっくりした後にまた散策するんも悪くないやろ」
「だね」
分かったとお兄ちゃんに返事を返すと、待って居ると返してきてくれて
「あ、可愛い」
「ほな、ちょっと中覗いて行こか」
「いいの?」
「かまへん」
中に入ると中にも可愛い雑貨がたくさん置いてあって
「こらまた沢山置いてあんなぁ夢姫の好きそうなもんが」
「だねぇ」
「そういや夢姫」
「んー?」
「俺らがトレーニングや練習しとる時、だれの飲みもん飲んでるん?」
「お兄ちゃんの」
やっぱりか。と言った顔をした修ちゃんに
「自分の飲みもん入れる奴くらい」
「うん。今日買おうと思ってて、というよりも最初U-25にお兄ちゃん達がいるとは思ってなかったから」
「そのままもらうつもりやったんか」
「そう言うこと」
雑貨屋さんを出て違うお店を見て歩いてる時に
「それじゃ、店で会うかもしれないね」
なんて声が聞こえてきて
「ん?」
「夢姫に種ヶ島先輩だね」
「皆も出て来てたんだ」
「あぁ」
少し遠くで泣いている声が聞こえてきて
「どうかしたんですか?」
「近くで泣き声の様なものが聞こえないか?」
「ホントだ。もしかしてあのベンチに座ってる男の子かな」
「1人みたいだね」
「せやな」
「なんや心配やな。ちょっと声かけてみよか」
ベンチにいる男の子に声をかけると
「インコが逃げちゃった」
「「インコ?」」
「うん。公園で飼ってるんだけど」
公園で飼ってるならなんの問題もないんじゃ…
「ま、捕まえたいんやったら探したるよ」
「いいの?」
「修ちゃんまで」
「夢姫は俺と一緒に神社の方な」
面倒…なんて思いながらも修ちゃんと一緒に神社の方に行くと
「毛利もおんな」
「だねぇ」
というよりも
「不二君も一緒だね」
「四天宝寺の白石も金色もおるな」
「だね」
「お、修さんに夢姫まで」
「あれ?サブちゃん、お兄ちゃんは?」
「合流するはずの高校生と中学生を待っとる」
あ、そうなんだ
「そう言えば、他の皆は?」
「連絡はしたんですけど、まだ来てないですね」
まだ来ていない?
「皆、別々の場所で探してたり、聞きこんだりしてますから、こっちに来るのに時間がかかっているのかもしれません」
「飼い主の男の子も一緒かと思うとったけど」
「それなら英二達が付き添ってる。少しは落ち着いたみたいだよ」
「そっか」
見つけたインコをサブちゃんが捕まえようとしているにもかかわらず逃げられては捕まえようとしての繰り返しをしていて
「種ヶ島、毛利、夢姫」
「ツッキー」
「お兄ちゃん」
「あ、ツキさん」
「中学生と高校生と合流してきた」
「俺達もインコの話、先輩から聞きました。それで、ここに来るまでにペットショップに寄って来たんです」
「「ペットショップ?」」
「なるほどな。インコは空を飛び回るから、簡単には捕まえられへんと思うたんやろ」
「はい。だから」
「店でインコ用のエサを買って来た。これが役に立つと良いんだが」
