国際スポーツ交流大会?
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ある程度の混雑も解消されてきて、楽器の音色が聞こえてきている所を見ると
「マーチングは予定通り開催したようだな」
「そうみたいだね」
「にしても最初はあの混雑で出来ないかも。なんて言われてたのにね」
「これだけのボランティアが出ていて、開催できない、なんてことはまずはあり得ないだろう。氷帝の学生が多く見られている。恐らく」
「跡部君がこっちに呼んでたのかもしれないね」
「あぁ」
お昼前になると、立海の皆も揃って来ていて
「交代で食べていいよ?皆中身一緒だからどれをとっても同じだよ」
「よっしゃ!」
「だが少し多い気もするが」
そんなことはないと思うけど
「だがあれだけ動いた後だと丁度いいかもしれないな」
「じゃな」
レン君がブンちゃんと雅君
弦君が比呂君とジャッカル君をつれて交代で行くことになり
先に弦君たちが食事をするようだ
「1時間ずつの交代でいいな」
「そうだな」
「俺も演奏聞きに行きたかったぜぃ」
「今は落ち着いてるから訊きに行って来ても全然いいよ?」
「マジ!?」
「嘘は言わないよ」
「よっしゃ!じゃ、俺は演奏を聞きに行って来るな!」
「気を付けてね」
「おう!」
なんて話をしていると
千石君たちのマーチングを見にスカイデッキの方にもお客さんは大勢来ていると戻ってきたブンちゃんが戻って来て早々にそう言って来ていて
「ではこの後の混雑も予想されるわけだな」
「だな」
「後は大会の方があるのか」
「そうだね。寧ろそっちで混雑しそうだね」
「だな」
「レン君達も試合を見に行くんでしょ?」
「その予定をしている。勿論精市や赤也も一緒だ」
「そっか」
「お前は」
「此れがあるから見には行けないけど」
「そうだな」
「レン君達もお弁当食べちゃえば?」
「だが」
「大丈夫だよ」
前から来ている人影は見慣れている人影で
「待たせたな」
「待ってないから大丈夫だよ」
修ちゃんと竜君が合流してくれて
「ツッキーからの伝言や」
「お兄ちゃんから?」
「せや。試合までに弁当を売り切れって事や」
そんな無茶な
「んでどうせ余るやろ」
「かも知れない。でも関西系のお弁当は人気でもうあとこれしか残ってないんだよ」
そう関西系のお弁当は残り2コ。関東系のお弁当はまだ多少残っている
「夢姫」
「んー?」
「手ぇ出し」
そんな事を言うもんだから素直に手を出すと2コ分のお弁当代をくれて
「え?」
「俺と奏多の分や」
「そうだな。折角夢姫が作ったんだ。買ってやるか」
竜君もお弁当を買ってくれるとは思わなくてびっくりしていると
「本当にお弁当を売っていたんだね夢姫ちゃん」
「お疲れ様。見には行けなかったけど演奏は聞こえてたよ」
「そっか」
「後のお弁当は其れだけですか」
「そうだけど」
「じゃ、お弁当を売るのに声かけて来るよ」
「でも」
演奏で疲れている筈なのに。交流試合はこの合宿所にいる選手も出ることにはなっている
「気にしないで。僕たちも気にはなっているんだ」
キニハナッテイル?なんで気になるの?
「夢姫ちゃんは不思議そうだね。滅多に食べられない夢姫ちゃんの手作りのお弁当だなんて食べたいに決まって居るじゃないか」
あー…そういうこと
「交流試合は別日でしょう?」
「そうだね」
「交流試合の日は合宿所のスタッフも来てくれるから大丈夫だと思うけど、お弁当は合宿所からでる選手には作るよ」
「ほう」
「其れはいい事を聞いたぜ」
「そうだなぁ。まさか僕たちにも」
「勿論作るよ。今日のお弁当とは全く違うちゃんと栄養も考えたお弁当をね」
「マジっすか」
「本当」
その為に修ちゃんに頼んでおいて良かったと思っているけど
==
国際スポーツ交流試合当日
選手たちの試合が始まる前に食べている人たちもいるが
「まさか観客には立ったままでも食べられるようにお握りとかまで用意してあったとは」
「串を使ったりするのもいいと思ったけど、荷物にもなるし、邪魔だし、で考えたらお握りが無難かなって」
「だな」
跡部君とせーちゃんと一緒にコートの中に入ると
「おや、何の話だい?」
「先ほどの試合の話だ。お前たちも見ていたのか」
「ああ、ちょうど見てたぜ。ちょうど居合わせた幸村と一緒にな」
「観客席に居るって言うのに、跡部がインサイトで選手の弱点を探り始めた時は驚いたよ」
そんなことしてたんだ
「あれだけ身体能力に弱点を抱えながらもそれをカバーするだけの技の秘訣がどこにあるのか、気になっただけだ」
「それで?その秘訣は分かったのかい?」
「…フン、そう簡単に分かったら苦労はしねーよ」
「そう言えば」
「なんだ?」
「なんで皆歩く歩幅が一緒なの」
「本当だ。マーチングの名残かな」
「連日練習漬けだったからな」
「いずれはこの癖も抜けちまうだろうがしばらくはいい思い出になりそうだぜ
そうだ…マーチングの話だが、うちのカメラクラブの部員に頼んで各所から写真を撮らせてたんだ。いい写真が撮れてるはずだから後で全員に共有してやるよ」
「それは楽しみだな。俺達はどんな風に見えていたんだろうね」
「さぁ」
「さぁ…って」
「だってあたし見ていないもの。ただ、演奏も歌も確りと聞こえてたよ」
「そうかよ」
「んで?弁当は如何だったんだよ」
「全部売り切ったよ?」
関西風のお弁当は修ちゃんとカナ君の手中に入っちゃったけど
「そう言えば、関西風のお弁当だけやけに早く無くなってませんでした?」
「だろうね。関西とはいっても味付けが様々だしどうしようかと思ったけどね」
「へぇ、俺も食べて見たかったっす」
「なんで青学の皆はそんなにあたしが作ったものを食べたがるのかが不思議でしょうがないけど」
「あーん?何言ってやがる。氷帝だってそれは同じことだ」
あ、そうなんだ
「じゃあ、夕飯は関西風のおかずにしようか」
「まじっすか?」
「本当」
暫くは京野菜も届くだろうし、修ちゃんの好きな京野菜の料理も作れるかな
「夢姫の場合、修さんに作りたいだけだろう」
「え?」
「嘘」
「何だと?」
「そういうカナ君だって絶賛してたってちゃんと報告上がって来てるからね」
「まぁね。仕方がないじゃない」
「そうだね。4年も地元の野菜なんて食べてないんだから」
「だから修ちゃんを使ったんだから」
「そういう所は流石だね」
「でしょ?でも暫くはまだ届くと思うから京野菜も沢山食べられるようにしているけど」
「それは楽しみにしているよ」
フフと笑ってから行ってしまったカナ君を見ていると
「ねぇ」
「んー?」
横を見ると途中で合流したのであろう不二君もそこにはいて
「入江先輩に言っていた今の発言は如何いう事かな」
「それに先輩を使うなんていい度胸だよね」
なんだろう2人から同じ気配を感じていて
「あのね。修ちゃんとカナ君は同じ京都の出身で、同じ中学高校の出だよ。それと修ちゃんを使ったのは今日の朝も出してたけど、京野菜の仕入れのためだからね?」
「へ?」
「京野菜の仕入れ?」
「そう。修ちゃんのお父さんが料亭とかに色々と顔が聞いてね。修ちゃんも同じように京都の料亭に広く顔が聞くんだよ。だからお願いをして合宿所に送ってもらうように頼んでるの。まぁ、4年も京野菜を仕入れなかったのはこんなスポーツの交流会なんて今までしてこなかったのもあるけど、そもそもがこんな沢山必要なんてなかったし」
「マジかよ」
「本当」
