国際スポーツ交流大会?
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数日後、合宿所の体育館ではマーチングに出る選手たちが通しで練習をしていて
「やぁ夢姫ちゃん」
「珍しいな」
「この時間に居るのは」
「そうでもないよ。でもお疲れ様のようだね」
「あぁ。集中が切れて来てるみたいだ。1度休憩をしてもう1度最初から通しでやるか」
「それがいいだろう。ここの動きは何度か反復して、体に覚え込ませた方が良いと思っていた所だ」
クスクスと笑っていると
「何だよ?」
「じゃあ、皆にこれ」
そうあたしが出したのはデトックスウォーターで
「蜂蜜入りか」
「うんそう。楽器を演奏するし喉も使うだろうから」
「助かる」
「どういたしまして」
「当日はお弁当作りで忙しいんだろう?」
「まぁ、そうだね」
「若が悪かったな」
「え?」
「あの日止めなかった俺にも責任が」
「跡部君には無いでしょう?後輩だからと言って何でもかんでも跡部君が謝る必要なんてないじゃない。あぁ言って来たのは日吉君で亮君があたしが年上だと言っても強く出て来たのは紛れもない日吉君」
「だが最近は栄養が偏って来たと本人も言っていたな」
「でしょうね。シェフが毎日作って居ても栄養は偏って行く。それは同じようなメニューが続くんだからそうなるでしょうね
あたしも言ったし竜君も修ちゃんもあたしが女だからと甘く見ていると痛い目に遭うと前もって言っていたのに変わらずあの態度のままであれば作りたくなんてないわ」
「なるほど。僕たちと日吉だけが違うメニューを食べていたのはそういう理由だったのか」
「そう、でもちゃんと1度だけチャンスは与えたつもりだったけどね」
「何?」
「竜君が言ったでしょう?1回くらいは見逃す。あれは1回だけは見逃してやれ、ただし次はないという事だから」
「良かったよ、青学の中に変な事を言う人間がいなくて」
「後輩の育成が上手なのは青学と立海。後は四天宝寺かな」
「へぇ」
「今回は、って言うよりも日吉君だけが悪いだけで他の人たちは何も悪くないから日吉君だけ作ってないだけ。跡部君や忍足君たちが気にすることは何もないよ」
「そうか」
時計を見るとそろそろお昼にも近いようで
「皆はここで練習するんでしょう?」
「あぁ」
「お弁当作ってきてあげるよ。当日出すお弁当と同じ中身のね」
「へえ」
「それは楽しみだな」
「楽しみにしてて。関西風のお弁当作ってきてあげる」
「「関西風?」」
じゃあ、と言って体育館から出る時だった
「夢姫」
「せーちゃん?」
「悪いんだけど、赤也たちにも作って来てくれないか?」
「??いいけど」
「悪いね」
赤也君たちと言う事はリョーマ君達にも作って来いという事で
「じゃあ、待っててね」
「あぁ」
体育館からレストランに入ると
「お、夢姫やん」
「本当だな」
「お疲れ様。飾りつけも終わったんだね」
「あぁ」
「お前だ弁当を作るのに俺達が何もしねーのはな」
「流石にな」
「そっか。休息だと思えばよかったのに」
「そうも言ってられねぇだろ」
「そっか」
キッチンの中に入ると京野菜を使ったお弁当を作ると
「また随分と凄い量だな」
「マーチングの練習隊に」
「なるほどな。だが」
「大丈夫だよ。せーちゃんもいるし、あの人たちは捨てないと分かってるし」
「そうか」
タッパに詰めていくと
「余ったのは皆のお昼ご飯ね!」
「気が利くな」
「もうじきだってのに」
「だからじゃない。京野菜は調理法が難しいんだって修ちゃんが教えてくれたけど」
「そうか」
体育館に戻ると皆練習をしていてそれを見ていたあたし
一通りの練習が終わったころ
「来ていたなら声を掛ければよかったでしょうに」
「練習してるのに声はかけないよ。それとお弁当と」
ポットにはお味噌汁と水分があって
「悪いな」
「ううん」
お弁当を開けると
「これが関西風?」
「普通の」
「この野菜は全部、京野菜だよ」
「マジか」
「だから京都の味付けになってるの。修ちゃんとカナ君のお墨付きだから大丈夫だと思うけど」
「そうなんだ」
「今回のマーチング審査員が空港に来ている人たち何だって聞いたけど」
「あぁ、空港にいる人たちや観光客になるらしいですね」
そうなんだ
「何よりも奏者が楽しんでいる姿を見せるのが成功への鍵なんでしょう」
「確かにその通りだ。まずは俺達が楽しまなければな」
お昼ご飯を食べながら話を聞いていると
「大変そうだね。また3時に見に来る」
「平気なのかい?」
「そうだな。いつも昼間は寝ているだろう」
「大丈夫。これで1度お兄ちゃんの部屋に行って休むよ。この時間ならお兄ちゃんも読書してる時間だし」
「そうか」
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翌朝、マーチングの人たちは本番さながらの練習をすると言って合宿所を出て行っていて
「夢姫」
「修ちゃん?」
「大丈夫かいな。これやり切ったら少し休憩せぇよ」
「はーい」
お弁当に使う材料を全てきり終って、下ごしらえが終わってしまえばあたしは自由時間だ
