おでかけ in 遊園地
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「おはよう。早いな」
「早く目が覚めちゃって。遠足前症候群かな」
「おはようございます…」
「眠そうだな。越知」
「まだ眠いんです…」
「本当に朝は弱いんだね」
「言ったでしょう?」
「ちゃんと睡眠は取ったのか?」
「それはバッチリ。待ちきれなくて早く来ただけだよ。でも夢姫ちゃんは」
「どれだけ寝ても朝は駄目なんです…」
「あらら」
目を擦っていると
「目は擦らない方がいいよ」
「うぅ~まだ寝てたい…」
「おっはよーん。外、すっごい晴れてんね!」
「急に元気になったな英二。ついさっきまで眠そうにしてたのに」
「あー言うなよ~。だっていつもならまだ寝てる時間じゃん」
「はは、ごめんごめん。でも越知さんは眠そうだね」
「彼女朝は弱いって言ってたんだけど、本当みたいでね。まだ眠いんだって」
「寝てたい…」
出来る事なら修ちゃんの部屋に潜り込むかお兄ちゃんの部屋に潜り込むか
「諦めんせーね夢姫」
「おはようございます。毛利先輩」
「おはようさん。遊園地行くんやって?」
「はい。少しでも長く遊園地で遊ぶためには早朝の出発もやむを得ないだろうと」
「せやね。夢姫」
「んー…」
苦笑いをしたサブちゃんに
「ツキさんと修さんからの伝言や」
「なーに?」
「今度の遠征には連れて行くからリフレッシュして来いやってさ」
サブちゃんの言葉に目が覚めたあたしに
「修ちゃんも行くんだ?」
「あぁ。せやからその前にちゃんと息抜きだけはしとき」
「そうする」
「夢姫ちゃん目が覚めたみたいだね」
「まぁ夢姫を起こすための一種の鍵のようなもんやね。これが駄目ならホンマに寝てしまうからなぁ」
「へぇ」
「あ、桃と海堂も来たみたい」
他の青学の皆も揃って来て
「部屋の皆を起こさないよう準備するの大変だったよ」
「ほとんどがまだ寝ている時間だからな。俺は部屋を出る間際、観月に咳払いをされてしまった」
「全く気付かれずに出てくるのは至難の技じゃないか」
「部屋の皆にはお土産買ってこうよ」
「そうだね。俺も何か買って帰ろう」
「そう言えば斎藤コーチに外出の許可を取った際にお土産は気にするなと言われたが」
「冗談の確率100%だが」
「大丈夫ですよ。コーチにはあたしから渡すのでお気になさらず」
「だがあえて渡して驚かせるのも一興だな」
「あれ?」
キョロキョロとしている河村君に
「もう時間だけど」
「越前がまだ来ていないな」
「遅いな。また遅刻か」
「しょうがないな越前の奴」
「バス1本遅れそうだね」
「あ、来た!」
越前君が来た後
「お兄ちゃん」
「気を付けて行ってこい」
「うん。行って来るね」
「せやな。俺達は夢姫が元気に帰ってきたらそれだけで十分や」
「そうだな」
合宿所を出て時間通りのバスに乗り込むと
「お兄さんたちは優しいね夢姫ちゃん」
「そうだね。喧嘩もしたこともないし怒られた記憶もあんまりない」
「へぇ」
「それはまた」
着いた先は4年前修ちゃんと一緒に来た遊園地で
「まだこの遊園地あったんだ」
「まだ?」
「4年前にここの遊園地に連れてきて貰ったから」
「それはまた」
「でもこの前も行って来たって」
「それはまた別の遊園地。大阪の方の遊園地だから」
「随分と遠くの」
「だって遠征の帰りだもの」
「成程」
「先輩達はそうして距離を縮めて来ていたのかもしれないな」
「だね」
「でも行く先輩って」
「4年前にここにつれて来たのは修ちゃん。この間行った大阪の遊園地はお兄ちゃんとサブちゃん」
「それはまた」
「でも夢姫ちゃんの場合身長で引っ掛かる乗り物もあるんじゃない?」
「あったりもする」
でもそういう時って必ず修ちゃんやお兄ちゃん達が一緒だったりするから乗れるんだよね
「その時は誰か隣に居れば問題はないだろう」
「どういう事?乾」
「子供と同じ原理だ。身長が足りなくても同伴する人間が隣に座って居れば乗れる乗り物もあるという訳だ」
「なるほど~」
「あの真ん中の像、ここのマスコットっスか?」
「あぁ。にゃんこプリンスだよ。園内のどこかにいるかもしれないな」
「ふーん…」
「なんだよ越前。にゃんこプリンスが気に入ったのか?」
「別に。確認しただけじゃん。夢姫さんの方があの像見てるよ」
「確かに」
「何かあったのかい?」
「何でもないよ」
「またまた~今ここににゃんこプリンスが現れたら絶対に抱きついちゃうくせに~」
「……しないっス。多分」
「多分なんだ」
「うぃっす」
修ちゃんの事だからもうあの時の写真は消しちゃってるかもなぁ
「夢姫ちゃん?」
「越知?」
「何でもない。昔の思い出に浸ってただけだから」
「そう言えば種ヶ島先輩と来たと言っていたな」
「そう来たの。もうだから5年前になるのかなぁ」
「へぇ」
「皆パンフレットは貰ったかな?念のため、先に地図を確認しておこう
園内は広いからな。大体のルートを決めて効率よく回ろう」
「絶叫アトラクションが5つあるんすけど、それは全部回りたいっす」
「今日の1番の目的だったな。まずはどれに乗るかでルートを決めて行こうか」
「パレードは見たいかな」
「ならパレードの時間も確認しておきたいよね」
「夢姫ちゃんは其れが目的だ」
「うん」
「レストランの予約はいいかな?この人数だから」
なんて話をしていると
「まず初めに大事な事忘れてない?」
大事な事?
「トイレっすか?」
「ちがーう!せっかく皆と夢姫ちゃんで来たんだからさ~」
皆とあたしで来たんだから?
なんて思っていると先にショップに連れて行かされたあたし達
「じゃじゃーん!やっぱ遊園地に来たらみんなでお揃い黄なきゃっしょ」
確かに着せられたあたしも買わされたけど
「でもまさか夢姫ちゃんに会うサイズってなかなか見つからないとは思わなかったけど」
「どうせ小さいもん」
「そうとは言っていない」
「寧ろ普段先輩たちのお下がりのジャージを着ているだけあって違和感があるな」
「もう少し大きいのにすればよかった」
「それでも少し大きいんだろう?」
「大きいけど」
袖が長く手先が隠れてしまうあたし
「それでも十分可愛いよ」
「あ、ありがとう…?」
「ふふ。どういたしまして」
「成程」
「不二の事は平気そうだな」
「確かに」
「でも越知はパレード以外で何が乗りたいんだ」
「うーん…お化け屋敷には入りたくはないかな。絶対に」
「へぇ」
「それ以外だったら別に何でも」
「ならお化け屋敷は絶対に入れたいね」
「あたしは入らないからね?」
皆で入ってくればいいよなんて思っていると
「入れるに決まって居るだろう?夢姫ちゃん」
「お兄ちゃん達にチクってやる」
