ゆったりホリデー
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「あれって何?」
「あの店のたい焼き」
確かにたい焼きとは書かれている看板があるけれど
「俺は構わねぇけどよ、おめぇはいいのか?」
「美味そうやし、ええやん」
「あたしこういう所の買うの初めてだ」
なんて言ったもんだから2人そろって顔を見ていて
それには丸井君たちも驚いてたけど
「マジかよ」
「本当。いつも冷凍になってる奴しか食べた事無いから」
「そらまた」
「ちょうど食べたかったし」
なんて話して丸井君達と別れた後お店の方に行くと
「ん?」
「あれ?あくと君にカズ君だ。それにレン君と乾君も一緒だなんて珍しい」
「ちゃーい☆みんなで買い出しに来たん?」
「種ヶ島さん!それに夢姫まで」
「あたしはついでみたいな…」
「荷物が多いな。こんなに何を買ったんだ」
「大きめのイワシとレモンを」
「それと、スッポンの甲羅と言った所です」
「何に使うん?」
フフフと笑った乾君とレン君は似た者同士なんだろう
「なんか想像したくない」
「先輩達、たい焼きを買われるのでは?俺達の事は気にせず」
「さよか。ほな、気にせんとくわ」
「其れがよさそうだし」
メニューを見ていると
「俺、このクリームチーズにしよ。竜二と夢姫は」
「普通のたい焼きでいい」
「キャラメルクリームだって。あ、でも普通のクリームも…」
皆揃って顔を見合わせているけど
「2つ買ったる」
「いいの?」
「ったりめーだ」
「ありがと」
結局2つとも買ってくれた修ちゃんと竜君
「ありがとうございましたー」
「あちち」
「そら熱いに決まってるだろ。焼きたてなんだからよ」
修ちゃんと竜君は2人で半分ずっこにしていたけど
「あ、おいしい」
「そら良かった」
「クリームチーズ…案外いけるな」
「あんこも、やっぱり外させへんわ」
「ほな食べながらスタンプラリーの続きをしよか」
「おう。夢姫も気を付けながら歩けよ」
「うん!」
食べ歩きなんて初めてでどうしたらいいのか最初は分からなかったけど
「ゆっくり食え」
なんてあたしに合わせてくれるところもお兄ちゃんタイプなんだろう
それでも何とか集め終わったスタンプラリーの紙をもって集まっていると
サブちゃんもお兄ちゃんも付いて来ていて
「スタンプ集め終わったぜ」
「こっちのシートも埋まりました」
「あとは
「来たようだぞ」
育人君たちと一緒にいる小さな男の子
「ちょっとまて。そこのボウズはなんだ」
「母親とはぐれたんだとよ」
そう言った篤君の言葉に
「昔の夢姫だな」
「迷子?可哀想になぁ」
「親御さんを探しているのですがまだ見つからず」
「近くに交番があったはずだ。母親も其処に来ているかもしれない」
「ほな、行って見ましょ」
交番に行くのにサブちゃんと遊びながら走っている男の子
「すっかり寿三郎に懐いたようですね」
「誰とでも仲良くなれるのはアイツの良い所だな。所で夢姫は口の端になにを」
「あー、たい焼きのクリームやろ」
「そうか」
お兄ちゃんに拭いてもらった後
「付いてたんだ」
「あぁ」
「アツ、靴紐、解けてるで」
「商店街歩いている間にゆるんだんだろ」
靴紐を直しているときに
「のど、かわいた」
「ほんならペットボトルの水あんで」
なんて貰った後飲もうとした水が篤君に掛かってしまい
「おや、遠野君の顔に水が」
「あらら」
「よりによって、アツにかかってもうたか」
「キレるんじゃねぇか、アイツ」
「ご、ごめんなさい…」
「フン。水責めの真似か?マニアックな処刑法を知ってんじゃねえか」
「水?」
「子供相手になにを言っているんですか、貴方は」
「意外だな。怒るかと思ったのに」
「あたしも思った」
「道理もわからねぇガキ相手にキレるかよ」
「の割にはよぉ夢姫には泣かれてたじゃねぇか」
「そうだな。顔を見合わせるたびに夢姫に泣かれてたな」
「やった相手がてめーらだったら確実に血祭りにあげるけどな」
「見直しかけた私が間違っていたようですね」
なんて話ていると、こっちに走ってくる女の人の姿があって
「あれ?誰かこっちに走って来てんで?」
「あ、お母さん!」
男の子のお母さんは男の子の声に止まってくれて
「もう、どこに行ってたの!心配したのよ!」
「あの子のお母さんやろうか」
みてぇだな。再会できてよかったし」
「だね」
「息子の面倒を見て下さってありがとうございました」
「お兄ちゃん達、ありがとう!」
「もう迷子になったらあかんで」
「うん!」
男の子がお礼にと折り鶴をくれて
「上手だね」
「自分で作ったん?」
「うん!僕折り紙好きだから」
「そっか」
男の子と別れた後
「サブちゃん、スタンプラリーはいいの?」
「あ!」
「もう結構時間たってるぞ」
「景品所に急ぐぞ」
サブちゃんとお兄ちゃん、竜君が先に行ってくれるという事で後から追いかけていくことにしたあたし達
「あのお客さん。温泉の代わりと言ってはなんだけど」
っていう話が聞こえてきて
代わりという事は外れてしまったのだろう
「え?」
紹介されたのは
「温泉施設の隣にこのような場所があるとはな」
「足湯カフェなんて教えて貰わんかったら、気ぃ付かんかったやろうな」
「だね」
「えぇ。温泉施設と同じお湯が引かれているので効能も普通の温泉と変わらないそうです。美容に効果があるのは、嬉しいものですね」
チャポンと足を入れると
「あったかーい」
「だな。足を温めるだけでも、意外と全身が温まるもんだな」
「ま、温泉には足しか入ってないんやけどな」
「偶にはこういうのも悪くねぇ」
「だね」
もう少しだけゆっくりして合宿所に戻ると
「どこに」
と機嫌の悪そうなほー君が其処にはいて
「足湯に入って来たの」
「「足湯?」」
「うん」
サブちゃんが出してくれたお土産は温泉饅頭で
「これはこれは」
「サンキュー」
「そんなもので」
「お頭が好きそうな緑茶とよく合いそうですな」
「…」
先手を打たれたらしいほー君は
「英気を養ったということか」
「あとは夢姫の気分転換だ」
夕食は、何故かイワシの残った物があり
「イワシ…かぁ」
イワシをシェフの人たちに処理してもらいながら生姜煮を作って出すと
「珍しいな」
「なんか沢山あったんだよね。もったいないから使っちゃった」
「そうか」
食後はお兄ちゃん達もコートに行き練習をすると言っていたが
「お前は休んだ方が良い」
「えー…」
「明日からまた頑張ればいいだろ」
「そうする」
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