テスト勉強を始めよう
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「ではここまでにしよう」
そう言ってくれたのはあくと君で
「今日の授業はこれで終わりか」
「それにしても、合宿所で全学年を対象としたテストが行われるなんてね」
「しかし勉学の遅れがないようここでも授業は行われていたがテストまであるとはな」
「科目は5教科だけではなく、家庭科や音楽などの副教科も含まれる。期末テストほどの規模だと言えるだろう」
「科目によっては実技試験もあるんだっけ」
「あぁ。テニスの練習と並行し、勉強と実技の練習を進めなくてはな」
「だが夢姫は一体」
「あたし?」
「そうだ。お前は先輩に」
あー…そういうこと
「お兄ちゃん昨日から試合でいないから。まぁでも勉強なら普段からあくと君を始めとして、育人君もいるしカナ君もいるから」
「え?」
「あくと君も育人君も苦手教科はほとんどないよ。英語に関しては育人君の方が上手かも知れないけど」
「其れは一体」
「育人君はアメリカのハワイにある高校を卒業していてね。英語を話すのも書くことも上手だから」
「そうなのか」
「うん。まぁある意味幼稚舎から中等部に上がる時に持ってきていた課題を見てくれているのもほとんど育人君だし」
「そうなのかい?」
「そう言えばそんな事を言っていたな」
「夢姫」
「噂をすれば育人君だ」
「何の噂ですか」
「あたしの勉強を見てくれていた人についての」
「あぁ、そういう事ですか。見ていましたね、正確に言えば今もなお見ていることには変わりはありませんが。おや?夢姫の持っているプリントは」
「これだよ」
この合宿所ですることになっているテストの範囲だ
「配られたプリントを見る限り試験範囲も相当広いからね」
「ちなみに、赤点を取った者は補講確定らしい」
「いずれにせよ、赤也が赤点を取らないよう手を打つ必要があるか」
「補講になると練習時間が削られてしまうから俺達も頑張らないと」
「あぁ、貴方達は知りませんね。夢姫は赤点を取ったことはありませんよ。氷帝の中等部にいた時も」
「は?」
「苦手科目があるのは」
「ありますよ。理数系が苦手なのは承知しています。が、赤点を取らせるようなへまを私たちはしていないので」
「一体」
「夢姫はテスト勉強をする前に」
「修ちゃんの所に行ってテストのヤマを聞いて其処を集中的に勉強をする」
「どうせ、貴方の事です。暫くは平等院君と朝は座禅でもするのでしょう?」
「この期間しかしないけどね。朝はお散歩の方が好き」
「まぁいずれにせよテニスまでは未だ数日ある。今から勉強をすれば間に合うだろう」
夕飯時、レストランでは皆が憂鬱そうな顔をしていて
「全体テストまでになんとかしねぇとって思って」
「俺も苦手な家庭科の調理テストがあるからな。対策のために勉強計画を立てるつもりだ」
なんて話声が聞こえて来ていて
「勉強計画って何をどういうバランスで勉強をするかで、人それぞれの性格が出るそうだよ」
「行動や、思考のパターンが現れるからね」
「そうなんだ」
「あぁ。って」
「話聞いちゃった」
「先輩達と来ると思ってたからびっくりしたよ」
「では身近なメンバーでそれぞれの計画表を持ち寄ってみないか?データ分析にも役立ちそうだ」
「あたしは既に育人君にマンツーマンで教えてもらう事になってるから」
「それはまた」
「そう言えば苦手科目があるって」
「数学も化学も苦手だよ。育人君がそっちをメインに教えてくれるって言うから」
「凄いな」
「中学の時からだしね。あたしも育人君も慣れちゃったかもしれないね」
「そうなんだ」
なんて話をしていると
「おい、夢姫」
「ほー君?」
「座禅をするなら来るか」
「今から?」
「あぁ」
「行く」
先に行っているほー君を見て
「すごいな。先輩でもあぁして聞きに来てくれるんだ」
「毎回だからじゃない?テスト期間中は朝か夜に座禅をするのあたし」
「へぇ」
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