迷い犬…?
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翌朝早朝
「クゥ~ン…」
という鳴き声に起こされたあたし
「もう起きちゃったの?子犬君。おはよう」
カーテンを開けるとまだ薄暗くて
部屋の中にいるよりはと思ってジャージに着替えて外に出ると
「早いけどお散歩に行こっか」
下に降りると弦君も起きていて
「ほう、早起きとは感心だな」
「おはよう。弦君、日吉君」
「チビ助も乾布摩擦か?」
かん…ぷ?
「乾布摩擦だ。寒い朝にやるといいとされているのだが」
「あー。違うよ」
ジャー時の中から顔を出した子犬君
「お前何という所に」
「だってしたにも来てるんだから同じでしょう?また早朝稽古っすか」
「当然だ」
「どうだ、皆で乾布摩擦をするというのは」
「遠慮しておく。この子で十分温かい」
「そうか」
「朝早くから賑やかだね。おはよう」
「おはよう、せーちゃん」
「幸村か。お前も一緒に稽古をせんか?」
「遠慮するよ。俺は花壇の様子を見に行こうかな」
キャンキャンと鳴くもんだから
「せーちゃん、ごめん。あたしも一緒でいい?」
「ふふ。構わないよ」
花壇に行くと
「朝からほんと元気」
「なるほどね。夢姫はその子に起こされたって所かな」
「当たり。おかげで早起きしちゃったけど」
「綺麗な花と愛らしい子犬か。いい朝だ」
「確かに」
「おはようございます…」
「おはよう、越前君」
「おはよう」
子犬と一緒に中庭で遊んでいると
「夢姫」
「おはよう、お兄ちゃん、育人君」
「朗報があります」
朗報?
「飼い主が見付かったってよ」
「そっか。育人君のお陰だね」
「で、送り届けるのが越前リョーガとお前にという事なんだが」
「あたしは行ったら泣いちゃいそうだなぁ」
「貴方はそうでしょうね」
「越前君だけで行ってもらおうかな」
「分かりました」
送り届けるようにしてもらい
「飼い主が見付かってよかったよ」
「大切な飼い犬の行方が知れずさぞかし胸を痛めていたことだろう」
「だが、子犬にとってはちょっとした冒険となったんじゃないか?」
「いい経験が出来た。という訳か」
「夢姫は送らないのか?」
「寂しくなっちゃうから」
「そうか」
「なぁやっぱ一緒に」
「行かない」
数日後
「寂しそうだね夢姫」
「あぁ、意外と懐いていたし可愛がっていたからな」
なんて声が聞こえてきて
「夢姫」
「お兄ちゃん?」
「そう寂しがることはない」
「え?」
「うちにも手のかかるのがいるだろう」
あ…
確かに
「そうだね」
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