幸運を掴み取れ☆
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「サンキュ。助かるよー!」
っていう声が聞こえて来ていて何かと思えば
虫かごを持っている千石君と、カブトムシを出している白石君の姿があって
「お、夢姫ちゃん」
「ホンマや」
「何でそないな所で固まってんねん」
「なんや賑やかやなあ。虫かごとか囲んで何しとるん?」
「あ、修ちゃん…」
「いやぁ今日のラッキーアイテムが虫かご何でちょっと借りようと」
「中のカブリエルは貸しませんけど」
って真顔で言っている白石君に
「あー、なるほどそう言う事かいな」
「え?」
「夢姫がここで固まっとる理由はそのカブトムシやねん」
「カブリエル?」「「カブトムシ?」」
3人が3人とも反応をしていて
「夢姫は大の虫嫌いやねん。だから籠に入って、出て来なけりゃ平気なんやけど、こうやって外に出てるとどうしても苦手なんや」
「へぇ」
「うぅ…」
「そう言えばここで出しちゃって平気?」
「カブリエルは俺によう懐いとるから平気や」
「出会った時も白石の指に、しがみ付いて離れへんかったんやろ?」
そんな中修ちゃんもラッキーアイテムを調べて貰おうという事になり、そのついでにあたしもという事になった。なったのはいいけれど
「なんでラッキーアイテムがカブトムシなの…修ちゃん」
「そないな事を言われても」
「そんで夢姫ちゃんのラッキーアイテムは」
皆が一瞬固まったのが分かると
「ジャージ。ラッキーカラーは赤」
赤のジャージ…
「カブトムシ言うたら今、まさに…」
「目の前におるなぁ。そんでもって夢姫のラッキーアイテムは部屋に行けばあるんやろ」
「勿論」
少しだけという条件のもと借りたカブトムシ
「あたしに近寄らないでね?修ちゃん」
「ええやん」
「ぜっっったいに嫌!」
虫かごごと取った修ちゃんは
「カブリエル…今日は離さへんで」
「な!?ここは乗らなアカン流れか?カブリエルは俺のモンやー!」」
「白石、男なら奪い返さなアカン。大事なんやろ。カブリエルの事」
「そうだよ。大切な子なら守り抜かないと」
なんて言いながら近寄ってくる修ちゃんから逃げ出したあたしは、謙也君の後ろに隠れてて
「え?」
「マジか」
そんな中来てくれたカナ君に
「何の騒ぎかな」
「カナ君…修ちゃんの虫かご、どうにかして」
「虫かご?」
「幸運の女神、カブリエルを巡って男同士の対決や」
そんな対決どうでもいいから
「へぇ」
「女神言うても、カブリエル、オスですけど」
「さよか。せやけど俺は手放さへんで。返してほしかったら、俺を捕まえてみぃ」
なんて言っているあたりきっと遊んでいるんだろうけど
「カブトムシがいるから無理ぃ!」
「おいおい」
「こりゃ、越知に話が行ったら大変だね、修さん」
「ほな、このままカブリエルと――」
「駄目だよ、修さん。本当に夢姫に泣かれたら大変なんだから」
「あらら」
そう言った修ちゃんは
「ちょっと揶揄っただけやって。虫かごはちゃんと返すで。ほいじゃあ」
そう返してくれた虫かごには確かにカブトムシが入っていて
「まったく…。キミ達、修さんがごめんね」
「カブリエルも戻って来たことやし、ええですよ」
「堪忍な」
そこのアンタと言われていたのは阿久津君で
「今ヒマ?俺と遊ばん」
「なんだテメー」
「じゃんけんとかどうや」
誰がやるか。と断られていたけど
「あ、にらめっこしよか」
「てめぇ」
「なんや会話成立しとんのかアレ。ちゅーかもう離れても大丈夫やろ」
「修ちゃん、もってない?」
「持ってないから大丈夫だよ夢姫」
謙也君の後ろから確認すると本当に持って居なくて、修ちゃんの隣に戻ると
「戻って来たな」
「カブトムシを持ってた修ちゃんがいけない」
「さよか」
「修さん、楽しそうだなぁ」
「千石、こいつをどうにかしろ」
「いやいや、せっかくだし、これを機に先輩と仲良くなってみたら?」
「テメー…」
「ちなみに、阿久津のラッキーアイテムは眼鏡だよ」
「だったらちょうどええのが」
「はいはい。僕の方を見ても貸さないからね、修さん」
「残念」
やってられるかと、阿久津君は言ってどこかに行ってしまったけど
「なんやぁ、もうちょい付き合うてくれてもええのに。なあ?アンタもそう思わん?」
キョロキョロとし始めた謙也君に
「うお!?つ、次は俺です!?」
「謙也は堅物やないですよ」
「白石君」
「なんや?」
「修ちゃんはきっと謙也君にも興味があるんだよ」
「え?」
「せやなぁ…浪速のスピードスターの速さに興味あるし、どっちが速いか競おうや☆」
「そっちですか!?」
クスクスと笑っていると
「言うとくけど俺、負ける気あらへんよ」
「そこまで言われて断ったら、男がすたるっちゅー話や。この勝負、受けて立ちます!」
「ほな、準備できたらジョギングコースに集合しよか。夢姫も着替えるんやろ?」
「そうしよっかな」
「なんだ夢姫は今日は白じゃないのか」
「ラッキーカラーが赤なんだって。だからどうせ、練習もないし、お兄ちゃんのお古の赤ジャージ着てこようと思って」
「そっか」
修ちゃんたちと1度別れて、赤のジャージに着替えてジョギングコースに行くと
「よっしゃ!準備万端や!いつでも走り出せるでぇ」
と元気な謙也君に対してまだ来ていない修ちゃん
「種ヶ島さん来ーひんなぁ。どないしたんやろ」
「いや、あそこを見てごらん」
「ありゃ、走る気ないなぁ」
「「え?」」
そう来た修ちゃんはセグウェイに乗っていて
「な!?」
「あれは!」
「ほな、いくでー。よーい、どん!」
そうそうに走り出した修ちゃんに
「いきなり始まったし、乗り物アリとか聞いてへんのやけど!?」
「でも謙也君、急がないと修ちゃん先に行ってるよ?」
「負けへんでぇぇえええ!!!」
そう走り出した謙也君
「やっぱ速いね、彼」
「うんうん。速いなぁ。修さんに負けてはないけど…」
「あの分やと、先に体力が尽きるやろうな」
「ほな、お先やで。チャイ☆」
「全く、ずるしなくても修ちゃんも早いくせに」
「そうなん?」
「うん、早いよ」
「じゃなきゃ、副部長なんて出来ないでしょ」
「えぇ!?」
あ、そこには驚くんだね?
「部長よりも実力のある副部長もどうかと思ってたけどね。でも夢姫には効果てきめんのようだし、良かったんじゃないかな」
「だね」
結局ゴールはしたけど
「お疲れ様、謙也君」
「ホンマよう頑張ったで」
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