So Sweet Valentine
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「おはよう、夢姫」
「おはよう、せーちゃん、ぶんちゃんも」
「俺はついでかよぃ」
「そういえばもうすぐバレンタインか…」
「なんだよ、楽しみじゃねぇの?俺は楽しみだぜ?こいつから貰えるかもってな」
ブンちゃんの言うコイツとはきっとあたしの事なんだろう
「もちろん、楽しみではあるんだけど…妹がチョコレートを手作りするみたいでさ」
「へぇ、いいじゃん」
「お兄ちゃんにもくれるんだろぃ?」
「多分ね」
「あ、もしかして」
「妹さんが誰に本命あげるか気になってる?」
「全く気にならない…ってことはないかな」
「そうなんだ?じゃあお兄ちゃんもそうなのかな」
「え?」
「だって今までチョコレート大人組にしかあげて来なかったし」
「え?ジロ君や宍戸たちにも渡して」
「ないよ?寧ろ学校に行かなくなったタイミングの年位じゃない?誰にチョコをあげるか気にするようになったのって」
「あー…かもな」
「そうだね。じゃあ、今までそんなの気にせずあげられてたんだ?」
「うん」
「今年はどう?俺達の中に本命あげられそうな人いる?」
「どうだろ。考えたこともないけど」
「まじかよぃ。でも幸村君の妹の場合、案外、友達同士で交換とかかもよ?」
「どうなのかな」
放課後
「うちの部で1番チョコレート貰いそうなの、誰だと思う?」
「な、なんだ急に」
「あー…さっきクラスで話してたね」
「夢姫は混ざらなくて良かったのかい?」
「あまりにも興味なさ過ぎて」
「そうなのか?」
「うん。というよりもほらあの合宿所の中にいる人たちも其れなりに貰うから、見てるのも嫌になるくらいには」
「ほう」
「でもテニス部なら、誰なんだろうね?」
「くだらん。数など…」
「問題じゃないって言うんだろ?それはそうかもしれえないけど。もらえないより、貰える方が良いと思うけどな」
「まぁ…うむ…いや、yはりそんなことに意味はない。この話はここまでだ」
「意地っ張りだなぁ。という訳で夢姫」
「うん?」
「俺達の誰にあげるのかは聞いておこうと思って」
「それって渡す前に聞く意味あるの?」
「当然じゃないか」
「んー…」
「そんなに悩むことなのか」
「ふふ」
「おい」
「ごめんね?せーちゃん達にも内緒」
「内緒とは」
「当日までのお楽しみ」
==
翌日
「全く…」
「『バレンタインなどと浮かれおって』…とお前は言う」
「うむ、その通りだ。皆、練習中に注意力が散漫になっていかん」
「バレンタインがすぎるまでは、仕方がないだろうな」
「む…。随分寛容なのだな」
「浮かれる気持ちは分からないでもない。弦一郎、もし、チョコレートをもらったらどうする?」
「え?急にそんな事を言われても」
「そういうことを、練習中に考えてしまう事もあるだろう」
「俺は浮かれたりなどしないぞ」
「だ、そうだぞ?夢姫」
「そうなんだ?昨日せーちゃんにあたしが聞かれて悩んでた時に『そんなに悩むことなのか』って聞いたくせに」
「そ、それはだな」
「冗談だよ、冗談。テニス部の皆には用意する予定だよ。皆だけじゃなくて準レギュラーも、部員の人たちも」
「ほう」
「それは良いことを聞いた」
