以心伝心?
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「でも、先輩らはコンビネーション抜群だろうし、そういう苦労なさそうっすよね」
「せやけど、顔見ただけで心ん中まで読めるっちゅーわけちゃうで」
「えぇ!?そうなんすか!?先輩なら出来そうなのに」
「いやいや」
サブちゃんがお兄ちゃんの方をじーーっと見ていて
「ツキさんは今、腹が減ったと思うとる」
「思っていない」
「やっぱりいかんかー」
「そんな風に見えたのか?」
「いやー…はは…試してみただけですわ」
「でも夢姫さんなら」
「あたしでもわかんないんだよ。お兄ちゃんの思考回路は」
「さすがに、意気が会うのとは別っすよね」
お兄ちゃん達と一緒に戻ってくると
「あ」
「どうかした?」
「そういや、高校生たちの対極、最後まで見ぃひんかったなって」
「観戦していたわけではない」
「あ、そうなんだ」
「ホンマはツキさん、めっちゃ囲碁やりたかったんとちゃいます?」
「馴れ合いはしない」
「昔から変わらないねぇ。馴れ合いはしないの。未だに不思議なんだよね、氷帝で後輩たちに何で慕われていたのか」
「俺もそう思う」
「とことんクールやなぁ、ツキさんは」
なんて歩いていると
「おや?」
「お疲れ様です」
「キミたちにここで会えたのも運命のイタズラかな」
「「…」」
なんてカナ君が一人で話しているといつもの演技で大きな声を出したもんだから
「夢姫」
「びっくりした」
「だろうな」
「…」
「お兄ちゃん?」
「うーん…僕の演技、いまいちだった?」
「さぁ、どうでしょうか」
「ちゃいます、ちゃいます。きっと驚いとったんですよ」
「ああ」
「お、今度は当たった」
「「今度は?」」
2人で首をかしげているカナ君たちに
「さっき下で中学生と話をしててね」
「高校生じゃなくて?」
「うん。中学生。それでさっき、顔見ただけで心ん中まで読めないかって話をしてて」
「なるほどね。越知は難しいよね。夢姫は逆に分かりやすいくらいに分かりやすいけど」
「ポーカーフェイスかつ、口数も少ないですし。今も、驚いていたとはわかりませんでした」
「でも、フォローが早かったけど、キミはすぐに分かったのかい?」
「俺ですか?」
うーん…といったサブちゃんは
「なんとなくそう思っただけですけど、これもダブルス組んどるから」
「それはさっき中学生にも同じ話をしていたね」
「そうだな」
「…」
「入江さん?どうかしました?」
いや。と言ったカナ君は演技が無限大だと言った
部屋まで送り届けてくれたお兄ちゃんは
「明日も練習がある。早めに体を休めておけ」
「そうする」
きっとお兄ちゃんには今からあたしが本を読むことなんて簡単に読んだんだろう
「お休みなさい」
「あぁ」
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