ホーリーナイト
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
宿舎から出ようとしていたときだった
「赤也、もう1度顔を洗いに行くか?」
っていうレン君の声が聞こえてきて
「目ぇ覚まして来いよ」
「…」
「何だよ、みんなして!俺の言う事信じてないんすか!」
なんて声が聞こえて来るもんだから
「朝から騒々しいんだけど」
「おはよう、夢姫」
「おはようございます夢姫先輩」
「おはよう。で?朝から一体何を」
この寒さも吹き飛びそうな元気な声が聞こえていたのは事実だ
「夢の話だろ?」
「寝ぼけてないし、夢でもないって!」
「だから一体、なんの…」
「テメーの見たヤツがサンタだって言う証拠はあるのか?」
「そ、それは…」
「サンタ?」
「実は、俺も見たんだよね」
「お前も?」
「これで目撃者が2人になったな」
馬鹿馬鹿しい…
「おい、夢姫一体どこに」
「練習があるからドリンクの支度にレストランに行くんだけど」
「俺、レストランの近くで見たんだよ!」
レストランの近くで見た?
「ジュースかった帰りに!」
「へー…」
「同日に目撃しただけでなく、その場所も同じとは…興味深いな」
「ああ。ソイツが何者か調べてみる必要がありそうだ」
「跡部…まさかお前サンタ捕まえる気か?」
「そもそもサンタって、そんなに簡単に捕まるんですか?」
「というよりも本当にサンタなんているの?」
あたしの発言に固まったのは赤也君で
「そ、そりゃいますよ!」
なんて言っているがあたしは信じているわけではない
「夢姫」
「ん?」
レン君が耳元で赤也君がサンタを信じているという話で
「ふーん」
「お前、童話が好きだったよな」
「小説の方の童話ね」
「その中のサンタと言うのは」
「サンタが出てくるのは本の一節だから分からないけど、一説ではソリで空を飛ぶらしいよ」
「もしそうだとしたら、かなり困難だろうな」
「どんなサンタだろうと関係ねぇ。俺様がその正体を暴いてやる」
==
数日後
「え?」
「何もそんなに驚く事か?」
「いやいや、驚くよね」
久々に見たのは巨大なクリスマスツリーだ
「何年ぶりですかねぇ」
「4年ぶりじゃないですか?あたしが中1の時に出して以来ですよ?」
「そうですね。このツリーに今の中高生達に飾りつけをしてもらおうかと思って居まして」
へー
「夢姫さんも参加してみてはいかがですか?」
「えー…あたしはクリスマスの食事の用意があるからなぁ」
「そう言うと思いました。ですが、たまには他の選手たちとの交流も深めておくことを勧めますよ」
「はぁい」
中高生達のフロアに行くと
「随分とデカいな」
「そうだぜ」
「これ?」
「あぁ」
「他に何があんだよ?」
「これはね、クリスマスツリーだよ」
「「は!?」」
「随分と」
「越知の家で買ってくれたけどあたしも此処に居るからって4年前に寄付してくれたの。だから開けるのも4年ぶりだね」
「マジか」
「本当。っていう事で、これの飾りつけよろしくね?」
「は?」
「宜しくってどういう意味じゃ」
「其の儘の意味でしょう?あたしはクリスマスの食事やらケーキやらを作るのに忙しいもん」
「さよか」
リラックスルームで何を作るか考えているときだった
「夢姫ちゃん」
「河村君?どうかしたの?」
「クリスマスパーティーで」
お寿司を握ってくれるという事だ
「たまにはいいのかも」
「本当?」
「うん。だけど、お寿司のネタはどうしようか」
「あー…そうだね」
「…旬のものとか、どうかな」
「え?」
「幸村!?」
「驚かせて悪い。魚の話が聞こえたから、つい」
「精市は魚が好きだからな」
そっか
「旬のものか…いいね。参考になったよ」
「それは良かった。青学の準備も着々と進んでいるみたいだね」
「ああ。とは言っても統括だから取りまとめが主だが」
「立海はツリー担当だっけ。モミの木の手配お疲れs間」
「あれから準備は進んだか?」
「ああ。クリスマスツリーはここにいるヤツがここで持っていてな」
そう言ったレン君はあたしの方を見ていて
「ほう」
「多少大きいが、夢姫が使って良いって言うんでな。今、ツリーに飾るオーナメントを作っている所だな」
「手作りっすか」
「買いに行ったんじゃないの?」
「うん。赤也が随分と張り切って居てさ。個性的なツリーになりそうだよ」
「そうなんだ」
「あぁ」
「楽しみにしてるね」
「そう言えば、夢姫は立海だがツリーの方には参加していないよな」
「あたしは食事の方がメインかな。あとはクリスマスケーキ」
「マジか」
「本当」
楽しく話をしていたのに駄
「ここにいたのか」
「跡部?どうしたんだい?」
「テメーらに用がある。少し顔を貸してもらおうか」
そう言ったのはあたしとせーちゃんで。2人で顔を見合わせていると
「分かった。すぐに行こう」
「それじゃ、また後でね」
1/2ページ
