新年の遊びはじめ
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翌朝
「おはようさん」
「おはよう…おめでとう…お休みなさい」
「おめでとさん。そしてちょい待ち」
「んー…」
「初詣行くんやろ?着物着て」
「いく」
「ちゃんと朝飯食ってから着付けてやるさかい。支度して来ぃ」
修ちゃんの言葉に眠い目を擦りながら支度をして下に降りると
「おはよう。それとあけましておめでとう」
「ああ。おはよう」
「あけましておめでとう」
「おめでとうございます。今年もよろしくお願いします」
「よろしくね?」
テーブルを覗くと
「すごろく?」
「ああ。何か正月らしい、大勢で遊べるものがあれば面白いと考えて、1からオリジナルで作ることにしたんだ」
最初はTRPGも考えていたという乾君だけど
「より大勢で遊べそうなものを検討してスゴロクに行きついたという訳さ」
「へー」
「ん?これは…変わった形のサイコロやっしー」
「多面体サイコロやな」
「はい。こっちが12面体、こっちは20面体」
「貞治の私物で、TRPGの時によく使われるものだが、今回のすごろくではこちらの一般的な6面体のサイコロを使う」
「それはよく見るデザインだね」
「サイコロも、いろんな種類があったんですね」
なんて話をしていると
「よう、来たぜよ」
「仁王か。ちょうどいいタイミングだ。貞治、そろそろ1度テストプレイをしてみないか?仁王もそのために呼んでいたんだ」
「そうだな。調整具合を実際のプレイで確かめるにはいい頃合いだな」
「お前達も良ければ参加しないか?」
「あたしはパス」
「ほう」
「これから朝ごはん食べて着物着つけて貰って初詣に行って来る」
「そうか」
「いいのか?」
「面白そうですね!ぜひ参加したいです」
甲斐君もやると言った矢先
「ってあああ!」
「なんじゃ、騒がしいヤツじゃき」
「ロビーに木手たちを待たせてること、すっかり忘れてたさあ…」
「あの、それなら急いだ方が良いんじゃないですか?」
「だーるなー。わんにも帰ってきた後で遊ばせてくれよなー」
走って行った甲斐君を見届けると
「確か、比嘉の連中は揃って伝統芸能の新春公演を観に行くとか言ってたのう」
「じゃ、あたしも修ちゃん、朝ごはん食べに行こ!」
「はいはい。そないに焦らんでも伊達巻は消えへんよ」
伊達巻?といた選手たちが思ったのは言うまでもない
==
レストランに入ると、他にも選手たちが朝食を食べていて
「あった、あった」
「お、おはよう夢姫」
「おはよう、せーちゃん。それとあけましておめでとう」
「あぁ、おめでとう」
朝食のモーニングを取って居る中、せーちゃんと遭遇していて
「せーちゃん1人なわけないか。誰かと一緒?」
「うん。真田と丸井たちとね」
「そうなんだ」
「にしても凄いね、伊達巻の量」
「好きなんだ。伊達巻」
「へぇ意外」
「でしょ?大人組しか知らないよ。あたしが伊達巻を好きなの」
色々と取ってると
「夢姫」
「修ちゃん?」
「立海の奴等と先に食べとき」
えー…
「すぐに戻って来るさかい」
「はぁい…」
「じゃ、一緒に行こうか」
「あ、うん」
トレーにお雑煮も乗せると、一緒に席まで行って
「なんだ幸村。夢姫も一緒に連れて来たのか」
「いや、先輩が用があるからって俺達と一緒にって」
「そうか。にしても凄い伊達巻の量だな」
「好きなんだからしょうがないでしょう?」
食事を終わらせて部屋に戻って着物の着付けをしてもらう時に
「たまにはこないな色もええやろ」
そう出してくれたのは、冬牡丹の絵が描いてある真っ青な振袖で
「きれー」
「せやな」
そんじゃと着付けをしてもらった後
「それじゃ、行ってきます」
「ああ」
「気を付けて行って来ぃ」
「お兄ちゃんが一緒だから大丈夫だよ」
「分からへんやろ。ツッキーと出かけて人込みに押されて迷子になった奴が良く言う」
うぅ…
そのままお兄ちゃんと一緒に初詣を済ませて、温かいお茶を飲みながら、お散歩しつつ合宿所に戻ってくると
カフェの方に人が集まっていて
「次は夕方にやる予定だ。始める際にはお前にも声を掛けよう、仁王」
「良かったですね、真田さーー」
「…まいったの。さすがうちの参謀じゃ」
「本物の弦一郎は、今しがた精市と出かけたばかりだ」
なんて話をしていて
「お姫様のご帰還かな」
「お姫様?」
「夢姫、お帰り」
「ただいま?」
「夢姫が帰って来たという事は越知先輩も帰って来たという事だね」
「うん。しっかりと初詣に行って来た」
「それは良かった」
バサリと帽子を取った弦君…じゃなくて雅君は
「せっかくの新年初のイリュージョンをスケジュールの把握ミスで見破られるとは、抜かったぜよ」
「俺達、さっきから一緒にいて全然気づかなかったぜ」
「えっと、それでスゴロクやるなら俺達もまた参加したくて」
「構わない。何名家外出から戻ってくる者たちも参加する予定だから、また1回目とは違ったプレイが出来るだろう。ついでに言えば夢姫は強制参加だ」
「何で!?」
「ええのう。たまには俺達と行動をするのも悪くないじゃろ」
そうかもしれないけど…
「それじゃ、邪魔したの」
あたしの腕を引いて歩く雅君は着物を着ているせいかゆっくりではあるが歩幅を合わせてくれていて
「ま、雅君。着替えて来るから待ってて」
「それじゃ待つとするかのう」
