笑顔の時間?
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数日後
「お待たせっ」
慌てて入って来たあたしに
「そんなに慌てなくても大丈夫だろう」
「いやいや」
「紙芝居と絵本の読み聞かせはお前らに任せるぜ」
「お任せください。折角ですし、オリジナルで物語を作ってみようと思います」
「オリジナルかぁ。面白そっすね!俺も楽しみにしてます」
「残ったメンバーが人形劇の担当って事になるな」
ジュウ君やカズ君、遠山君に財前君、不二君に河村君の名前を出していて
「待ってください。そうしたら夢姫は」
「夢姫には当日来た子供たちにお菓子を配ってもらおうと思っててな」
「ほう」
「それはいいですね」
「でしょ?それで食べるの大好きな3人に試食してもらおうと思ってて」
「ん?」
食べるの大好きと言われて1人はブンちゃんだときっと分かって居るはずだ
「夢姫」
「うん?」
「丸井の他に誰に食べさせるつもりだ」
「氷帝の」
「え?もしかして」
「がっ君とジロ君にお願いしようと思ってて」
「それはまた」
「食べるの大好きというのなら赤也も負けはしないが」
「食事はね?でもお菓子だよ?そこまで赤也君甘い物好きなわけじゃないでしょ?」
「まぁ確かにそうだな」
「それに」
「それに?」
「あの3人なら喜んで食べてくれそうじゃない?お菓子って聞いたら」
「ですね」
「だな」
==
当日
「すっげぇ菓子の山!」
「ホントだぜ」
「夢姫」
「ジュウ君?」
「集合場所っつーか、イベント会場変更になった」
変更になった?雨で中止じゃなくて?
「商店街の集会場分かるな?」
「そりゃ、まぁ。でも体操教室やってなかったっけ?」
「ああ。その体操教室の時間をずらしてもらった」
「なら、そのお礼の品も作らなくちゃいけないね」
「頼めるか?今からだと」
「大丈夫、任せて」
「頼んだ。雨降ってるから気を付けて来いよ」
「うん。途中まではバスで行くから平気だよ」
ジュウ君と別れて
「ごめん、手伝ってもらっていい?ブンちゃん」
「俺?」
「そう」
「いいけど、何作るんだよ?」
「シフォンケーキ」
「へぇ」
「でもあれって」
「大丈夫。簡単だし失敗はしないようにする。ジロ君もブンちゃんも食べたでしょ?マロンケーキ」
「食った!」
「美味かった」
「あれだって失敗してないからね?」
「おまえら夢姫のケーキ迄食ってたのかよ」
「もちろん、がっ君にも手伝ってもらうけどね」
「俺にも?」
「勿論。でもその前にブンちゃんと作って来ちゃうから、このお菓子詰めておいて欲しい」
「いいぜ」
ブンちゃんとキッチンに入ると、すぐにシフォンケーキの材料を取り出して作り始めて焼いている間に詰めるのを手伝っていて
「夢姫ー。焼けたぞ」
「はーい」
焼きあがったケーキを逆さまにして高さのあるところで冷ましていると
「美味そうな匂いしてんな」
「だよねだよね」
なんて言っていて、詰める奴は袋もないし、お菓子もない所を見ると全部詰めてくれたのだろう
「じゃあ、少し待って居る間だけだけど、お茶にしようか」
「え?」
「マジ?」
冷蔵庫から冷やしておいたクッキー生地を取り出して、色々と肩を取り出して焼いてしまうと
「すっげー」
「夢姫ってばいつの間に作ってたのさ」
「全くだぜ」
「これは今日の朝作ったやつ」
「え?じゃああれも」
「あれは昨日の夕方から夜に駆けて作った奴。生地をかたどって、冷蔵庫に入れておいたのを焼いただけ」
「へー」
チンっという音と同時に開けたオーブンからは甘い匂いが漂っていて
「やっぱ、うまそー」
お皿に盛り付けると
「はい。食べてていいよ」
紅茶と一緒にクッキーを出しておくと
「いっただきー」
なんて皆して食べていて
「美味しそうに食べるんだから。さて、と」
シフォンケーキを型から取り出すと、ある程度の大きさに切って、詰めていく
「よしっ出来た」
「マジ?」
「本当」
バスに乗って会場にまで行くと既に人形劇が始まっている途中で
「随分と時間がかかっていたようだな」
「ちょっとね」
「あー!」
「なんかお姉ちゃんからいい匂いがする!」
「本当だ!甘い匂いがするよ!」
なんて子供たちに囲まれてしまったあたしに
「待て待て」
「順番に並びましょうか」
「えー」
「順番に並んだらいいもんくれるかもしれんぜよ」
そう言ってくれたレン君達の言葉に素直に並んでくれた子供達
「そうだ。その前にジュウ君」
「なんだ」
「これを」
「お前」
「時間をずらしてくれた人たちに。足りるか分からないけど、持って来たから」
「わりぃな」
ジュウ君が体操教室のお客さんに持って来たシフォンケーキを配ってくれている間に、あたしは子供たちにお菓子を配ると
「すげぇ」
「お菓子の詰め合わせだ!」
「おいしそう!」
全部配り終わると
「ジュウ君」
「俺は此れからお礼に行かねぇと」
「じゃあ、合宿所でおいしいもの作っておくね」
「おう」
