笑顔の時間?
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
レン君と比呂君に立海の課題を見て貰っているときだった
「君たち、ここ相席させてもらってもいいかな?」
「もちろんです。どうぞ」
なんて言っている比呂君を横にレン君はあたしに間違っている所を教えてくれて
「邪魔するぜ」
「それにしても、もうすっかり秋だよねぇ」
「何だよ、唐突に」
「朝食ビュッフェのラインナップを見て、そう思わなかった?」
「確かに、ここ最近は秋野菜のメニューが増えたように思います」
「お代わりする人も多くなったとここにいる夢姫さんから聞きましたよ」
「食欲の秋、というやつだろうな。夢姫。そろそろ終わりにしよう」
「だね」
「へぇ」
「最近君島の奴が夢姫が聞きに来なくなったと言っていたが、なるほどな。同じ学校の奴に聞いていたのか」
「育人君に聞くのは英語とか外国語が多いかな。でも自分でできる所は自分でやってるよ。それでも分からない所だけ、聞いてる」
「そうか」
「でも秋と言えば、食欲だけじゃないしね。あたしは本を読んでる方が好きだから、読書の秋かな」
「そうだな」
「秋かぁ。この時期は高台の方とか行ったら、木も紅葉してて綺麗だろうなぁ。鬼、今日の練習後にでも散策に行ってみない?」
「悪いな。練習後は買い物に行く予定なんだ」
「おや?買い物?」
「まだ先の事なんだが、クリスマスに施設のガキどもに手作りのあみぐるみをプレゼントしてやりたくてな。毛糸だの綿だの、今のうちに揃えて暇なときに少しずつ作り始めておこうと思ってよ」
「ざんねーん」
「って思ってない所がカナ君だよね」
「気にしないで。じゃ、徳川君に声かけてみるよ」
「また今度誘ってくれや」
==
練習後、カフェでゆっくり紅茶を飲んでいるときだった
「あ、鬼。お帰りー」
「お帰りなさい。今紅茶入れるね」
「買い物は無事に済みましたか?」
「あー…それは問題ないんだが」
問題ないならいいと思うんだけど
「何かあったの?」
「商店街でやる子供向けのイベントがあってな」
「そうなんだ?」
「それが一体どうかしたの?」
「その主催を引き受けて来た」
「!!」
「「ええ!?」」
話を聞くと
「その子供向けイベントのポスターを回収してた人が、商店街の自治体の人だったんだ?」
「ああ。毎年欠かさずやってたイベントなのに、今年は他の自治体メンバーたちの都合が合わなかったらしくてよ」
「それで今年は中止になってしまったと」
「その人な、楽しみにしている子供も多いのに大人の都合で申し訳ない、なんて言っててよ。そんな自治体の人や子供たちの気持ちを考えたら、放っておけるわけねぇだろ」
「なるほどね」
「ジュウ君らしいね」
「でも」
そう言ったカズ君は
「イベントを1人でやるなんて…鬼さんでも流石に難しいのでは?」
「確かに」
「おう。だからお前らに相談に来たんだろ」
「「え?」」
嫌な予感がするのは気のせいだろうか?なんて思っていると
「3人とも、手を貸しちゃくれねぇか。子供たちが楽しい思い出を持ち帰るはずのイベントが、大人側の都合で開催されない。なんてのは…すごく寂しい事だと思わないか?」
「そんな話聞いたら放っておけないや。僕で良ければ力を貸すよ」
「俺も手伝います」
「仕方ないなぁ」
「ありがとよ」
「あたしもいつも皆にはお世話になってるしね」
==
夜
レストランも片付けて、翌日の支度だけ済ませてから宿舎に戻ると
「お待た…せ…ってレン君と比呂君も一緒にいたんだ」
「いえ、私と柳君はちょうど今来たところですよ。皆さん、何をされていたのですか?」
「子供たちに物語を読み聞かせる練習をしていてな」
「さっき、鬼がイベントの主催を引き受けて来てね」
事情を説明すると
「なるほど。そういう事でしたら、ぜひ私にも手伝わせていただけませんか?」
「いいのか?」
「はい。困っている自治体の方たちや子供たちの為に、私にもできる事があればやりたいです」
「良ければ、俺も手伝います」
「それじゃ、よろしく頼むぜ」
「協力者が増えてよかったね」
「お前達もイベントの手伝いなのか?」
「まぁ、俺は半分巻き込まれたみたいなもんですけどね」
「あたしも手伝うんだ」
でもまだまだ人手が足りなさそうだし、と言っていたカナ君に
「それなら、他の中高生たちにも声をかけてみましょうか」
「そうしてもらえると助かるぜ。俺達も、いろんな奴に聞いてみるとするか」
「了解」
1/3ページ
