退屈なペテン師
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
夜、まだ眠れなくて部屋の窓を開けながら読書をしていた時だ
「仁王君。あまり、樺地君を困らせてはいけませんよ」
「柳生は真面目じゃのう」
なんて声が聞こえてきて
「樺地、連れまわしてすまんかったの」
「ウス」
氷帝の子を連れまわしてたんだ。なんて思っていると
「それで?わざわざ俺にイリュージョンして何してやがったんだ」
「別に大したことはしとらんぜよ」
「ということはお前ら、今、時間があるって事だな。少し、俺に付き合え」
「こんな時間に何をするんですか?」
決まってんだろ。そう言った跡部君は
「テニスだ」
テニス?自主練かぁ
「アイツにも今の氷帝のテニスを見せてぇんだよ」
「「アイツ?」」
「越知夢姫だ」
「ほう」
「夢姫は夢姫で中々手強い相手ぜよ」
「ですね」
「夢姫さんの部屋、窓が開いています」
「な?」
「恐らく今までの会話も聞かれていたのでしょうか」
「さぁな」
なんて言っているのも丸聞こえだ
「夢姫ー」
はぁ…
窓の方に行くと4人揃っていて
「何?」
「今からテニスコートに来んしゃい」
「面倒くさい」
宿舎や街灯のお陰もあって暗くはないけど
「面倒なんて言うもんじゃねーぜ」
「だって本当の事じゃない」
「たまには立海以外の同級生のテニスも見た方が良いぜ」
「やだよ」
なんて言っていても、仁王君も跡部君も一歩も引かないタイプなので根負けしてコートに入ると
「やっぱり来ましたか」
「来なかったら来ないで面倒でしょう」
コートに入っている仁王君と跡部君
「俺様についてこられるとは…なかなかやるじゃねーの」
「ナメて貰っちゃあ困るぜよ。そうじゃのう、月明かりの下のテニスってのもなかなか悪くないのう」
へぇ
翌日
「何を騒いでいるの?」
「おや、夢姫さん」
「おはようさん」
「おはよう」
「先輩!聞いてくださいよ!」
2人は大体の話の内容が聞こえていたらしく
「帰還でも大体分かったぜよ」
「切原君。時には譲り合いと言うのも…」
なのに中学生組は譲れないと言う
「だったら勝負でもしたら?勝った人が見る。それでいいじゃない」
「夢姫さんは」
「全く興味なし」
「それは意外じゃの」
「勝負やて!?」
「面白そうっすね。何で勝負するんすか」
「ダーツなんかどうじゃ」
ダーツ?
「いいっすねー!大賛成っす!」
「決定ナリ」
桃城君と切原君は見たい物が違うのでそのままと言っていると
「俺はちょっと…仁王先輩に出て貰おうかなーって」
「は?なんでだよ」
「いやー実は手首の調子が悪くてさ」
はい?
「夢姫さん。あれは切原君の嘘ですよ」
「あ、そうなんだ」
「ほう?手首の調子か。そんな
「う…!そう言わずにお願いしますよー!仁王先輩、ダーツ得意でしょ?俺、どうしてもアニメ見たいんっす」
「切原?何をコソコソ話してんねん」
ふふ
「に…仁王先輩ー!」
「仕方ないのう。可愛い後輩の頼みじゃ。引き受けてやるき」
「ありがとうございます!」
「仁王君、何か企んでいませんか?」
「何を言っとるんじゃ。純粋にダーツがしたくなっただけぜよ」
なのに、桃城君のダーツの矢からは花が
四天宝寺の忍足君のダーツの矢からはタコヤキが付いていて
「さすが…関西人は面白いボケをするぜよ」
「もしかして俺のダーツに細工したのも謙也さんですか?」
「ちゃうわ!俺が仕込んだんやったら、もっとアピールするわ!」
「仁王君、場を収めるどころか荒らしてどうするんです。そろそろネタバラシをしたまえ」
「え?」
「やれやれ、柳生には敵わんのう」
「パートナーですからね。だからそこ、過小評価もいたしません。仁王君の腕前なら正々堂々と勝負をしても勝てるでしょう」
「フフ、当り前じゃい」
「そんなにダーツが得意なんだ」
「ああ。常勝立海、じゃからの」
本当にアニメを当てている所を見ると得意なんだろうと思ってしまった
1/1ページ
