爽快!?Summer
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どうせ使わないジャージだ。水で多少濡れても問題ないだろうと、ハーフパンツをはいて植物園の方に行くと
「ここも随分と涼しいね」
「ああ。多少は森林浴も出来るだろうな」
「だね」
なんて話をしていると
「あれは?」
あたしの目線の先には弦君が雅君達のいうような恰好をしていて
「あれは…」
「右を上げて左を下げると言っていなかったか?」
「両腕を上げて肘を下げて、両足を開くと言ったんじゃ。こう、荷物を担ぐようなポーズじゃな」
「こうか?」
「もう少し右寄れって、後ろのサボテンが隠れちまう」
「どっちから見て右だ?こっちでいいのか?」
「箸を持つ方が右だろぃ」
「俺から見て右か、お前たちから見て右かと聞いているんだが…」
「真田、右足と左足も上げてみようか」
クスクスと笑ってしまうと
「笑ってないで助けんか!」
「えー。やだよ。見てる方が楽しいもん」
「なんだと」
「皆さん、いい加減にしないと他のお客さんが来たら迷惑ですよ」
「来るギリギリまで遊ぼうかと思ったんだが」
「遊ぶとは何事だ!サボテンを真似て写真を撮るという話ではなかったのか!?」
「うるさい…」
「真田、デカい声を出すと他の客に迷惑ぜよ」
雅君に
「あとで面白い写真を見せてやるぜよ」
と言われたので楽しみにしておこうと思いながら
「そう言えば夢姫」
「うん?」
「なんで氷帝のジャージなんだい?しかもそれは」
「お兄ちゃんのお下がり。中学の時の」
「そうだよね」
「うん。だって立海のジャージ今日洗っちゃってるし氷帝の高等部のジャージを着ちゃうと跡部君たちもいるからさ」
「なるほどね」
「まぁお兄ちゃん達の事だからきっとこの後も競技用のプールに連れて行く気なんだろうけど」
「へぇ」
「それは見ものじゃのう」
「見せ物じゃないからね?でもこの植物園も面白いね」
「そうだな。面白い形のサボテンが多いな。確かに人のように見えるものもある。思わず真似したくなるのも分からないではない」
「夢姫もやるかのう?」
「やらない」
どうせ弦君と同じで遊ばれるのがオチだろう
「夢姫」
「うん?」
「そろそろ行くがどうする」
「行く」
じゃあね、と別れた後プールに行くと大分時間が経って居たようで
夕方、ジャージに着替えた後でも足をプールの水に入れていると
「そろそろ帰る時間のようだな」
「そうだね」
「おや、随分と足が濡れているようだけど」
「今の今まで足だけ水に入れていたからね」
「そういう事か」
「でも気晴らしにはなっただろう」
合宿所に戻って来てすぐに洗濯物を回しているあたしとレストランに行く人。先にお風呂に入る人たちでいろいろだけど
「楽しかったか」
「うん」
「ならばいい。お前も早く休むようにな」
「はぁい」
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