爽快!?Summer
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休日にプールに来ると
「なぜ、先輩の後ろから離れないのだ。いくらプールが苦手だからと言って」
「夢姫。まずは着替えて来い」
「はぁい…」
「いつもとはまた違うようですが」
「競技用のプールに俺が入るのを知っているからだろう」
「そういう事でしたか」
水着に着替えて、上からお兄ちゃんが氷帝時代に来ていたジャージを着て行くと
「なんで氷帝のジャージなんじゃ」
「だってお兄ちゃんのお下がりだもん」
「そう言えば、向こうに結構ハードなウォータースライダーがあるらしいけど、どうする?」
「どうするとは?」
「もちろん、滑りに行かないかという誘いだろう」
「あたしパス」
「まず競技用プールではないのか?俺は体を鍛えに来たつもりなのだが」
「そんなにハードなスライダーなら
「なるほど。遊びではなく鍛練のうちということですね」
「そうそう。なんでも心の持ちようだぜ」
リョーガ君は何処かに行ってしまったけど
「おや皆さんこれから水泳ですか?」
「ああ」
「柳生たちは直接熱帯植物園に向かうのではなかったか?」
「そのつもりだったんですが、先にプールサイドのカフェに寄る用事が出来まして」
「あのカフェ?」
「ええ」
「南国フルーツ盛り盛りパフェを食べマース」
「夢姫も好きそうだな」
「これだけ混んでると売り切れちゃいそうで、心配になって…」
「そういえば、それが目当てと言っていたな」
「丸井とジャッカルは到着してすぐカフェに直行したようだが」
「それで連絡を貰ったんですよ。早めに食べておかないとヤバい、と」
「実際、プールもイモを洗うような混みっぷりですしね」
お兄ちゃんも水着に着替えてきて一緒に競技用のプールの方に行くと
「ね…ねぇ、やっぱり…」
先にプールに入ってくれたお兄ちゃんに手を伸ばすも氷帝で会ったことを思い出してしまい、手が震えていると
「大丈夫だ。誰もいないだろう」
「いない…」
ゆっくり水に入ると
「ゆっくりで構わない」
浮いては休みを繰り返していると
「その調子だ。すこし休もう」
「うん」
プールサイドに座ってプールの中に足を入れていると
「先輩もこっちに来ていたんですか」
「ああ。夢姫と一緒にな」
「そのようですね」
「泳いで人にぶつかる心配はなさそうだ」
「しかし、合宿所の選手の姿もほとんどないようだが」
「大半が遊び目的だろうから、こちらのプールには来ないと思うぞ。『たるんどる』とお前は言うだろうが、今日は休日だしな」
「別に休日を否定はせん。少々拍子抜けではあるが」
「夢姫、そろそろ」
お兄ちゃんに腕を引っ張られ、プールに入っていると
「浮かべることは浮かべるのだな」
「自分の目の前に誰かがいればの状態であればだな。誰も居なければ足だけ先程のように入れている時間が多いだろう」
「ほう」
「後は、浮き輪があれば多少離れていても平気だろうがな」
「そう言えば、せーちゃんは一緒じゃないんだね」
プカプカと浮いている状態で聞いていると
「滑り台の方に行ってしまったしな。俺も後で行ってみるつもりだ」
「ウォータースライダーか。では何本か泳いだら、一緒に行くとしよう」
なんて話をしていると
「ちゃーい☆」
「種ヶ島か」
「修ちゃんだ」
「ようやく少しでも浮いていられるようになったんか」
「ああ。だが俺が離れたら元も子もない」
「なるほど。ちょい待ち」
お兄ちゃんと顔を見合わせていると
「ほーらよっと」
水着に着替えて来た修ちゃんは浮き輪をあたしに嵌めてくれて
「ありがとう」
「かまへん。これで少しは離れても平気やろ」
チャプチャプと浮き輪で泳いでいると
「小さい子供のようだな」
「そうだな」
「しょうがないじゃん」
泳げないものは泳げないんだから
暫く泳いでいると
「少し休憩にしよう」
「疲れた…」
「だろうな」
