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「次のアクティビティは、ここでしょうか?」
「水の上に浮島がたくさん浮かんでるっすね」
「ってことは、水上アスレチックってことか」
「おい、みんな見てみぃ」
皆が看板を見に行くと、看板には最後のアクティビティだと書かれていて
「本当かよ」
「向こうの方にもゴールと書かれた大きい看板がありマース」
「あそこにたどり着くためには、浮島を足場にして水上を渡れって事みたいだ」
「そうだね。でもよく見た方が良いかも」
「え?」
「あれ…途中の浮島」
「気づいた?欠けてるよね」
「調べてみようぜ。あの側までは岸を歩いて行けそうだしさ」
近くまで行くと
「沈んでるね」
「しかも大きいです」
「沈んでる浮島の四方にロープが繋がれとるで。その先の両側の岸に飛び出しとるな」
「4本のロープを引っ張って浮島を水面に浮かせられれば、足場として渡れるようになるって事か」
「最低でも4人はロープを引っ張らなアカンな」
「っていうことは、チーム全員がゴールに到達するのは無理って事になるよね」
「『誰か1人でもゴールにたどり着けばチーム全員のゴールとみなす』っていうのは、このアクティビティについてだったのか」
「試しに引っ張ってみようか」
蔵兎座君が1人でロープを引っ張ってくれたものの
「すごく重いデスガ、なんとか僕1人で1本引き上げられそうデース…」
「お前のパワーで1本かよ…」
「樺地達みたいなパワータイプには1人1本で任せて、残りのロープは何人かで引いた方が良さそうだな」
「じゃあ、浮島を渡る人を決めてしまった方が早いんじゃない?残りのメンバーはロープを引っ張る」
「自分は…向日さんか夢姫さんが適任だと思います」
「あたしと」
「俺か?」
あたしとがっ君で顔を見合わせていると
「アスレチックになれている夢姫さんか身軽な向日さんなら。1つ1つの浮島に行く動作が早いように見えます」
「それならがっ君に行ってもらった方が早いかもね」
「え?俺?」
「だって身軽じゃん」
「そうだね。皆で引き上げる浮島にもあまり重さをかけなくて済みそうだしね。僕も賛成だよ」
「なるほどな。ええんとちゃう?」
「ゴールは先輩にお任せします!」
「先輩、行っちゃってくださいよ!」
「分かった。皆がいいなら、俺が行くぜ」
それでも浮島を引っ張るのは僕たちがと。あたしには引っ張らせないでいてくれるようで
「きっちり足場は作るから、渡る方は任せたで。俺達の分までゴールしてきいや」
「ああ」
がっ君が浮島を渡り始めて近づいて来たタイミングで
「そろそろ引いていいよー!」
のあたしの合図で
「いくよ!…せーの!」
思いっきり引いてくれた皆と
あっと言う間に行ってくれたがっ君を見送ると
「アイツ、無事に渡って行ったな」
「あとはゴールの瞬間をここから見守ろう」
「だね」
「ウス」
ゴールしてくれたがっ君は
「近くを散策していいだなんて、コーチも気の利いた提案してくれるぜ」
「だね」
「全チームが予定より早くゴールで来たから、バスが来るまでの間だけってことやけどな」
「あと30分ほど…自由行動できます」
30分かぁ
「夢姫ちゃん?」
「森林浴でも出来るかなぁって思ってたけど、歩いてたらきっと時間忘れちゃうなぁって」
「そうだね」
「あ、見てみろよ。ここからさっきのジップラインが見えるぜ」
「本当だ」
「僕たちもあそこを通ってたんだね」
「橋の反対側の景色も美しいデース。向こうに見える山もユウダイ?デスネ」
「絵になる景色です」
「ここでしか見れない景色だよ」
「風が気持ちいいデース」
「だね」
「ジップラインに乗って居る間は景色を見る間もなくあっという間だったしな」
「こうしてのんびり眺めているのも良いよね」
「あたしはのんびり眺めながら歩いてるのも好き」
「そうだなぁ、のんびりもいいけど、もっと遊べるもんとかねーのかな」
なんて探しているがっ君は
「この橋、バンジージャンプができるじゃん!」
げ…
「がっ君だけ楽しんできてね」
「夢姫はやらねーのかよ」
「ぜったいにやらない」
がっ君がやりに行ったのを見ていると
「おお、躊躇なく飛びよった」
「すごい気持ちよさそうな表情してますね」
もう1回と言ったジロ君に
「残念」
「え?」
「もう時間が来ちゃったみたいだ」
「え?もしかして」
「もう少しで、集合時間です。戻る時間も考えると」
「しゃーないわ」
「でもこのチームもこれで解散ですね」
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翌朝、レストレランでいつも通り朝食の支度を終わらせて、皆のドリンクも作り終わらせた後
「気持ちは皆一緒ってことかな」
っていう不二君の声が聞こえて来ていて
「珍しい。昨日のメンバーで集まってたんだ?」
「朝食に来たらこの席しか空いてなくてな」
「なるほど。でも今日からは皆またテニスの練習だね」
「よっしゃ!」
「じゃ、食べ終えたらみんなで一緒に練習しましょうよ!」
「いいじゃん!今日は思いっきりコートで暴れてやろうぜ」
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