Snowing Eve
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方向転換して木にぶつかってしまった拍子に
「ソリが木にぶつかった衝撃で、積もってた雪が落ちてきたようだな」
「おかげでソリが埋まってしまったぜよ」
修ちゃんとあたしも手伝って掘り起こした者の
「ソリはこれで引けそう?」
「普通に引けそうです。ただ、さっきよりもガタつきが酷くなっているって言うか」
「そうじゃのう。ここのネジが緩んどるぜよ」
雅君が見た場所は確かにネジが緩んでいて
「おそらく木に衝突した際に緩んでしまったのだろう。修理したいが、あいにく道具がない」
「けどこのまま引っ張ったら、載せた木が転がり落ちるんとちゃいます?」
「ああ。誰かが抑える必要があるな」
そう言ったレン君は伊武君を見ていて
「頼めるか?」
「わかりました」
「俺と仁王は後ろから支えよう。残りのメンバーは引っ張ってくれ」
「ここで上り坂とは、なかなかの重労働ぜよ」
引っ張り始めた甲斐君達と後ろから支えながら動いている雅君達
「夢姫は先に合宿所に戻ろか」
「そうだね。じゃ、みんな頑張ってね」
「あぁ」
しばらくして
「つ、着いたー」
「どうにか時間内に戻ってこれたな」
「お帰りなさい」
「ほんと、ギリギリだったっすけどね」
「疲れた…」
コーチも出てきて
「皆、戻って来たかな。今日のトレーニングはこれでおしまいです」
「「え?」」
「ふふ」
「「夢姫?」」
「この後はお楽しみのクリスマスパーティーですよ」
「そう言えばさっきまでと夢姫も着ている服が違うな」
「それって」
「今夜はクリスマスイブだから頑張ってる皆にあたしからのクリスマスプレゼント」
「え?」
「パーティーに必要な材料や道具は、トレーニングで運んでもらったしね」
「運んだって、もしかしてあの袋の事っすか」
「なるほどな。今回のトレーニングはパーティー準備の一環だったようだな。夢姫にも騙されていたわけだ」
「ごめんね。でもいっちゃうとこれだけ張り切った良そうな人が数名いるから」
「確かに」
「だから僕たちが提案をして、トレーニングという名目で夢姫ちゃんの手伝いをしてもらったという訳です」
「ほう。コーチ達も夢姫もなかなか粋な事をするのう」
「…」
「あ。やー、今もしかして笑ったばー?」
「ほう?確かに嬉しそうに見えなくもないが」
「まぁ何せトレーニングを乗り越えてのパーティーだからな」
宿舎に戻ると切ってきたモミの木をかざってクリスマスツリーにしてもらうのに
「何で3本なんじゃ」
「だって大人組の所に1本持ってきてもらうから」
「「え゛」」
「で、残りはこっちで飾ってもらおうと思って」
「ほう」
大人組の在るフロアに行くと
「また随分なものを」
「へへ」
「夢姫が嬉しそうやし良しとしたるわ」
「そのようですね」
==
「僕らも飾り付けに参加させてもらう事にしマシタ!」
「せっかくなのでオーナメントも手作りしようという事になって」
「面白そうじゃの」
「宜しければ私たちも参加させてもらえませんか?」
「俺も!」
なんて楽しそうに話していて
「じゃが夢姫も上に持って行っていたじゃろ」
「ええ。鬼先輩とお兄さんに力を借りていましたよ」
「どんな飾りにしとるんじゃろうな」
「さぁ」
なんて聞こえてきて
「まだ飾りつけすらしてないよ」
「夢姫」
「おや、来ていらしたのですね」
「うん。オーナメントを取りにね」
「え?」
「お前さんがつけるんじゃ」
「違うよ。お兄ちゃんと修ちゃんが飾りつけしてくれるから」
「それで大きいのを貰って行ったんか」
「そういう事。それにあたしはこれからパーティーの支度もあるしね」
「楽しみにしてるぜよ」
「勿論」
