Snowing Eve
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「さむーい」
「相変わらず寒いのは苦手そうだな夢姫」
「苦手。早くご飯食べて、布団に入りたい」
なんて話をしていると、中高生達も寒いと言っているのが聞こえてきて
「これだけの冷え込みとなると、明日は雪が降るだろうな」
「雪か。積もらんとええがのう」
なんて聞こえてきて
「だって」
「お前は寒いのが苦手なくせに、雪が降ると喜ぶのは何なんだ」
「夢姫」
「じゃな」
「お疲れ様。話を聞いていたのか」
「聞こえちゃった」
「じゃが雪が積もって喜ぶとは子供じゃのう」
「雪が積もるとコイツは種ヶ島に雪だるま作ってもらうんだよ」
「ほう」
そう言えばと言った甲斐君は
「明日の練習について何か隠してるみたいさー」
「何かって何すか」
「わんがいるのに気づいtら声を小さくして内緒話に変えたからなぁ」
「明日と言えばクリスマスイブだが」
「コーチ達がサンタになるかもしれんぜよ」
「似合わない…」
「そういうな」
「サンタ…クリスマスプレゼント…」
「なんや、興味あるんか」
「伊武だけに、クリスマスイブが気になるんじゃろ」
「別にそういう訳じゃないですけど」
「クリスマスに何かあると聞いて、興味を持たない者の方が少ないだろう」
「明日は夢姫もレストランから出て来れるか分からないしな」
「へぇ」
「出ては来るよ。ずっとキッチンにいたくはないもん」
「なんにせよ、明日になればわかることだ」
「へへ、楽しみさー」
==
翌日
「おにーちゃん!」
「あぁ、積もっているな。どうせお前は此れから」
「できるかなぁ?雪だるま」
「どうだろうな。出るならちゃんと傍観してから出ておけよ」
「はーい」
外に出ると思っていた以上に積もって居なくて
「なぁんだ…」
「なにが、『なぁんだ…』だというのだ」
「おはよう弦君。朝から元気だね」
「お前のその格好は一体何なんだ!きちんとジャージを着てこんか!」
うるさ
「ことしも確りと着てやがるな夢姫」
「おはよう、ジュウ君、カナ君。修ちゃんは見てないよね」
「見てないけど、ここよりも山にいるんじゃない?」
山?
「一体朝から何の」
「せっかく少しでも積もってるから夢姫のお目当てのもの作ろうとは考えてるみたいだけど」
「やった!」
「でもお前は山ン中行くなよ」
「なんでぇ」
「どうせ、こっちで作るんだろうからよ」
そっか!
「お前は中で待っててやれ」
「じゃ、小さい雪玉作ってよ」
「おい…」
「お前も夢姫の小さな楽しみ奪うなよ」
「む」
「そうだね。降らなかった歳には遠野君が一緒に青森まで連れて行ってるくらいには楽しんでるみたいだけど」
「今日はお前らのトレーニングは忙しないだろうしな」
「何か知って」
「知ってても教えないように言われているからね」
山から雪を落とすかのように出て来たのは修ちゃんで
「帰って来たようだね」
「雪玉作ってない!」
「あらら。気を付けて修さんの所に行っておいで」
「うん!」
暫くしてまた修ちゃんが雪山に行こうとした矢先
「お、雪かきしとるやん」
「え?」
その目線の先には雅君達がいて
「これでええか」
「おー…」
「なんじゃ、夢姫も見に来ておったんか」
「見に来たわけじゃないんだけど」
「こうして並べてみると、なかなかに立派なモミの木じゃな」
「後は合宿所まで運ぶだけですね」
「ほな、早速動かすか」
でも進む方向と逆を向いていたようで、方向転換をする羽目になっていて
「ありゃ、頑張ってね」
「随分と他人事じゃのう」
「他人事だもん」
「酷いさぁ」
「しゃーないやろ。積もった雪も少なくてへそ曲がり姫なんやから」
「姫じゃない」
「はいはい」
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