魔法のランプは…
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数日後、商店街を歩いていると
「うっし、このまま商店街抜けてっと…」
「よ、ブン太」
「ジャッカル!?」
「にぎやかだねぇ」
「夢姫もいたのかよ」
「いたよ。まぁあたしはランプに興味がないから傍観してるけど」
「おいおい」
だって本当の事だもん
「2人は木手君?」
「あぁ、全然見つからなくてよ。お前も探し中だろ?ブン太。なんなら一緒に組まねぇか」
「あーいや…俺は単独で動くぜ」
珍しい、ブンちゃんが単独で動くだなんて
「丸井!見つけたぜ!」
「「ん?」」
「あ…ヤベー…」
「なんでがっ君木手君じゃなくて」
「お前を追ってんだ?」
「さぁ、なんでだろーな?教えて欲しければ捕まえてみろぃ!」
走って行ったブンちゃんを見届けていると、そのままがっ君も追いかけて、ジャッカル君もブンちゃんを追いかけていて
「元気だなぁ」
別の場所ある本屋さんによっていつもの如く本を買ってから出ると
「おや夢姫さん」
「本当じゃのう。じゃが今回は夢姫は参加しとらんじゃろ」
「うん、してない。で?2人は見つけたの?」
「いいえ、見つかりませんね」
「あちこち探してみたのにのう」
「粘り強く捜査を続ければ、いつか成果を得られるはずです。頑張りましょう」
「捜査か。そんな言い方するとは随分と楽しんどるようじゃ」
「それは仁王君も同じでしょう?」
「そうなんだ」
「ああ。魔法のランプが本当にどんな願い事でも叶えてくれるのか、確かめてみたいぜよ」
「わりぃが、掴まる気はないぜ!」
ん?
「待てよ、ブン太!木手と組んで何するつもりだ!」
「「ん?」」
「丸井、アイツと手を組んだんかの?」
「ほう、なにやら面白い事になっているようですね」
「そうじゃのう、追いかけて事情を聴いてみるか」
「はい、では急ぎましょう!」
「ふっ了解ナリ」
合宿所に戻って来て、大人組と同じフロアの中で勝ってきた本を出すと
「珍しいですね」
「そうかな?小説自体はそうでもないと思うけど」
窓を開けているせいか外の声も確りと聞こえて来ていて
「おやおや」
「中高生達は楽しそうですなぁ」
あの容器がカレーの容器だったと聞こえてきて
「夕飯はカレーにでもしようかな」
「珍しいですね」
「たまには手を抜こうかなと」
「そうしてください。ただでさえ普段から頑張りすぎている傾向にあるのですから」
「ありがとう。育人君」
「ん?」
「あとで、英語の課題見て貰ってもいい?」
「えぇ、構いませんよ」
やった!
本を途中で終わらせて、先に課題を持ってくると
「おや」
「ある程度やったんだけど、このスペルが分からなくて」
「なるほど」
育人君に教わりながら書いていると
「助かったよ、ありがとう」
「どういたしまして」
課題を終わらせて夕食を作りにキッチンに入って寸動でカレーを6個3種類作ると
「あとは夕飯まで放置でいいや」
==
午後
「やっぱりコートは休みでも賑わっとるなぁ」
「どうも、自主練ですか?」
「ああ、なんやじっとしてられんくてな」
桃城君も海堂君もその後に来ていて
「なんかすっげー夢姫さんからいい匂いがしてるんすけど」
「そうっすね」
「夕飯を作ってたからじゃない?」
「マジっすか!?」
「本当」
「なぁなぁ」
「んー?」
「因みに夕飯ってなんだよぃ」
「丸井君昼からそれを聞くんですか」
「今日はカレーだよ。6個3種類から選んで自分でよそってもらうスタイル」
「まじ!?」
「本当。全く戻って来て下でカレーの容器だったなんて聞こえたから、今日はカレーにしたけどね」
「よっしゃ!」
自主練をしている選手たちにドリンクを作って持って行くと
「…ふう、練習の後の水分補給はやっぱええもんやなぁ」
「体に染み渡るっす」
「にしてもさっきまでの魔法のランプ争奪戦はヤバかったっすね」
あんな事が有ったって言うのに2人で打ち合っているんだから驚きだろう
「そういや、3つ目の願いって、ホントに最後まで絞れなかったのか?」
「そうですね。魔法のランプに掛けたい願いはやはり決まりませんでした。ただ、自分で叶えたい願いならばありますよ」
自分で叶えたい願いね…
「内容はなんとなく察しつくなぁ」
「ま、確かにそれは、魔法のランプに願う気にはなれねーな」
「ええ。自分の手で掴み取らなくては意味の無いものですから」
そういった木手君はあたしの方を見ていて
「だな。俺も多分、お前と同じ願い持ってるから分かるぜ」
なんてブンちゃんもこっちを見ていて
「ん?」
「こら手強そうな姫さんに手強そうなナイトもいっぱいおるしなぁ」
「ま、他にも叶えたい物は在るからな」
「頑張ってね」
「おう。んじゃ、俺達も練習再開すっか」
「そうですね」
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