マラソン大会?
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スタンプラリーの用紙を貰ったサブちゃんと3人で歩いていると
「へぇ、回る場所はぎょうさんあるけど、集めるスタンプは3つだけでええんや」
「これなら帰りのバスにも間に合いそうだね。そえに3つ集めると景品もらえるらしいしね」
「どのような景品かは説明されなかったが、おそらくささやかな物だろう」
「大きいモン渡されても困ってまうけど、景品あるならやる気も出ますわ」
「頑張ってね」
「さーて、まずは遊覧船乗り場のスタンプからやね」
遊覧船かぁ。なんて思っていると乾君たちも丁度いて
「スタンプはついでなんすけど」
「ついで?」
「俺達の目当ては別にあるんです」
「なんや、遊覧船にでも乗るんか」
「いや、その…」
うん?
「ね、猫がいるらしくて」
「「猫?」」
お兄ちゃんと顔を見合わせると
「この遊覧船乗り場に名物の『副船長猫』がいるらしいんす。先輩から聞いて、それで見に来ました」
「そないな猫がおるんや」
「チケット売り場でよく昼寝をしているらしい、との噂です」
「なら見に行って見よ?」
「そうだな」
「先輩は、夢姫さんの行きたい場所には」
「連れて行ける範囲で連れて行ってもらってるよ。あまり遠くなければ大丈夫」
「そうなんすね」
「猫も見られたらラッキーやね。ツキさん夢姫」
「そうだね」
お兄ちゃん達と見に行った猫はいなくて
「あらら、残念」
「散歩中なんすかね。昼寝用の箱は置いてあるけど」
「無理に探すこともない」
「そうですね。スタンプだけ押していきましょうか」
先に押してくる、そう言ったリョーマ君の
「うわっ!?」っていう声が聞こえてきて
「どうかした?」
「外で何かあったか」
「猫、いたっす」
にゃーって鳴いた猫はリョーマ君の腕に手を乗せていて
「スタンプ押そうとしたらいきなり台に乗ってきて」
「これが副船長猫か!」
「随分と人なれしてるね」
「越前と一緒にスタンプを押したかったんだろうか」
「そうみたいっすね」。先輩達も一緒に押したらどうっすか」
「お、この猫。ツキさんのスタンプも一緒に押してくれはるみたいですよ」
「では、手伝ってもらおう」
「夢姫さんも先輩も嬉しそうっすね」
お兄ちゃんの手に乗せた猫の手が可愛くて写真を撮っておくと
「珍しいな」
「久々だよ。写真を撮るのも」
「そうか」
「名物になるのも納得の副船長だな」
なんて別の行くのに歩いていると
「うっわぁ」
「うっはぁー」
「お前たちの驚いている声が同じなのはどうかと思うが」
「そこら中、花だらけや」
「すごいね、お兄ちゃん」
「日差しも程よく温かい。いい場所だな、ここは」
「こら人気スポットなんも納得ですわ」
「散歩コースが用意されているようだから、そこを回ってみようか」
「えーと散歩のコースはあそこか。看板が立っとりますね」
お兄ちゃん達と歩いて目的の場所に行っている最中だった
「おいジロー、起きろ!こんなところで寝るなっての」
「んー…だってここ、すごい眠くなるC…」
っていう聞きなれた声がするかと思えば
「やっぱり、がっ君とジロ君だ」
「夢姫」
「夢姫ちゃんもいたんだね」
「まぁね。ジロ君寝ちゃったんだ」
「確かに、あったかくていい天気だからね」
「俺も眠くなってきちゃったにゃー」
「英二まで寝ないでくれよ。さすがに運んでやれないからな」
「お前たちも来ていたのか」
「うおっ越知先輩。そっか夢姫が居るってことは先輩もいるのか」
「それどういう意味」
「何時も一緒だなと思っただけだ」
あ、そうなんだ
「そっか、先輩たちもスタンプラリーをやってるんだったな」
「そもそも、スタンプラリーがあるって教えてくれたのが毛利先輩だからな」
「楽しんどるみたいやね。あんたらはもう公園の中見終わったん?」
聞けばこれからネモフィラを見に行くと言う
「ネモフィラ畑…そんなものがあるのか」
「はい。この散歩コースを進んだところにあるそうですよ」
「そら見てみたいわ」
「そうなんだ。いい情報を聞けたよ、ありがとう」
「ツキさん、夢姫。行って見ましょ」
「いいだろう」
お兄ちゃんの声を聴いて目が覚めたらしいジロ君も起きて、一緒に行くことになり歩いていると
「でもよ、まさか夢姫まで来るとは思わなかったけどな」
「マラソン?」
「あぁ」
「コーチの指示だとは聞いてはいたけど」
「まぁ、夢姫にそこまでのスタミナ強化は求めてはいないからな」
「そうなんですか?」
「あぁ」
「せやね」
歩いていると、黄色い花畑が一変、一面真っ青な花畑になっていて
「うっわー!すっげー!見て見て岳人!一面真っ青だCー!」
「真っ青なことくらい見てわかるっつーの。しっかし、本当綺麗だな。さっきの菜の花畑も凄かったけどさ」
「すご…っ」
「ちょうど今が見ごろだって財前君が言ってたけど、まるで絵画をそのまま見ているみたいだな」
「小さい花が風で揺れてるのもいい感じだにゃー」
「なんや、ツキさんと夢姫のメッシュみたいな色ですね。綺麗なもんやわ」
「まさか、これほどの景色を見られるとはな」
「壮観…だね」
「あぁ。帰りのバスまでの時間をつぶせればそれでいいと思っていたが…思わぬ収穫だ。夢姫のこんなにも嬉しそうな顔を俺も久々に見た」
「あはは。ほんなら良かったです」
「この辺りを夢姫と少し歩いてみたい」
「先輩と夢姫の歩幅って大分違くないですか」
「問題ない」
「え?」
クスクスと笑っていると
「ずっとお兄ちゃんと朝は歩いてるし、お兄ちゃんも歩幅合わせてくれるから歩きやすいよ」
「そうなのかよ」
「お前も好きなところを回っているといい」
「わかりました。適当なとこで落ち合いましょ」
お兄ちゃんと一緒に散歩をしていると
「どんな花になるか、楽しみだな」
ってせーちゃんの声が聞こえて来ていて
「幸村にはクレマチスはどうだろう」
「四季咲きのクレマチスか。植え替えも楽しめそうだね。ふふ、苗の状態からなら合宿所でも育てやすそうだ」
「立派な花咲かすんが楽しみやな。不二クンはどの花にするん?」
あ、不二君と白石君も一緒なんだ。珍しい組み合わせだなぁ
「僕はこのポピーにするよ。お店に入った時から決めてたんだ」
「黄色のポピー…素敵な花だね。それじゃあ、買って来よう」
「あれ?夢姫」
「見えちゃった」
「先輩は?」
「少し先にいるよ」
「あ、本当だ」
「向こうのスペースでワークショップをやってるみたいだよ」
「押し花とか作れるんだっけ」
「好きな花を選んで、ブーケも作れるらしい」
「へぇ」
「そうしようか。夢姫はどうする?」
「あたしはお兄ちゃんと景色眺めながらお散歩してる」
「そっか。参加の申し込みはどこでやるのかな」
