紅白対抗戦!?
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「三船監督」
「なんじゃ」
「コーチ達からです。大人組もこちらに合流させると」
「そうか。聞けい、ガキども!今から風船追加じゃ!!」
なんて大きな声を出すもんだからびっくりしていると
「ほう。20分経って、風船がまだ半分ほど残るか」
「踏ん張るじゃねぇか。下手したら全滅してても可笑しくねぇからな」
「彼らの半分は崖の上の特訓を経験しています。鷲への対処も慣れているんでしょう」
なんて声が聞こえたと思えば後ろにはほー君たちが来ていて
「鷲がやったか人がやったか知らねぇが、紅組のほうがダメージがデカそうだ」
「このままとどめを刺すか、バランスを考えて白を狙うか」
「目の前に浮かぶ邪魔な風船を消す。それだけだ」
「そんな単純なものだっけ?」
「これに限ってはいいんじゃねぇか。ガキどもを地獄に案内さえすればいいんだからな」
「「お、大人組…」」
「なんや、黒い風船つけとるで」
「越前リョーマ。まだ残って居たか」
「まぁね。そっちも今から参加するんでしょ。なら、その後ろの黒い風船、取りに行ってもいいんっすよね」
「フン。相変わらず威勢のいい小僧だ」
「ほーくんはリョーマ君みたいな威勢のいい子好きだよね」
「フン」
「俺達はこれから紅白の風船を無差別に攻撃する。妨害されたくなければ、黒い風船を割ればいい。割られた者は退場するルールだ」
「割られない限りは妨害を続けるぜ。っておい、金太郎。もう風船割られちまってんじゃねぇか」
「せやけどまだ負けたわけやないで!鬼のおっちゃん!」
「風船割られたら攻撃禁止のはずだけど」
「せやった!?そんなら打ってきたボール全部返したるわ!ワイの分の攻撃、コシマエに任せたで!」
「いいね、それ。俺は攻撃だけに集中できるし」
やるき十分の東西の生意気な中学生たち
大人組も中に入り本当に無差別に攻撃を始めていて
「あ、お兄ちゃんだ」
「本当夢姫は越知がテニスをしているときが1番嬉しそうだね」
「もちろん!」
バシッといい音が聞こえて来たと思ったら
「邪魔をするのは野暮化と思ったが」
「これも俺らの役割やねん。堪忍な」
「大人…」
「先ずは白い風船…もらうで」
でもそれでも橘君を守った神尾君達
「うーん…やっぱ野暮やったみたいですね、ツキさん」
「さして興味はないが…。下がれ、毛利」
いがぐりを返したお兄ちゃん
「さっすがぁ。でも」
「なんだ」
「ほー君は参加しなくてもよかったの?」
「場を混ぜ返すだけなら、すでに手は足りている。俺は今日はお前の守りだ」
「珍し」
「それに」
「それに?」
「そろそろ狩りの時間は終わりだ。窮鼠猫を噛むか、蛇に睨まれた蛙で終わるか」
「どう転ぶにしろ、残り1分か」
結局紅も白も大して残っていなかったが白熱していたせいか
途中あたしの方に飛んできたいがぐりをほー君が打ち返してくれていたことには感謝でしかない
合宿所に帰って来たのは夕飯前。それまでは自由にしていいとお達しが出たのでお兄ちゃんとサブちゃんが自主練をすると言う事もあって一緒にコートに来てみていたのはいうまでもない
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翌朝
「お…はよう…?」
「おはよう夢姫」
「随分と白熱してるけど、あの2人は大丈夫なの?」
「練習サーキットを終えてから、休みなしの様ですよ」
「ありゃ」
「手塚、跡部。1度水分補給したほうがいいんじゃないか?」
なんてせーちゃんの言葉に来てくれている手塚君と跡部君
「そうだな。思っていた以上に、時間が経って居た様だ」
「俺はまだまだいけるぜ。それこそ、永遠でもな」
「全く大したスタミナですね」
「スタミナいうたら、昨日のスポーツマン狩りデラックスは濃い内容やったな」
「ああ。30分とは思えない程消耗したな」
「紅白戦に加え、鷲と大人たちの襲撃。風船を守るだけで精いっぱいだった」
「あら。そんな風には見えなかったですけどね」
「ん?」
「あーん?なんか言葉にとげがあるじゃねーの」
「何でもない」
「ん?」
「確かに、昨日はギリギリだったな。いつ風船を割られても可笑しくない状況だった」
「そこを耐えて、結果を出して見せるのが部長ってもんだろ。部員の、ましてや後輩たちがいる前で無様な姿はさらせねーからな」
「そうだな。全力の攻撃を全力で交わして、笑って見せる。部長という立場にはそういうものが求められている気がするよ。だけど、なんで夢姫はそんなにピリピリしているのかな」
はぁ、とため息をついたあたしに
「どの選手かは知らない。でも大人組があたしのほうにいがぐりを打ってくることはない」
「まさか」
「そのまさか。中高生の誰かがあたしの方にめがけていがぐりを打ってきたのは紛れもない事実だけどね。ほー君が近くに居てくれただけ助かったよ」
「ホンマかいな」
「本当。この後の自主練大人組はみんなピリピリしてるから気を付けておいた方が良いよ」
「マジかよ」
「「夢姫」」
「自主練始めるぞ」
「はーい」
いがぐりを打ったのが流れ弾だったという事が分かったのはこの日の夜だったという事は大人たちだけであることは秘密だ
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