夜のミッション!?
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「何をくだらんことを…。あれは必要があったからやっただけで遊びではないのだぞ」
「…真夜中のラーメン…」
真夜中のラーメン?
「何だ、柳生」
「いえ、前に幸村君が、悪い事をやってみたいと言い出したことがありましてね。それで真夜中にラーメンを食べたんですよ。みなさんが合宿所に戻る前の事です」
「そうなんだ」
「気にしていないのか」
「全く。食事が足りなくて食べに来てる選手って意外と前にもいたからあまり驚いてない」
「そうなのか」
「フ。確かに真夜中のラーメンは多少後ろめたさがあるかもしれんのう」
「なるほどな。今回も似たような心持なのかもしれないな」
「なーんかよく分からないんすけど、幸村部長がやりたいって思ってんならやったらいいじゃないっすか。スペシャルミッション!」
赤也君の言葉に弦君とレン君が顔を見合わせていて
==
夕方
「夢姫」
「修ちゃん?」
「遊びに行くけどどないする?」
「んー…修ちゃんの場合の遊びってセグウェイに乗ってどっか行っちゃうしなぁ」
「チャイ☆」
「ゆっくり走ってくれるならいいよ?」
「ほな、決まりやな」
セグウェイに乗った修ちゃんはご満悦のようだけど
「やっぱりゆっくりじゃないじゃん」
「何言うてるん?」
「え?」
「先に行って止まっとることくらいはするで。俺も」
なんて言ってくれる修ちゃんがやっぱり好きで
「おったおった」
「誰が?」
修ちゃんの目線の先には緑色のジャージ姿が見えていて
「ん?」
「ちゃーい☆今ヒマ?」
「…」
ぶれないなぁ、彼も。先輩に対してもそういう態度を取るのってあまりいない気がするけど、流石は修ちゃん。それにも動じないのか
「阿久津に言ってるみたいだよ」
「知るか」
「あっち向いてホイでもやらへん?今度は勝ったるで」
「うるせー。こっちは忙しいんだ」
「さよか、残念」
「残念そうに見えてないよ?修ちゃん。っていうかあまり思ってないでしょ?残念だなんて」
「え?」
「ほんならまたな~夢姫も行くで」
「はーい」
一緒に歩いていると聞こえたのは3人の声で、あたしが先に行くと
「我々3人でレストラン棟に侵入する」
「俺と、真田と、柳でやるのかい?」
「あぁ。やって見たかったんだろう?」
「うん、でも…こういうの、真田が真っ先に渋りそうなのに、よくやろうなんて思ったね」
「俺達がやってよかったなら、幸村がやっても問題なかろう」
なんて話が聞こえてきて
「何の話?」
「夢姫か。今朝話していいただろう。スペシャルミッションについてだ」
それでさっきの話の内容に繋がってるわけだ
「フフ」
「なんだ」
「自分に言い聞かせてるみたいだと思って」
「だが、1つ問題がある。本来なら監督に指定されたものを取りに行くところなんだが」
「ああ、それに代わる何かが必要だな。何かいいものは…」
「それなら、明日の朝も出すんだけどビュッフェのアイスはどうかな」
「アイス…今朝、丸井が食べていたあれか」
「おかわりし放題のアイスをわざわざキッチンに忍び込んで食べるという事か」
「そうだね。真夜中のアイスってとこかな」
「それが幸村の考える『悪い事』なのだな」
「「?」」
あたしとせーちゃんで顔を見合わせていると
「ちゃーい!」
「「!?」」
「あ、修ちゃんごめん。先に来ちゃった」
「かまへんかまへん」
セグウェイに乗ったまま取ったのは弦君の
「ドリンク戴き☆」
「先輩、また俺のドリンクを!」
セグウェイに乗って行ってしまった修ちゃんを追いかけて行ってしまった弦君
「今の会話、聞かれてたかな」
「どうだろうな。問題はないと思うが…こういうのは夢姫の方が知ってるんだろうな」
「当日までの内緒ね」
「え?」
「でもそろそろ1度戻った方が良いかもね」
「そうだな」
大人組の方に行くと修ちゃんがジュウ君と話をしていて
「高校生が、夜のキッチンに忍び込むんやて」
「あぁ?急に何言ってんだ」
やっぱり、修ちゃんには聞かれちゃってたか
「たった今仕入れて来た、ホカホカ情報やで☆毛利と夢姫の通ってる学校におる」
「せーちゃん達でしょう?修ちゃん」
「せや。他にも黒帽子と、糸目の3人が話しとったんや。そこに夢姫が加わっとったけどな」
「蓮二ですか。なんだってそんな事を」
「スペシャルミッション」
「「え?」」
「崖の上のスペシャルミッションを思い出します」
「酒なんか盗んでどうする」
「お酒じゃなくて、夜のレストランに忍び込んで、こっそりアイスを食べるんですって」
「アイス?今朝レストランに置いてあったあのビュッフェのかい?」
「うん、そう。明日の朝も出すんだけどね」
「細かい事は分からんけど、夢姫がそういうならそうなんちゃう?」
「なるほど、そういうことですか」
「どういうことだ」
「今の話からすると、スペシャルミッションの再現で間違いないでしょう。友人とスリルを求めて。という所ではないですか」
「スリルですか」
「まぁ確かにスリルはあるよね。夜と言うか真夜中と言うか、何とも言えない時間だし」
「せやな」
