紅白対抗戦!?
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コーチ達から渡された紅白対抗戦の用紙
「此れは一体」
「明日から任せたから、よろしくね」
明日から任せると言われても…
「黒部コーチこれは一体、しかも随分と偏って居ませんか?」
「そうですか?」
白組にはほぼ高校生。大して紅組には高校生も入ってはいるが、中学生が多いようにも見えている
「まぁ、明日になればわかりますよ」
それだけしか教えてくれないまま自主練をしている選手たちのいるコートに出向いていて
==
翌朝、バスに乗り行った先は競技場で
「夢姫ちゃんが先輩と一緒じゃないってめずらしいね」
「そうかも」
何か考えがあるのかもしれないけど
「でも随分と広い競技場だね」
「テニスコートは無いようだが」
「ラケットを持ってくるように言われたんだ。テニスをしないってことは無いと思うけど、ましてや夢姫もここに呼ばれているくらいだ」
「そうだな」
「まさか、下からコートが生えて来り…」
「ねぇ、空見て」
皆が空を見上げると
「あれは鷲かな」
「鷲…」
監督がまた何かたくらんだ?
「たくさん飛んでるね」
「なーんか嫌な予感」
って言っている傍から出て来たのは監督で
「よく来たな、ガキども!」
「あ、観客席に」
「夢姫も俺から離れないんだね」
「この中だったらせーちゃんが1番安全」
「あ、そういうこと」
「これより紅白対抗戦、スポーツマン狩りデラックスを行う!紅組に紅い風船、白組に白い風船を配る。敵と鷲から、それを守り通してみせい!」
上から鷲が降りて来たと思ったら
「鷲がぎょーさん降りてきよったで」
「やっぱり…。こんな事だろうと思った」
「リョーマ君は少しやってるから分かってるしね」
「え?」
「どういうことだ」
「最初に行ったペアマッチ。あの後別に各学校に帰ったわけじゃなくて、あのコーチの元練習をさせられたっていう訳。その練習の中に同じ練習内容が組み込まれているの。ただし、少しだけ違うのはこれは対抗戦であるという事」
「そういう事か」
「あのコーチ、言うだけ言って行っちゃったね」
その為にあたしを連れて来たのだろう
「それで、夢姫」
「うん?」
「この風船を鷲に割られないよう守ればいいんだな」
「鷲だけじゃなくて、白組なら紅組からも守らなくちゃいけない。という事にもなるけどね」
「そうか」
「風船には鷲の好きな匂いが塗りたくられてるんで、容赦なく襲ってくるっすよ。夢姫さんの言うように崖の上で経験済みっす」
「ワイルドな特訓しとったんやなぁ」
せーちゃんに競技場の外側に出してもらって居る中
「スポーツマン狩りか。越前がこなした特訓なら、興味あるよ」
「それを乗り越えて、今のボウヤがあるんだろうからね」
「っていうか先輩達全員白組なんすね」
「あぁ、そのようだ」
「越前君もうちのゴンタクレも紅組やな」
「夢姫の持っているリストを見ると赤也も紅組だ。中学生は全員紅組のようだよ」
==
「夢姫」
「レン君?」
「異なる点がいくつかあるのだろう」
「うん、ある」
「あるんですか」
「まずは、この風船に直接触れない事。敵の風船はもちろん、自分の風船も味方の風船も同様。そして、風船を割られた人は攻撃を禁じられ、味方の防御のみ行えるものとする
制限時間は30分。終了時に残った風船の色が多い組を勝ちとする。今回は逃げる場所がこの競技場のみということだけど」
「なるほど」
「30分ねぇ…。長いとか短いとか分からんばい」
「経験者として言わせてもらうと、30分は長いと思うぞ」
「それに今回は鷲から隠れられる場所が少ない上に、フィールドが狭い。風船を守る者が圧倒的に不利だ」
「あえて自分の風船を割って、味方の防御に徹するという手もありますね」
「そういうのもよかと?」
「入道コーチは何も言ってなかったあたり、ルール上は問題ないんじゃないかと思ってる。レン君の中ではどうするか、考え中?」
「あぁ」
「攻めに徹するか、守りに徹するか。またはバランスを重視した戦略を立てるか。これは性格が出そうやね」
「んふ。シナリオの書きがいがありそうです」
「データの取り甲斐もありそうだが」
「そんな余裕はないかもしれないな」
「取り合えず説明としてはこんな感じ」
それは紅組にも同じ説明をすると
「白組には作戦を練れる人が沢山いるっすけど」
「確かに、こっちにはいないですね」
「まぁある意味作戦なんてあって無いようなものだと思えばいいと思うよ」
「そうかぁ?俺には不利のようにも思えるけどな」
「どうだろうね。これはお兄ちゃん達も経験してないし分かんないけど」
「まじっすか?」
「本当。だから経験が圧倒的に少ない」
「マジかよ…」
「夢姫、リストを見せて見んしゃい」
「はい」
リストを見せると
「同じ紅組だのう、樺地」
「ウス」
「組み分けは誰が」
「あたしじゃない事は確かだね」
「そうでしたか」
「組み分け表を見ると、2、3年生のいる部屋とそうでない部屋を分けたように見えるぜよ」
「ウス」
「なんじゃ、元気がないのう」
「いえ、そんなことは」
部屋ごと…そんな風に考えても無かったなぁ
「跡部と敵対してしまうき、困っとるんじゃろ」
「でも、こっちには仁王さんがいます」
「……フッ。そういう事なら一緒に白組の度肝でも抜いてやろうかのう」
「そう言えばお前はどちら側なんだ」
「あたし?」
「そうだ」
「特に何も言われていないけど」
「そんじゃ、俺を見てんしゃい」
「おや」
「ほう」
どっちでもいいんだけどなぁ
「早々に割られて夢姫を守るナイトもありじゃろ」
「な!?」
「お前の考えそうなことだな」
「分かった」
「勝つのは…紅組です!」
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