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これだけの試合だ
「夢姫」
「お兄ちゃんに修ちゃん?」
「水分を取っておけ」
「え?」
「ずっと試合を見ながら試合経過をチェックしているんだ。飲んでいないのだろう」
バレてた…
「ばれるに決まっとるやろ」
やっぱりどこまでもお兄ちゃんはお兄ちゃんで
水分補給をしながら入ってきた選手は跡部君と日吉君
「相手の土俵で勝ってこその下剋上…俺は今日こそ天下を獲る。アンタの膝を地面につけてやりますよ」
「お兄ちゃん」
「なんだ」
「やっぱり氷帝のテニス部の部長はどことなくお兄ちゃんに似てるね」
「そうか」
「だがな。吠えるだけなら誰にでも出来る俺様を超えたきゃ、試合の結果で示してみせな」
「言われなくても!」
「来いよ、若!」
「日吉君、お兄ちゃんに練習を付き合ってもらっていただけあって実力がついて来ているね」
「そのようだ」
「なんや。自分とこの後輩の面倒見よったんか」
「あぁ、頼まれてな」
残りリョーマ君と南君の試合となった所で、皆集まって来ていて
「なんだ、まだ始まってなかったのか」
「これからちょうど始まる所だよ。夢姫は先輩に捕まっているけどね」
「その様だが」
「試合の見過ぎで水分補給してなかったんだって」
「なるほどな」
「先輩の言っていたことはそういう事なんですか」
「どういう」
「先輩が練習に付き合ってもらっていた時に少しだけコートを離れた事があって、それが夢姫さん関係だと言っていたのを思い出したんです」
「そうか」
「2人は試合結果の報告に行っていたのかい?」
「あぁ。試合内容の事でコーチ達と話をしていた」
ガヤガヤとし始めたコートで聞き取りにくくなってしまったが
「これより最後の試合を開始します」
「いよいよだね」
「あぁ」
せーちゃんたちもベンチコートに来て
「あの生意気な王子様がどれだけ強くなったか見てやろうじゃねーか」
「ああ。今のお前の力を見せてみろ、越前」
その言葉に振り返ったリョーマ君は呆気なく勝ってしまい
夕方
「えー、これにて本日のペアマッチは全て終了しました。前回のリベンジを果たせた人もそうじゃない人もいるでしょうが…今はお互いの健闘をたたえ合ってください」
「木手と思いっきりやり合って、すっきりしたやー」
「やれやれ、こっちは久しぶりの柳生との試合で疲れたぜよ。次はアイツとダブルスを組んで試合がしたいもんじゃ」
「ダブルスか―。わんはシングルスの試合が多いしが、ダブルスも楽しそうさー」
「だ、そうですよ?斎藤コーチ」
「そうだね。次の希望として考慮しておきますよ。皆さん今日得たものをこれからの練習にいかしてください、より強くなることを期待していますからね」
==
翌朝
朝食を作り終わらせた後外に行くと、昨日試合だったという事もあり、今日は練習がないらしいが
「へー。意外とコートに集まってるんだ?」
「おはよう」
「おはよう夢姫」
「おはよう、皆も早いんだね?今日は練習が休みだって言うのに」
「皆自主練なんだって」
「だろうね。現に集まっているのは高校生と中学生はリョーマ君だけだし、大人組はここに来ていないもの」
「もっと練習して強くなりたいって思った奴も多いと思うで」
「それに大人組同士の試合で1軍選手の本気を垣間見れたのも大きいだろうね。彼らの強さを見て、世界のレベルの高さを感じたよ」
「世界…ね」
「夢姫?」
「なら今の日本の世界ランクがどれくらいか知っている?」
「え?」
「そういや、知らないな」
「今の現状23位」
「低いな」
「えぇ。でも」
「「でも?」」
「今年のワールドカップは期待できそうだね」
「どういう事っすか」
「誰が相手であっても関係ない。強くなって勝つだけだ」
「言うじゃねーの、手塚。まあ、その意見には同感だがな」
「まあ、部長たちが強くなっても俺は負けないけどね」
「ほう?」
「相変わらず生意気なボウヤだね」
「そんなに言うなら俺様が直々に練習相手になってやるぜ」
「俺も混ぜてもらおか。練習やからって手加減はなしやで」
「練習を再開するぞ、越前」
「勝つのは俺だけどね!」
どこまでの生意気なんだからなんて思ったのは秘密だ
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