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「ゲーム越知!4-3!」
「あの先輩から3ゲーム取れてんのかよ、毛利先輩」
「去年の高校の関東大会思い出すなぁ」
「そう言えばそんな事を言っていたな。毛利先輩が1ゲームも撮れないで負けたと言っていなかったか?」
「あの時は1ゲームもお兄ちゃんから取れてないよ。サブちゃんは。この2年お兄ちゃんとダブルスを組んでいたからこそ分かる事もあるのかもしれないけど」
「ん?」
「お兄ちゃんの弱点」
「あるのか」
「あるよ」
ただ、それをお兄ちゃんが誰かに見せることはないけど、試合をすると皆が其れを分かるから不思議なもので
「おっとと…やってもうたわ」
お兄ちゃんとサブちゃんの試合を見ているのはあたし達だけではない。氷帝の選手も立海の選手も同じ様に見に来ている
「次はツキさんのサーブやし、リードを広げられてまうかも」
「だったら勝負を諦めるか?こちらとしては一向に構わないが。自分の後輩たちも見に来ているぞ」
「…前の俺やったら、試合どころかテニス辞めるって言うてたかもしれません」
その言葉に驚いているのは立海の選手だけではないだろうけど
「なんか嬉しそうだね夢姫は」
「同じセリフを前にも聞いたなぁって思って」
「そうか」
「けど」
けど?
「今の俺は諦めたりせえへん。最後まで食らいつかせてもらいますわ」
「そうか。ならば、次のサービスゲームをプレイバックしてみせろ。お前に俺のマッハが返せれば、の話だが」
「もちろん。それに今日は常勝を掲げる後輩たちがおるし、1つくらいカッコイイところみせんとね」
その言葉に驚きを隠せていないのは立海だけではないようで
「言ったでしょう?サブちゃんはサブちゃんでしっかりと皆を見てるよって」
「あぁ。こういう事なんだね」
「見ていない様に見えているのに、ちゃんと俺達を見ているんだな」
「そういうこと」
「ですが、夢姫の場合は奥の種ヶ島の試合の方が気になるのでしょう?」
「え?」
「お兄さんの試合を見ているんじゃ」
「見ていますよ。ですが奥で始まっているラリーは種ヶ島と大曲。夢姫が見るのがどちらかなんて我々には容易に想像がつく」
育人君の言う通り奥では修ちゃんが竜君と試合を始めていて
「修ちゃんの試合でも見て来よ」
「なんで先輩じゃねぇんだよぃ」
「そうじゃのう」
「確かに、お兄ちゃんは今はダブルスでここにいるけど、元々シングルスプレイヤーだし、お兄ちゃんがサブちゃんに負けるなんて想像もつかないもん。でも修ちゃんはダブルスもシングルスもどっちも出来ちゃう。基本はダブルスで出ることが多い分、シングルスの試合は貴重なんだよ」
「そうかよ」
修ちゃんの所にまで見に行くと
「ほいじゃあ、俺は」
フッと返した修ちゃんは
「
「夢姫も見とるしな。誉め言葉として受け取っとくわ☆竜次の二刀流もこれで封じたで。さて、どーする」
「俺がこれしきで諦めるようなタマじゃねぇってことくらい知ってんだろ。ただで勝てねぇなら持久戦に持ち込むまでだ。1軍いちの持久力をなめんなよ」
「さよか。ほいじゃあ、粘られる前に勝負決めたるわ。いくで、竜次」
「いつでもこいや」
お兄ちゃんとサブちゃんの試合はお兄ちゃんが
修ちゃんと竜君の試合は修ちゃんが勝っていて
別のコートでは白石君と謙也君が
空いたコートに呼ばれたのは遠山君と千歳君
そして、せーちゃんと弦君で
「動くこと、雷霆の如し!!」
「「雷か」」
「相変わらず厄介な打球だが…」
グリップエンドで返しているせーちゃんも中々だと思うけど
「ほう」
「前回の試合を忘れたかい?真田。同じことの繰り返しなら、今回も君は早々に五感を失う事になりそうだけど」
「たわけが。そう判断するのは早計というものだ。今再び俺は、俺の持つ全てを懸けてお前に挑む!」
そう出してきているのは修ちゃんとの試合で見せていた
「黒色のオーラ…」
「あの時とは違って完全にものにしてる…確かに厄介だな」
「真っ向勝負で今度こそお前をねじ伏せる!」
「自分の勝ちを信じているあたり、本当にぶれないというかなんと言うか」
別のコートではレン君と赤也君も試合をしていて
「左クロスに来る確率、95%」
「あー、もうまた確率確率って!」
レン君が取ったポイントの後
「どうした、赤也。今日こそ俺を超えるんじゃなかったのか。これでは勝利に程遠いぞ」
なんて言っているけど、中学生と高校生じゃなぁ…
「これから勝つんすよ!俺だって今度こそ、そのデータもろともぶっ飛ばしてやる…。勝って高みに昇るのは俺だ!」
「あぁやって自分を信じてまっすぐにぶつかってくるところは誰かさんに似てるのかもね」
「?何の話だ」
「いや、なんでもない。夢姫は俺の言葉に気づいたようだけど」
「気づかない方が可笑しいでしょう?」
「そうか。俺達も再開しようか。いいかい?黒色のオーラを身に着けた真田であろうとも関係ない。向かってくる相手は、誰であろうと倒す。それが俺達王者立海の掟だからね」
