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「へぇ…設備もしっかりしてるしコート数も多い」
「立派な競技場だね」
「そうだな。しかし、何故コーチ達は俺達をここにつれて来たのか。練習なら合宿所のコートでいいはずだが」
「俺もそこが気になってる。わざわざこの競技場を選んだのには、それなりの理由があるだろうし。夢姫も今回の話は何も聞かされていないと来た」
「え…」
「そうなのか」
「うん。何も聞かされてないの。早朝からバスに乗れとしか言われてなくて。それはお兄ちゃんも同じだったみたいだけど」
「そうか」
「何にせよ心の準備はしておいた方が良さそうだ」
「だね。コーチ達の事だから、何かたくら…考えているのかもしれないけど」
「今、企んでるって言おうとしたでしょ」
「してない」
「したっすね」
「したな」
「皆揃って…」
「少し様子を見てこよう。コーチ達から話が効けるかもしれない」
「そうだな。俺も行こう。夢姫も一緒においで」
「えー」
「えー。言わない」
「幸村さん、夢姫さんの扱いに慣れて来てるっすよね」
「俺だけじゃない。立海の奴等はなんとなく扱いに慣れてきているよ。特に」
「「特に?」」
「うちの仁王は夢姫の扱いは上手だよ」
あたしはペットかなにか?
「1つ上の先輩には毛利先輩がいるし、コーチに越知先輩がいて、監督に種ヶ島先輩がいるって言うのも大きいかもしれないけど」
「それがあるから扱いが上手くなるのか」
歩きだしてすぐに
「皆さん、集合してくださーい!」
「「ん?」」
「噂をすればって事?」
「そうだな」
集まったと同時に
「合宿所では選手同士が互いに切磋琢磨し、良い影響を与え合っています。我々としては大変喜ばしい事です。はい
今日はそんな皆がさらに強くなるための、ある強化プログラムを用意しました」
「なんか。嫌な予感がするんだけど」
「まさか…」
「…」
「まずは2人組を作ってください」
嫌な予感しかしないのはこういう事なんだろう
「2人組を作れって」
「ほう」
選手たちには嫌な空気が流れて来ていて
「本当に夢姫も知らないようだな」
「知ってたらせーちゃん達に隠し通すことなんて出来ないでしょ」
「それもそうだ」
「もしかして、またペア
「合宿所での生き残りをかけた試合をもう1度するってのかよ」
「そんな…」
「崖の上にはもう行きたくねーど!」
「皆不安になってるぜよ」
「無理もねーだろ」
「ペアマッチでの同士討ち、思うところがある奴は多いはずだ」
「あの時と同じ想いをすることになるかもしれへんしな」
「それに、幸村と一緒にいる夢姫も俺達と同じ顔をしてるぜよ」
「つーことはアイツも聞かされてねーって事か」
「そうじゃろ。アイツが俺達に隠し事なんて出来る筈がないからのう」
「でも、まだペアマッチって決まったわけじゃないやんに?」
「どうだかのう」
「どちらにせよ、素直に2人組を作る奴はいねーようだがな」
なかなか決まらない2人組を見て勝手に決めて来たと言った斎藤コーチ
「これが組み合わせ表です」
そう見せてあたしに渡して来たのは
「ペアマッチと同じ組み合わせだ」
「俺達はな」
「ううん。大人組も同じ」
「「な!?」」
「だけど、お兄ちゃんとサブちゃんはペアマッチをしたことなんてないんだけど」
「それはまた…」
「俺の相手は前回と違うようだが…一部、相手が入れ替わっているのか」
「大人組の名前もあるぜよ」
「仁王、ちょっと」
「なんじゃ」
「夢姫からの情報だ。越知先輩と毛利先輩以外はペアマッチをしているそうだよ。俺達と同じくらいの時に」
「ほう」
「今からこの組み合わせで1セットマッチのシングルスの試合をしてもらいます。今回はデータの更新が目的なので崖の上に行ってもらうような事はありませんよ。ですが、気を緩めたまま試合に臨むことの無いように。相応の結果を残せなかった時は…分かってますね?」
「相応の結果、ね…。言われなくても分かってるぜよ」
「あぁ。どんな試合だろうと全力で戦うだけだ」
「そう言えば合宿所のコートやなくて、わざわざこの競技場にしたんは…」
「それもデータ収集の一環ってことだろうな」
「夢姫」
「お兄ちゃん」
「なんとなく状況はつかめているな」
「なんとなくだけど」
「ならいい」
「どういう」
「皆はこれから世界に行くことになって行くでしょう?ワールドカップという名の大舞台に」
「あぁ」
「だから、合宿所や学校とは環境の違ったコートでの試合でどう対処するかって事でコーチ達はデータを撮るんだと思う」
「このコートに分かれて早速第1試合を始めて貰います」
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