思い出の写真
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スマホを見てるブンちゃんを見ると
「写真も撮れたぜ」
「2人とも真剣でいい顔をしていますね」
「先輩たちのおかげでいい写真が撮れマシタ。アリガトウゴザイマース」
「どういたしまして。家族が喜んでくれるといいな」
「ハイ」
「お、これって」
「そう、海外遠征の時の写真」
「この時期ってよ、氷帝も海外に居なかったか?」
「いたいた」
へぇ
「って、がっ君にジロ君まで…」
「いいじゃん。全く知らないわけじゃないんだからよ」
そうかもしれないけど
「ちょっといいですか?」
「日吉じゃん」
「みんなが写真撮ってるって聞いたC~」
「面白そうだから見に来たんだよ。そしたらまさかの此奴がアルバムなんて開いていやがった」
日吉君が持っていたのは風呂敷で、それを真似した蔵兎座君
「お、いい画になりそうじゃん、2人ともこっち向いてくれよ」
「俺まで一緒に撮る必要はないと思いますが」
「それにしても日吉、ちゃんと後輩の面倒を見るなんていい先輩してるじゃん」
「風呂敷にいっぱい、お菓子詰めて出かけたいよね~」
「いいな、それ。ちょうど今日は天気がいいしな」
「紅葉も綺麗ですしね」
「紅葉と一緒に撮ったらそれはそれで綺麗なんじゃない?」
「そうだな」
その前にお昼ご飯をと言う話になり
「夢姫今日はいいそうだ。夕飯を手伝えばいい」
「そうする」
お兄ちゃんと同じお蕎麦を頼むと
「「いただきます」」
「おや、ご兄妹で蕎麦ですか」
「ああ、更科そばだ。夢姫は変わり蕎麦だろう」
「変わり蕎麦?」
「お蕎麦の麺の中に柚の皮と身を練り込んであるお蕎麦。この時期はよく頼むんだ」
「へぇ変わっていますね」
「それでも食べてくれるだけまだいい。お前のそばは…ソーキソバか」
「えぇ」
「あたし食べた事無いかも」
「美味しいですので、先輩達もぜひ食べてみてください」
「そうだな。次の機会に食べてみるとしよう」
比嘉の皆も食べていて
「見てて気持ちいいくらいの食べっぷりやねぇ。せやけど、ちゃんと野菜も食べなアカンで?俺の野菜天丼の野菜、ちょっとわけたるわ」
「
「やーは和風定食か?」
「ハイ。このミソスープが飲みたくて…合宿所のミソスープは少し味が濃いデスガ、美味しいデス」
「だそうだ」
「濃さも調節しとくね」
「え?」
「何を驚いてるん?」
「そうだな」
「いやいや、調節するって」
「なんだ、お前たちは気づいていないのか」
「何をですか」
「ここの朝食すべては大体が夢姫が作っているものだ。お前たちよりも早く起きているぞ」
「マジかよ」
「本当」
「ごちそうさまでした」
「午後からはどうしようか」
「先輩達とも話したのですが、合宿所内は大体撮り終えたので外に行こうと思いマース。夢姫さんが紅葉と一緒に撮ったらきれいなんじゃないかって」
「紅葉かぁ。それやったらええ場所があるで。ね、ツキさん」
「ああ」
「でも夢姫も撮らんかったか?」
「撮られてたね?恥ずかしいけど」
「なんで恥ずかしいんだよ?」
「紅葉の葉っぱに滑って紅葉の山に全面ダイブしたんよ。その写真をツキさんに撮られとるわけやね」
ブッと噴出したブンちゃんに
「だから話したくないし、見せないんだって」
「…?」
お昼を食べた後来た場所は
「また来るとは思わなかった」
「そう言うな。ここなら紅葉した景色がよく見えるだろう」
「先輩、こんな穴場をよく知ってましたね」
「さっきも話しただろう。夢姫が紅葉に滑ったはなしを」
「そう言えば」
「あの場所がここだ。ランニングの休憩がてら来ただけだ。ここで大丈夫そうか」
「アリガトウゴザイマース!とても素敵な景色が撮れそうデス」
「それは良かった」
「夢姫」
「んー?」
カシャリおと音がしたと思ったら
「また、撮ったでしょー」
「大丈夫だな」
「もうっ」
「せっかくだし、俺も写真を撮ろうかな。しばらくはそれぞれで撮影しようか」
「どう?いい写真は撮れた?」
「撮れマシタ」
「それは良かった」
「おーい、こっちの紅葉も見ごろだよ~」
「本当デスカ?」
「ああ。あっちの方に川が見えるだろ?あの川に紅葉が映ってて」
「赤い絨毯みたいに見えるんだよ」
そう教えて貰った場所は本当に赤い絨毯の様になってて
「とても綺麗デスネ!」
「ね?綺麗だね」
またかシャリと音がしたと思えばお兄ちゃんが撮っていて
「先輩は」
「ん?」
「夢姫ちゃんと写真を撮らないんですか?」
「確かに」
「あまりないな。夢姫単体で撮っていることが多い」
「へぇ」
「あのアルバムも確かにそうだが、毎年必ず時季で写真を撮って送っているからな実家には」
「そうなんですか」
「あぁ。離れて過ごしている時間が多いせいだろう。夢姫も気づいていないが、あの合宿所にはないアルバムが実家に帰ると大量に置いてある」
「へぇ」
「きっと今回見せたのだって躊躇したかもしれないが、夢姫にとってはどれも思い出の写真なんだ」
「なるほど」
「実家に送ってるなんて初耳だよ?」
「だろうな。俺も言っていなかったしな。立海の入学式の写真もしっかりと実家に送り届けてあるぞ」
「うっわぁ…」
「そう言えば千石に聞いたけど、家族に送るための写真を撮ってるんだろ?」
「どんな写真が撮れてるんだ?」
「午前中だけでも結構撮ったよね」
「ハイ。今ある写真は…こんな感じですね」
見せて貰った写真には後ろに他の人たちが確りと写り込んでいて
「これも個性だろうね」
「だな」
「なぁ夢姫」
「んー?」
「あっちで皆で写真撮ろうぜ」
「あたしはいいよ」
「撮らなくてもいいから一緒に居ればいいじゃないか」
「お兄ちゃんまで」
「こういう時間だって貴重だぞ」
「そうだけど」
カシャリと音がしたと思ったら
「撮ったぜ?夢姫」
「ブンちゃんまで」
「いいじゃねぇか。兄妹で同じ場所に居られるなんてそうそうねぇことだろぃ」
ま、確かにそれもそっか
