カラーバトル!?
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「へ?山でオリエンテーリング…?」
「そうなんだよ。夢姫ちゃんは越知君と毎日長距離を歩いているからあまり問題ないと思うけど」
「「え?」」
「長距離歩くって」
「実家に帰るとたまーに…ね。でもここでも歩いたりしてるよ。長距離」
きっとこの合宿所から立海にまで歩くのは苦じゃない
「まぁ山道を長時間歩くのは、いいトレーニングになりますからねー。それに今の季節は穏やかな陽気だし山の中を歩くにもピッタリでしょ」
その話に喧嘩を始めた桃城君と海堂君
「皆さん、まずは4人1組のチームに分かれて貰います。各チーム、4つのチェックポイントを通ってゴールへの到着タイムを糞うのは従来のオリエンテーリングと変わりませんが、今回は戦術眼ととっさの判断力、駆け引きによるメンタルトレーニングのために特別ルールを設けてみました」
「特別ルール?」
「あの、特別ルールって」
「これです」
あたしに渡されたのはカラーボールで
「なんだ、アレ?ボール?」
「中に特殊なインクが入ったカラーボールです」
「あぁ、物によっては付着すると洗っても数日落ちないという」
「これは水溶性なので水で洗えば落ちちゃうんですけどね。明日は皆さんにこのボールを投げ合ってもらいます」
へぇ
「投げ合うって」
「どういう事っすか」
「先ほども言った通り、今回は4人1組に分かれて、4つのチェックポイントを回り、ゴールを目指してもらうんですがその際、他のチームと遭遇した時にはこのカラーボールを投げてください。当てられた人にはペナルティーを受けてもらいまーす」
「げ…っ」
「ペナルティってなんですか?」
「ゴール到着時のタイムに当てられたボールの色に応じたタイムを上乗せするの。黄色が5分、青色が10分、そして赤色が30分」
「つまり、如何いう事っすか?」
あ、分かりにくかったかな
「赤也君、こう言ったらわかりやすいかな。他のチームよりも早くゴールしたとする。だけど途中で今言ったボールを当てられてたらペナルティとして負けと同じ扱いになるの。これ、お兄ちゃんたちの時にも同じトレーニングしてましたよね」
「したね」
「オリエンテーリングはゴールまでの所要時間を競う競技だ。タイムを加算されれば、その分だけ他のチームに後れを取った事になるだろう」
「さてと、お互い牽制をしあいながら、ゴールを目指すことになりますが皆さん、頑張ってくださいね」
「因みに、このオリエンテーリングは山の中で行う予定なので、険しい道とかにも注意が必要になって来ると思います」
「マジかよ」
「嘘はいかんぜよ」
「いや、夢姫ちゃんが今言った山の中と険しい道と言うのは間違いではないよ。彼女は既に4年前にも同じ経験をしているからね」
嘘だと思っていたのだろう立海の皆や他の学校の皆も驚いていて
「それと、今回はあたしには投げて来ないでね?不参加だし」
「じゃ、なんで呼ばれてんだよ」
「このボールの補充係を任されてるから」
「「なるほど…」」
「そりゃ、参加しているようで不参加という訳だな」
==
当日
「おはよう、夢姫」
「おはよう。そういや昨日ボールの補充係だと言っていたな」
「うん。各チェックポイントにあたしは行くけど、あたしは全部のチームを待つわけじゃなくて」
「え?全チーム待つんじゃねーのか、普通」
「そんな事をしていたら時間がいくらあっても足りないでしょう?なので、第1チェックポイントから最終チェックポイント迄、各10組わたしたら次に進んでいると思ってください。まぁ各チェックポイントには大人組が待機しているので確実に人がいなくなるわけではないので安心して構いません」
「マジかよ」
「本当。それと最初に渡すボールは各3色ずつ。合計9個渡しておきますね」
山に入ってすぐにその説明をした後スタート地点で組んでもらったチーム
「あ、ちなみにあたしに当てた場合、山での食事は無いので合宿所まで食事抜きになります」
そう言ったあたしに
「げぇ」
「マジかよ」
「黙って怒るタイプだろぃ」
「当てなかったらいいだけの話でしょう?頑張ってね」
「あぁ…」
あたしがチェックポイントで待って居てもまだ誰も来る気配がなくて、ボールにインクを入れて待って居ると
「随分と懐かしいなぁ」
「懐かしいってまだ4年しか経ってないのに」
「そうだな。俺達が来た頃に同じことをあのコーチにさせられたな」
「しっかしよぉ覚えてんなぁ」
「お兄ちゃんが1番狙われてたのだけはよく覚えてる」
「しゃーないやろ。ツッキーのあの身長があるから狙われやすいんとちゃう」
「そうかも」
ボールにインクを入れ終わると
「皆が来るまではちょっときゅうけーい!」
「なんでお前はリラックスしてんだよ」
「だってあたしに当てたらレストランまで食事抜きって宣言してるもん」
「おいおい」
「それにずっと此処に居るわけでもないやろ、夢姫」
「うん。10組渡した時点で次のチェックポイントに行くから」
「さよか」
「お前の事だから」
「本当は修ちゃんに最終チェックポイントに居て欲しかったんだよ」
「そっちが本音だな」
「ツッキーが悲しむで」
「お兄ちゃんは黙認してるじゃん」
修ちゃんの隣で本を読んでいると
「お!来たみたいやな。ここが第1チェックポイントやで☆」
「さっさとこっちに来な」
「確か、チェックポイントではカラーボールが補充できるったいね」
「せやで。先着順に好きな色を選び放題や」
その補充をするあたしの身にもなって欲しいけど
「まぁ個数に制限はつけさせてもらうけどよ」
「それにしても、監督役よりも参加する方がオモロそうやな。試しに俺にちょっと投げてみてくれへん」
「えぇ!?」
「余計な手間かけさせんなし」
「竜次はつれへんなぁ」
「お前らもモタモタしてっと不利になるし、コイツに構わず、さっさと行けや」
「あ、はい!」
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