おでかけ in ミニチュア・ワールド
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ある日の練習の休憩中の事だ
「楽しかったな、遊園地」
「遊園地ですか?」
「急に何の話だ、精市」
「確かに。いきなり遊園地が楽しかったと言われても」
「写真を見てたんだ」
写真?
「ほら、前に一緒に行っただろ。スマホを操作してたら、たまたまその時の写真が出て来てさ」
「そうなんだ」
「あぁ」
「テニス部の皆で行きましたね。切原君が入学したばかりの頃でしたか」
「という事は大分前の話だよね?」
「一昨年の6月、創立記念日だ。懐かしいな」
「うん。なんだか随分前の様な…最近のような気もする」
「そっか」
一緒にいた比呂君とレン君が顔を見ていて
「夢姫」
「はい?」
「夕方。立海の皆で話をしたい」
「いいんじゃない?」
「お前も含めてだ」
「なんであたしまで」
「お前も立海生だろう」
確かに立海には在籍はしているけど
「逃げるなよ?」
「話に参加する理由は」
「お前がいれば仁王も来るからだ」
「そっちが本音だね」
「あぁ。精市には気づかれるなよ」
「分かった」
夕方までマネージャー業務と夕飯の支度をしてコートの方に向かうと
「珍しいな夢姫がこない時間に外に出るの」
「うん。なんかレン君が放しをしたいからって」
「さよか」
レン君たちのいる所に行くと
「--ということが今日の休憩時間にあったんです」
なんて比呂君が放しをしている声が聞こえて来ていて
「お待たせ」
「いや。そんなに待ってはいない。それに精市が遊園地に行った話しかしていない」
「そうなんだ」
「行ったな遊園地。すげー楽しかったよな」
「だけどよ、一昨年の話をなんで急に」
「たまたま写真を見つけたってせーちゃんは言ってたけど」
「1年以上前の写真をたまたま見つける確率は普通なら低いだろうな」
「普通ならって」
「普通なら?」
「そうか。夢姫は知らねーんだっけ。入院…してたんだ」
入院?
「幸村君はあの後、写真あんま撮ってねーかもな」
「私たちよりかは少ないかもしれませんね」
「推測でしかないがな。だが夢姫も一緒にいたあの時間に言って来たというのは」
「夢姫との思い出も作りて―ってことかよぃ」
「だろうな」
「面倒くさい。なんなら海原祭でも写真なんて撮ったじゃない」
「それとこれは話が別じゃ」
「同じですーっ」
「じゃあこれから沢山、新しい思い出を作っていかねーとな」
「おぉ!その通りだぜ、ジャッカル」
「善は急げだ。早速計画を立てるか」
「では次の休みに皆で遊園地に行くのはいかがでしょう」
「それもいいけど」
「あたしは行かないからね?」
青学の皆とは遊園地に。氷帝の皆とはまさかのハワイに連れ出されるとは思わなかったし六角の皆や四天宝寺。不動峰の皆とも出かけて来ていてすでに疲れているのも事実だ
「お前に拒否権が今まであったか」
「ない」
「だろう。今回も強制参加だ」
「ほんっと最悪」
当日誰が1番安全に寝てられるかな
「ま、新しい思い出ってんなら新しい事やりたい気もすんな」
「「うーん…」」
なんて悩んでいると
「どうした、皆で難しい顔をして」
「弦一郎か。いい所に来たな」
「そうなのか?俺もちょうどいいと思っていた所だ」
何、2人揃って丁度いい所に来たとか言ってんの
「あたし部屋に戻りたい」
「む?」
「駄々こね娘作動中だ」
「何!」
「弦君の言葉は聞かないもん」
「おい」
「弦一郎。何故俺達を探していた」
「そうだな。お前たちは『ミニチュア・ワールド』を知っているだろうか」
ミニチュア…ワールド?
「ミニチュア・ワールド…名前は聞いた事がありますね」
「たしか色んな国の建物とかがミニチュアで展示されてる大型テーマパークだろ?」
「あぁ、そうらしいな。俺もさっき知ったばかりなのだが。そこでうさいぬ絡みのイベントがあると赤也に聞いてな」
「へー…」
「まったく興味がなさそうじゃの」
「興味ない」
「アイツはそう言った情報には耳が早いな」
夕飯を食べ終わってお兄ちゃんの所に向かおうとした時だ
「夢姫」
「レン君?」
「先ほどの話の続きだが」
うん。気を付けてね?」
「お前に拒否権はないと言っているだろう」
「だって行きたくないんだもの。たまにある休みくらいゆっくり修ちゃんにくっついてたいのに」
「お前の本音はそっちだろうな。だが」
「青学や氷帝。その他の他校の生徒たちと交流を深めに一緒に行ったとは聞いているが」
「立海の皆は他の人たちよりも関わり合いが長いじゃない」
「何を言う。これも交流を深めるためだぞ」
めんど…
「なんや?随分夢姫が面倒そうな顔をしてんなぁ」
「しゅーちゃんにサブちゃん迄」
「いや。実は」
話の内容を聞いた修ちゃんとサブちゃんは
「まぁ確かに俺ら立海に関しては夢姫とも関わり合う時間は多いんやろうしそれがあるから自分以外の皆で夢姫も楽しんでほしいんとちゃう」
「ですが…」
「でもええんとちゃう?夢姫も」
「サブちゃん?」
「たまにはのんびりしてきんせーね。幸村たちと」
「え…」
「青学とも氷帝とも出かけたんやろ?」
「出かけた。というよりも氷帝はあれは出かけたって言っていいものなの?」
「出かけとるやろ。ま、他の学校の奴等とも出かけとるし立海の奴等の方がよっぽど平気やろ」
そうかもしれないけど…
「そうだな」
「お兄ちゃん?」
「お前たちにとっては夢姫の新しい一面を知ることにもなる」
「逆を言えば夢姫が俺達の知らない部分を知ることが出来る、という事ですね」
「そういう事だ。夢姫も行ってこい」
「じゃあ…」
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