お正月
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お兄ちゃんの膝に座って毛布にくるまっていると
「先輩大丈夫なんっすか」
「問題ない。ここ数日課題を終わらせようと頑張っていたようだからな、少し疲れているんだろう。夢姫も時間まで寝ておけ」
「うん…」
目を閉じたあたしに
「子供みてーだよな」
「だな」
「変わらないのが1番だ。それはお前たちにも同じことが言える」
「はい」
==
「夢姫」
「おにーちゃん?」
「そろそろ行くらしいぞ」
「うん…」
お兄ちゃんから降りて外に出ると
「流石に寒いな」
「日ぃ出てへんから暗いしなぁ。足元、来ぃつけや」
「他の皆は来てんのか」
「『寝てる奴起こしてから行くぜ』って跡部が言ってた」
「ジローが寝てる奴の中にいないのが今年イチ驚きだぜ」
「始まったばかりやけどな」
「確かに…」
お兄ちゃんが氷帝に行くときに使っているマフラーを借りて首に巻いていると
「そんで、どこで見られるんだよ」
「合宿所の敷地内にある高台なら綺麗に見えるって教えて貰ったけど」
「確かに合宿所内なら、カメラもあるし何かあっても安全だな」
「『寝ぼけて汚すんじゃねーぞ』って跡部が言ってた」
へぇ
「跡部の奴、どんだけ伝言してんだよ」
「なんだかんだ面倒見いいよな、アイツ」
「っていうよりも、ジロ君はなんでそんなに荷物が沢山なの?」
いろいろと詰め込んできた。といったジロ君に苦笑いをした亮君達
それでも高台まで来ると
「ついた!」
「間に合ったか?」
「あ、見て!ほら!」
そうジロ君亜指さした先には眩しいくらいの初日の出が出ていて
「初日の出!」
「すご…」
「…綺麗です」
「俺達の新年を飾るにふさわしい輝きじゃねーの」
「素晴らCー!」
「ユウくんと一緒に見られて良かった」
「俺もやで、小春」
「そうだ、写真撮ろうぜ」
「俺写るー!宍戸も一緒に入ろうよ」
「んじゃ、2人はそこに立って太陽持ち上げてくれ」
太陽を持ち上げる?
「「え?こう?」」
「そうそう」
パシャリと撮ったがっ君の写真は
「その写真いいね、がっ君」
「だろ?んでもって」
「わわ」
あたしも一緒に写された写真
「別に良かったのに」
「あ、その構図いいすね。先輩らにやってもらお」
「ほんなら、俺と白石でやったるわ」
「撮れたら見せてくれよ」
「了解すわ」
「さっきまで寒かったのに、太陽が出たら一気にあったかいね。いい写真もいっぱい撮ったし、スッゲー楽しかった」
「頑張った甲斐があったな」
「せやなぁ、元旦にええもん見られたわ」
「今年も楽しい1年になりそうだな」
「ワックワクな1年になりそう」
戻って来てすぐに
「がぁー…」
「よう寝とるなぁ」
「樺地、部屋まで運んでやれ」
「ウス」
「頑張って起きてたから疲れたんだろ」
「初日の出見て満足した途端、ころっと寝ちまったもんな」
「まぁ、それだけ楽しかったっちゅーことやろ」
「この分だとしばらくは爆睡だな」
なんて話している中
「あ、ボールの打ってる音がする」
「マジ?」
「全然聞こえねーけど」
でもこの音は
「じゃ、あたしは行くね」
「もう行くのかよ?」
「今日から3日間はキッチンに入れないから、お兄ちゃん達のテニスを見てるだけ。今打ってるのもお兄ちゃんとサブちゃんか修ちゃんかな」
「マジかよ」
「じゃーね。初日の出見られて楽しかったよ」
「それは良かったぜ」
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