お正月
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「もうすぐ今年も終わりか…」
「この時期はソワソワしちまうよな」
「なんで」
「特に理由があるわけじゃねーけど」
なんて会話が聞こえてきて、そう言えば今年ももう終わりなんだと実感させられる
「何かやり忘れた事でもあんのか」
「どうだろうなー。テニスはいっぱいしたけど」
「跡部は如何なんだよ」
「俺様が悔いを残すわけねーだろ」
あ、そうなんだ
「どうかしたのか夢姫」
「なんでもない」
「そうか。俺達ももうそろそろ練習を切り上げる。その後はお前の課題だな」
「見てくれるの?」
「あぁ。早めに切り上げて年末年始はゆっくりしたいだろう」
「うん、したい」
「そう言うと思ったから、俺も毛利も早めに切り上げる」
「ありがとう」
「問題ない」
サブちゃんともう1ゲームしたら切り上げると言ってくれたお兄ちゃん
「なんか仲間と過ごす年越しって大人な感じするよな。どうせなら何かしねー?」
「それなら、年越しの瞬間は全員揃って迎えるか?」
「でも消灯後に部屋出ていいのか?」
「俺がコーチに許可を取っておいてやる」
「マジかよ」
「さっすが跡部!ありがとね」
「浮かれて、練習で気ぃ抜くなよ?」
「勿論!任せて!」
なんて言ってるジロ君たち
「へへ。年越し楽しみだC-!」
年越しねぇ
「それならよ、跡部」
なんて話が終わる前にお兄ちゃん達の練習が終わったらしく
「夢姫。戻るぞ」
「あ、うん。そう言えば今年ももうすぐ終わりなんだね」
「だな」
「お兄ちゃん達は年越しそばは何が食べたい?」
「今年も作る気か」
「もちろん」
「ほな、俺からもリクエスト。天ぷら揚げたるさかい、天ぷらそばにしてや」
「りょーかい」
「おれも天ぷらそばにしよう」
「分かった」
お兄ちゃん達は天ぷらそばッと
「何聞いてるんやっしー」
「大みそかの夜に食べる年越しそばの話」
「それならわんは、沖縄そばがいいさー」
沖縄そば、か
「作れるかな」
「作れんでも、前に作って貰ったのも美味かったやっし」
前に作ったことあったっけ?
「あぁそう言えばあったな。外の練習に行ったきりなかなか帰って来なかった日が」
「そう言えば」
「あん時のそばが食いたいさぁ」
「あれは力蕎麦だね」
「「力蕎麦?」」
「餅が入っていただろう」
「そう言えば」
「あの餅が入っている蕎麦を力蕎麦と言う」
「へえ」
「沖縄そばが難しかったら力蕎麦ね」
「よっしゃ!」
==
翌朝、レストランに入って来た氷帝学園のメンバーたち
「でねっみんなで初日の出見に行きたいんだー!」
「悪くねーな」
「でしょ!?」
「ウス」
「見に行くのはいいけどよ」
「芥川さん、ちゃんと起きていられるんですか?」
「頑張る」
「そういや例の件は」
「当の本人がここにいるじゃねーか」
「ん?」
「でも日吉こそ大丈夫?」
「早起きは得意だ」
「寒いのは苦手じゃなかったっけ」
それには無反応になってしまっている日吉君に
「夢姫」
「んー?おはよう、亮君」
「あぁ。あのよ」
「うん?」
「俺達と初日の出でも見に行かねーか」
初日の出をねぇ
「面倒くさい、寒い。布団に居たい。寝ていたい。ということで却下」
「おいおい」
「屋外用の暖房を用意してやろうか」
「何言ってるんですか。いりませんよ。寒さ対策くらい、自分で何とかします」
「夢姫ー。俺のジャージ貸そうか?」
「いらない。むしろ寝てる」
「つーかよ、初日の出見るなら、夜明け前に合宿所でねーといけないんじゃねーか?」
それもそうだ
「消灯後の部屋移動は許可を貰ったが、それとは別に外出許可が必要だな」
「ダメって言われちゃうかな」
「俺が話を付けてくる。少し待ってろ」
「許可下りるかな」
「跡部部長なら大丈夫だろう」
「問題は夢姫だな」
「行かないからね?」
==
「おや」
「君島先輩」
「育人君、おはよう」
「おはようございます。ですが朝から何を」
「初日の出を見に行くことになったんですが」
事情を話した亮君に
「なるほど、それで夢姫も一緒にという事ですね」
「はい」
「いいじゃないですか夢姫」
「どこが」
「たまには自分と同学年の人と接するのも悪くはないと思いますよ」
自分と同学年の人たち…か
「年明けは越知と一緒にどこかに出かけるのでしょう?」
「そうなのかよ?」
「うん。修ちゃんに振袖きつけて貰ってお兄ちゃんと一緒に街中を散策しながら初詣に行って来る。年末年始はあたしもキッチンの中に入っちゃ駄目だって言うから」
「そうですか。ではその年末年始までに立海で出されている課題を寿三郎と徳川を抜いた我々が見ましょう。ですが夢姫も氷帝の皆さんと一緒に初日の出を見てくること。よろしいですね」
皆と初日の出は見たくない。むしろ寝ていたい…だけど育人君たちを含めた大人組の人たちが一緒に課題を見てくれて、値松年始までに片付けると言ってくれている。早く終わればその分自分の時間もゆっくり取れる…
「いかがですか?」
「わかった…」
「宜しい」
「あの夢姫が」
「時間ですよ」
「時間?」
「えぇ。我々とはそう時間がかからずとも皆さんとは時間がかかっているようですし、今後も夢姫がこの合宿所に居るのならば少しでも距離は縮めておいた方が良い」
そんな中戻ってきた跡部君は
「敷地内なら構わない」と言われたそうで
「敷地内なら、宿舎を出るまでは越知と一緒に居られるようにしましょう」
「ならそのままお兄ちゃんと一緒に寝る」
「だめですよ」
ケチィ
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