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「夢姫?」
「話してみようと思ってる」
「さよか」
テニスコートに行くと皆の手が止まって
「大丈夫か?」
「少しだけ」
「そうか」
「ツッキー。少しだけ時間をやり」
「どういう意味だ」
「今後のこいつ等にも必要な事や」
「そうか」
話してきていいと言われてレン君たちのいる部室に行くと修ちゃんが同じことをせーちゃんたちにも話をしてくれて
まーくんやブンちゃん、弦君にジャッカル君が食べていることも知って居て
「そうだね。夢姫」
「せーちゃん?」
「俺達は人の作った物。特に体作りの資本となる食べ物を粗末にすることはまずはしないよ」
「え?」
顔を上げると笑顔のせーちゃんがそこにはいて
「寧ろ、食べないなんて言う選択肢俺達にはないからね」
「あ…」
「まぁ脱落者に食べさせていたのは柳から聞いていたしまさか丸井も食べていたなんて言うのは初耳だったけど。俺達も夢姫の作った食事を食べてみたいって言うのは本当だよ」
!?
「試しにこいつらに作ってみたらええんとちゃう?」
「修ちゃん?」
「もし駄目ならそこで終い。でも平気ならこいつらの事や。食べきるやろ」
「うん」
「お前たちは夢姫が毛利と同じ弁当を食べているという事は気づいとるやろ」
「なんとなく似たようなお弁当だなとは思っていましたが」
「あれが夢姫の作る弁当や」
「へぇ」
「ますます食べて見たくなったよ」
「!!」
初めて言われたかもそんな事
「夢姫?」
「皆の好きな味付けは出来ないよ?」
「大丈夫だよ。真田たちがおいしかったなんて言うくらいだしね」
「明日、作ってみるけど」
「楽しみにしているよ」
「そうじゃの」
「だな」
コートに戻ると4人でダブルスをしていて、レギュラーではないテニス部の人たちは呆然としてそれを見ているだけで
「話は終わったようですな」
「その様だ」
コートから出て来たお兄ちゃんに思いっきり抱き着くと
「お兄ちゃん」
「どうかしたのか」
「明日から夢姫がこいつ等に弁当を作るって話や」
「訊いたのか。幼稚舎での話」
「はい」
「夢姫が無理だと思ったら辞めさせるぞ」
「ま、あいつ等よりは多少は壁が低くなった感じやな」
「そうだな」
テニス部の練習としては昨日のお兄ちゃんたちからの課題の持久力と基礎体力をつけるという話になり
「持久力を付ければ基礎体力も増えてくる。夢姫もそういう面を踏まえて食事も作るだろうよ」
「勿論」
「一体」
「今日はとりあえず、ラケットは使わねぇ」
「「は!?」」
「持久力を付けるためにはジョギング・水泳がいいんだが、ある程度の速度が欲しい。という事で早足でコートを回ってもらう」
「マジかよ」
「それともあの爺の練習の方が良かったか」
「あたしもう山には行きたくないんだけど」
「お前は行かせるわけないやろ」
流石修ちゃん
「取り合えず俺が終了の合図出すまでだな」
「それで終わってまうやろ」
「馬鹿言え。氷帝は部活の休みが2回ついてんだよ。そこの休みは俺が見に来てやる。そうだな朝も早足で立海まで歩いて来いよ」
「どういう意味じゃ」
「朝と夜の空気ほど薄い物はない。だから有酸素運動するには持って来いなんだよ」
「成程な」
「今日は朝の分をこの時間でやるだけだ。始めんぞ」
竜君が終了と言った時立海生は皆バラバラで止まっていて、しかもそれなりに息も上がって居る
「この辛さを忘れんなよ?」
「え?」
「そうだな。有酸素運動をしていくことで身に付くことが多くあるが、残りの数か月で大幅に変わるだろうよ。これは氷帝の奴等にもやらせてるがな」
「そうなんだ?」
「あぁ」
「その状態で打ってみるか?」
「動けないぜぃ」
「同感じゃけ」
「だろうな。だが体が慣れてくれば今後そのまま練習も出来てくるようになる」
「竜次の言ったように朝も帰り最早歩きやな」
「まじかよ」
取り合えず今日の練習はここまでとしたお兄ちゃんたち
「体は冷やすなよ」
そういうと別のコートに入ったお兄ちゃんたち
「何をするんじゃ」
「お兄ちゃんたちは皆の練習をコーチする期間練習は個人に任せると言われてる。まぁ全国大会の会った時は練習できなかったし、学校でするコーチなら学校の敷地内にコートがあるのは確定。だから個人に任せられてるの。で、今日はお兄ちゃんもサブちゃんもいる。修ちゃんと竜君もいる。デューク君はきっと帰るだろうけど。あの4人でダブルスをしてから帰るつもりなんだよ」
「マジかよぃ」
「こんな練習滅多に見られないからね」
「マジ?」
「本当。ダブルスの相棒となれば大概シングルスでの練習だけになっちゃうから」
「さよか」
「夢姫ー」
「修ちゃん?」
修ちゃん達のいるコートに行くと
「アイツらも呼んで来ぃ。俺達の制限なしでの練習見せたるわ」
「大丈夫?」
「当り前やろ」
皆もつれて来ると、いきなり始まったお兄ちゃんからのサーブゲーム
「嘘だろ」
「俺達とやった時よりもはるかに速いじゃと」
「あれがリミッターを解除したお兄ちゃんのサーブ。今の氷帝の中でこれを知ってる選手はいないよ」
「マジかよ」
もの凄く互角の試合をしているものの流石と言った感じだろう
7-6という形でお兄ちゃんたちが勝ったのだ
「一体…」
「分かった?皆はこういう人たちと世界に行くの」
「すっげぇ」
「そうだ。パスポートだけ用意はしておいてね」
「何でだ」
「この間呼ばれた選手はこれから海外で世界を相手に試合をする。用意できなければ入国すらできない」
「成程」
「お前さんは持っているんか」
「持ってるよ?じゃなかったらマカオにだって行けなかったもの」
「へぇ」
「でもお前たちが召集懸かる少し前には俺達と一緒に遠征に行く話やけどな」
「修ちゃんも行くんでしょ」
「あぁ」
「ならあたしが断る理由がないもん」
「やろうな」
着替えて来た立海生を見た後
「夢姫」
「せーちゃん?」
「ふふ。明日楽しみにしているよ」
それだけ言うとレン君や弦君と一緒に帰って行ってしまった
「初めて言われたかも」
「そうか」
翌朝お弁当を作るために早く起きたあたし
「相変わらず朝は早いねぇ」
「しゃーないやろ」
「夢姫があいつ等に弁当を作る羽目になっているからな」
「おやおや」
朝ごはん用に作ったお握りの中には鮭やおかか、梅などを入れて握ってケースの中に詰めていく
新しいご飯を炊飯している間におかずも作っていく
「随分と手の込んでいる食事だな」
「これ?立海のお弁当」
「ほう」
「って立海のお弁当?」
「うん」
お昼ご飯も作り終わり、果物も切ってお弁当箱に詰め込んでもまだ時間はありそうだけど下に行くとお兄ちゃんも修ちゃんも支度は出来ていて
「おはよ」
「おはよう」
「なんや大丈夫かいな」
「ちょっと緊張してる」
「あいつ等なら平気やろ」
「え?」
「毛利が言うとったで。出されたものはしっかり食べる。それをモットーにしているらしい」
そうなんだ
「そうだな。少し早いが立海に行ってみるか」
「うん」
お兄ちゃんたちと立海に行くと
「おはようございます」
そう言って来たのは弦君と比呂君で
「お、おはよう」
「随分と早いな」
「風紀委員の仕事もあって」
「さよか」
「しかし、朝から早歩きをするのは流石にきついものがありますが」
ちゃんとしてきたんだ
「でもそれをしていけばテニスをしてる時の持久力も上がんで」
「だと良いのですが」
時間がたてば他の立海の選手たちも入ってきて
「朝から早足は疲れんだろぃ」
「全くじゃ」
「全員揃っているな」
「切原は」
「アイツは中学なので」
「そうか」
「先ずは朝飯食べ」
修ちゃんがそう言うとあたしの握ってきた朝ごはん用のお握りをベンチコートに置いていて
「朝からこの量?」
「今日はお握りだけだけど」
どうなるか分からないし
そんな中でも確りと食べてくれている皆を見ていると驚きしか出なくて
「開けてみないと中になにが入っているのか分からないのもいいね」
「そうだな」
あっという間に完食してくれた立海の皆
「お昼も期待できそうだね」
「そうだな」
朝練を終わらせた後教室に戻って直後だ
昨日のことが気まずくて教室に入りくかったのにだ
「早く入りんしゃい」
前から腕を引っ張られたせいかまー君にしがみ付いてしまったあたしに
「いいなぁ」
「はい?」
「何がだよぃ」
「朝、越知さんの作ったご飯食べて他の見えたんだよ」
あ、そう言うこと?
「彼女の作ったものを食べたのは今日が初めてだよ」
「え?」
「普段は絶対に作らないと。作る相手は決めていると言っていたからね」
「そうだったの?」
「あぁ」
「もう少しだけ待っててやれ」
「どういう」
「時期にわかる」
普通の授業を終わらせた後、担任の授業になった時だ
「越知。お前に色んな書類が届いているんだが」
「書類?」
「そうだ」
分厚い紙袋の中には昨日話していた例の案内のパンフレット。しかも有名な学校のパンフレットまで入ってる所を見るとコーチに交渉してくれているのは育人君だろう。
封筒の裏には氷帝学園と記載されている
「ありがとうございます」
「せんせー。海原祭の着るものもあるので採寸したいんですけど」
「おー。いいぞ」
なんて簡単に言うもんだから女子は奥の部屋に男子は隣の教室での採寸
「さて、測っちゃいましょうか」
「ねぇ、その前にどんなのを着るの?」
「こんな感じよ?」
そう見せてくれたのは可愛い系のワンピースで
「色合い的にはパステルカラーなんだけど、越知さんは何色が着たい?」
「え?」
「せっかく着るなら好きな色で着たいでしょう」
あ…
「水色がいいなぁ」
「水色ね」
何かの名簿に色々とかいている子は
「じゃ、採寸するから腕を広がてくれる?」
なんて言われて採寸が終わったころ
「疲れた」
「お疲れ様」
教室に戻ると男子も終わっていたようで
「随分と時間がかかったな」
「そりゃ、越知さん測るの初めてだもの。ちゃんと図らなかったらへんな衣装が出来ちゃうじゃない」
「それもそうだな」
「ま、食事系に関してはまだしばらく保留ね」