6
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
翌朝、合宿所の入り口に止まっていたバスの前には誰も来ていなくて
「あら?」
「あ、夢姫ちゃん。実はね」
コーチから言われたコートに行くと本当にお兄ちゃんたちの所には選ばれていた14名が揃っていて
「何やってんだか」
コートを見るとカズ君が赤色の1軍のジャージを着ていて
「そっか。カズ君もバッヂを貰ったんだね」
「U-25中学生高校生日本代表13名。あんた達日本代表に試合を申し込みに来た」
はい?試合までする意味なんてあるって言うの?
「夢姫」
「え?」
「夢姫ちゃんもいるのかい?」
「はぁ…」
お兄ちゃんたちの方に行くと
「アイツ、マジで立海だったんか」
「そうみたいだな」
「試合するのは勝手だけど、帰る時間が遅れるわよ」
「構わねぇよ」
「1日出ねぇくらいどうって事ねぇ」
あ、そう
「お前にラケットを振るったアイツも選ばれているのは知って居るな」
「知ってる。監督が選んだ人材だからしょうがないでしょう?」
「せやな」
「何?」
「分かってへんのかいな。自分のことやって言うのになぁ」
修ちゃんの目がやや本気の目をしていて
「何を」
「夢姫は自分がされているからこそこの合宿に比嘉を呼ぶことに最後まで反対してたゆーたやろ」
「言っていましたが」
「だがお前たちはここに呼ばれた」
「代表に選ばれなければ何の問題も無かったがそれだって監督やコーチの判断。夢姫も嫌がっていたと言っても選ばれてしまった事にはどうしようもない」
「な!?」
「お前の穴埋めを誰にするかも俺達は考えていた」
「「穴埋め?」」
「せや」
「お前よりも事実テニスが上手い奴なんてたくさんおる。鳳にしろ、柳生にしろおんねん。せやけどどうしてお前がここにおれるか分からんのかいな」
「どういう意味ですか」
「夢姫が諦めたんや。監督とコーチの判断やからってな。夢姫は確実に俺達の遠征にもついて行く。食事面でのこともあるからな」
「諦めるって」
「そのままの意味やろ」
「そうだな。お前たちには1つ教えてやろう」
「ん?」
「比嘉の選手を入れてしまっているということで夢姫は俺たちが泊るホテルのお前たち高校生が入るフロアじゃなくて俺達のいるフロアに入ることになっている。事実上お前たちは夢姫から拒否をされたことになる」
「な!?」
「まぁ、立海は別やろ」
「そうだな。今日から立海に通う事に泣ているからな」
「そうか」
「本当だったんだな。立海に来るというのは」
「嘘をつく必要もないでしょうに」
はぁとため息をついた後
「修ちゃん。試合どうするの」
「ええやろ」
あ、受けるんだ?
「来い!」
「ジュウ君まで」
「U-25ワールドカップ中学生高校生代表」
前日に貰った中学生高校生のリスト
「全く。昨日散々試合をしておいてまだできるって言うのも不思議だけどね」
「全くだ」
試合の結果は高校生の惨敗
「コーチからの伝言があります」
「?」
「コーチから?」
「そう。コーチから。これより半年間は選ばれた選抜選手のいる学校にこちらの代表選手をコーチとして送るので練習は怠らないように。とのことです」
「そらまた偉い事をしてくれるなぁ」
「そしてサブちゃんに関しては25の代表でもあるわけだが」
「だが?」
「まだ高校生という事も踏まえ立海に選手と一緒に練習するようにとのことです」
「マジかいな」
「本当。カズ君も別の学校に行って練習することになるからね」
「あぁ。承知した」
「のう」
「はい?」
「その練習っていつからなんだよぃ」
「今日の皆で言う放課後」
「マジか」
「本当」
「で?お前は知ってんだろ」
「知ってるよ?でも、其れを言ったらお楽しみが減るじゃない」
「どういう意味だい?」
「そのままの意味。まぁ立海以外は今教えても構わないけど」
「教えてやれよ」
「仕方がないなぁ」
「青春学園には徳川カズヤ君と入江奏多君。それと大和祐大君」
「大和部長も来るのかい?」
「えぇ。大和君自ら申し出てくれたの。それと大石君も暫くの間、今通っている高校では無くて青学に通ってもらいます」
「でも」
「今の大石君の通っている学校にテニス部がない事は知っています。なので選抜に選ばれてしまっている以上練習場所が限られてきます。青学でなら多少の勝手も知って居るのでしょうという事で大石君は大和君の助言もあり青春学園にお願いしますね」
「氷帝学園にはデューク渡邊君と大曲竜次君」
「へぇ」
「なんか凄い人たちが来るんだね」
「でも先輩は来ねぇのかよ」
「四天宝寺には平君と原君。育人君」
「先輩が来るんや」
「しかし何で氷帝には先輩が入らない」
山吹も青学で練習してもらう。
比嘉にはジュウ君と篤君
「そんじゃ立海には」
「立海は今日の放課後分かるよ。切原君」
「なんっすか?」
「放課後立海の高校のテニス部にまで来てね」
「俺もっすか」
「勿論。代表に選ばれている以上は練習はサボらせる気はないから」
「こえー」
各学校に行くバスに乗り込むと
「夢姫」
「お兄ちゃん?」
「何事もないことを期待したいが気を付けて行ってこい」
「うん。行ってきます」
バスに乗り込むと
「凄い違和感ですね」
「全くだ」
「何がだというのだろうが。越知夢姫が本当に立海だと信じていなかったのだろう」
「そう言うこと。あたしは自分の通う学校の事で嘘は言わないよ」
普段から嘘なんて言わないけど
学校についてそうそう。立海の男子テニス部と言う超が付くほどの人気な彼らと一緒に居れば誰でも面白くはないだろう
自分の机に荷物を置いて本を読み始めると
「越知は今日が初だったな」
「そうですね」
「部活はどうするつもりだ」
部活?
「立海大では高校も部活に入ることが決められている」
サブちゃんそんな話して来なかったんだけどなぁ
「どうせ夢姫のことだよ。テニス部に入るって言うに決まって居るじゃないか」
「どういう意味じゃ」
「だってあのお兄さんや毛利先輩がいるんだよ?」
部活の一覧リストを見せてくれた柳君に
「この中だったら調理部かなぁ」
「は!?」
「これだったら色んな料理の幅が広がりそ」
「そっちかよぃ」
「他に何があるの。テニス部は基本見ていることが多いかもね」
「どういう事よ」
「そうよ。入学式から1度も顔を出してない越知さんが何で」
クスクスと笑っていると
「確かに学校には来ていなかったけどサボていたわけじゃないわ」
「え?」
「お兄ちゃんたちのテニスの遠征に海外までついて行っていたんだもの」
「嘘」
「本当。それにそのまま合宿も始まって落ち着いたからこっちに通うってだけの話」
「嘘でしょ」
「嘘だと思うなら1つ上の毛利先輩や幸村君たちに聞いてみればいいじゃない」
そんな中あたしのスマホに入ってきた連絡はお兄ちゃんと修ちゃんからで
「なんだかすごく嬉しそうね」
「本当ね」
先生が来て普通に授業を受けて来てしまった放課後の男子テニス部のコートにはJAPANのジャージを着ているお兄ちゃんと修ちゃんの姿
「随分と早くないですか」
「さほど待って居ない」
「はよ支度してきぃ。練習すんで」
「まじ!?今日から練習するんっすか」
「当然やろ」
立海のテニスコートの外には女子だけじゃなく他の男子や他の部活の人たちも見に来ていて、ザワザワとしているのがよく分かる
「なんやえらい騒ぎやなぁツッキー」
「さして興味ない」
「氷帝に比べたら。でしょう?」
「そうやろうな。どうせ夢姫もテニス部なんやろ」
「ううん」
「は?」
「調理部にしようかと思ってて」
部活の一覧を見せると
「成程。これで調理部と決めたわけか。だが」
「だが?」
「調理部に入るのなら合宿所のシェフに教わればいいだけの話だろう。あの中には一流のホテルに入っていたシェフが大勢いるからな」
「そうだけど」
シェフに教わるにはレベルが高すぎるんだけど
「俺達の食事面のサポートが出来とるし別にテニス部のマネでも問題ないやろ」
そうかなぁ。なんて思っていれば皆もジャージを着て来ていて
「お待たせしました」
「では早速始めよう」
「真田はダブルクラッチの練習しいや」
「しかし」
「俺がいる間に完成させて挑んで来んのかいな」
「修ちゃんに勝てないから諦めてる?」
「たわけ!そんな事が有るわけがないだろう」
「じゃあ頑張ってね」
他はお兄ちゃんが練習を見てくれるらしい