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夢小説設定
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「カズ君!」
「何だ急に血を吐いたぞ!?救急班を…」
「ま…まだだ」
「も…やめてよ…カズ君も…」
「夢姫は限界みたいやな」
「その様ですね」
「まだ終わってはいない」
そう言っても血を吐いているカズ君には変わりは無くて
「昨夜のダメージが限界を速めたようだな。その馬鹿は俺のデストラクションを腹に受けやがった。
「馬鹿やろう!大事な決戦前に何やってんだ」
「鬼がどんな思いで!」
「将来有望な男を放ってはおけなかった…貴方達が俺にしてくれたように」
「ガキ1匹助けるために復習をフイにするとは、どうやら時間の無駄だった様だな鬼よ」
「アンタ、最低だよ」
そう来ていたのは越前君で
「何だお前は?事と次第によってはただでは済まさんぞ!」
「へぇそう。やってみれば」
「え、越前リョーマ。お、俺の死んでも倒したい奴はここにいる。邪魔しないでくれよ」
そう言っているカズ君だって既に限界を超えている
「…頼む」
「徳川お前まさか…」
「あと1ポイント…1ポイントなんだ」
「0-40から再開します」
ほー君の打った打球がカズ君に直撃していて
「無駄な時間はここまでだ!キサマの人生と共に砕け散れ!」
「やめろ越前」
その声は跡部君で
「あの女も言っていただろう試合に加勢すれば合宿から追放されるぞ。樺地を思い出せ!」
「上等!」
そう言った越前君は跡部君の制止を振り切ってカズ君を助けてくれている
「テニスをなめんなよ」
!?
「今の…なに?」
「規定により越前リョーマ君の合宿退去を命じます」
「あっそ」
講義をしている桃城君や遠山君に対して冷静なあたし達
「だから最初に言ったでしょう?試合に途中から割り込んでも規定違反で離脱確定だと。その前には跡部君も彼を止めていたようですし」
「たわけ」
「そうだ。全て越前が分かってやった事だ」
ほー君が越前君をめがけてボールを打つも給水塔に当たって倒れただけで彼には当たらずに済んでいる
「小僧、命拾いしたようだな」
「次会った時、アンタを倒すから待ってなよ」
「お前に次はない。2度とな」
カズ君の試合に乱入までした越前君は強制退去
「なんや。彼此れから楽しみやったのになぁ?」
「だね。でも彼にはまだ先がある」
「せやな」
夜
エレベーターの前で遭遇したあたしとジュウ君はエレベーターが止まったと同時に見てしまったほー君
「どうした乗らないのか」
「あ、乗る」
エレベーターに乗っても険悪な雰囲気は変わって居なくて
「徳川はどうしてる」
「幸い選手生命は縮めずに済んだが、お前のやり方は好きになれん」
「変わらんな鬼。其処が貴様の甘い所だと言うのだ」
「何!?」
「確かに
「欠点?カズ君に?」
「そうだ。それは優しすぎる事だ。だから俺は試合前日にアイツを試した」
「試した!?そんな理由でお前は闇討ちしたのか!?」
「哀れな自己犠牲の末路はお前たちも見ただろう!」
自己犠牲の末路…
きっと前回大会の事を言っているんだ。フランス大会でのあの女の子を庇って負けてしまったことを
「夢姫」
「どうかしたの?ほー君」
「着いて来い。あのガキどもに例の傷を見せる」
「!?大丈夫なの?」
「大丈夫だ」
「そっか」
ジュウ君も一緒にエレベーターを降りると
「日本に固執しすぎたな…鬼」
「如何いう事だ」
高校生たちがいる場所に行くと自分の所のジャージを着ていて
「全部覚悟の上での行動や」
ため息をついた跡部君の姿が目に見えて
「夢姫ちゃん?」
一緒にいたほー君とジュウ君を見つけた途端吠えだした高校生や中学生
「コシマエを返せ!」
「あんたのやり方ひどすぎるぜ」
「夢姫。これを持って居ろ」
ほー君の渡してきたジャージと背中を向け高校生に傷を見せているほー君
「義では世界は取れんのだ!世界は少しの油断も命とりだ。1人の甘さがチーム全体を崩壊させる」
「はい」
ジャージをほー君に返すと
「俺は日本のテニスを世界の頂点に導く。その為にこのやり方は一切変えん!」
「ふぅ」
ジュウ君に何かを投げ渡したかと思えば
「一体」
「ほー君。篤君が投げ捨てたバッヂ持ってたんだ?」
「あぁ。夢姫後でそいつを遠野に返してやれ」
ほー君もジュウ君も帰って行ってしまった
「どういう」
「今、篤君はこの合宿所にあるリハビリ施設で1人リハビリをしているわ
誰よりも10人の中に固執して、誰よりもバッヂに固執していた彼だもの」
「どういう」
リハビリしている所を上から覗き込むなんて普段はあまりしないけど
篤君のリハビリをしている姿を見せることで何かを得て貰えると嬉しかったりもする
「あれが世界と戦う覚悟」
「そう。崖の上に行った選手なら分かるでしょ?練習の過酷さ」
「あぁ」
「ほー君もその過酷さを知って居るうちの1人だと教えたでしょ。其れを知って居るからこそ篤君のバッヂに対する個室もほー君は知って居てあのバッヂを返させるように言ってたの」
「マジかよ」
「本当」
後で篤君にドリンクを持って行かなくちゃいけないかな
「夢姫」
「お兄ちゃん」
「遠野のリハビリか」
「うん。後でドリンク持って行くよ」
「そうしてやれ」
「立海生を含めお前たちに見せたいものがある」
「俺達に見せたいもの?」
「そうだ」
ガタガタと震えだしたあたしに
「俺も一緒にいる。平気だろ」
「でも…」
「お前たちに見せる前にその全容は氷帝の宍戸、向日、芥川は知って居る出来事だ」
「幼稚舎の…って事ですか」
「そうだ。仁王も石田もすでに動けるのなら見に来い」
シアタールームに行くと
「ねぇお兄ちゃん」
「なんだ」
「修ちゃんの所に逃げてもいいって選択肢は?」
「お前は当事者だからな。だが」
「此奴等も知っておいた方がええやろってツッキーが言うもん輩しゃーないやろ夢姫」
「修ちゃん…」
「ホンマ夢姫が見たがらない事も知っとるし、実際見せたのは毛利が来て以来やしなぁ」
「あたし的には見せなくてもいいし知って居る人間から聞けばいいだけじゃん」
「それやと意味ないやろ。其れにU-25のワールドカップもあるしなぁ」
もうそんな時期なんだ
「せやからその前にっちゅーことやろ」
「種ヶ島もどうせ見るんだろ」
「夢姫が服からてぇ離さんからな」
そんな中流した氷帝学園の幼稚舎の映像
「よく見ておけ。これから夢姫がされたことが映る」
修ちゃんの服に顔を埋めていると皆が息をのんだのが分かった
あたしの叫び声と誰かも分からない人間に閉じ込められるところまでも映し出されていたのだ
「こんな事って」
「これが氷帝の幼稚舎で夢姫に起こった事実だ」
「こんな事って」
「あっちゃ行けねぇだろ」
「せやなぁ」
「まさか氷帝学園の幼稚舎でこんな事が起こっていただなんてな」
「この映像はその当時のままのものだ。今は幼稚舎にすら残っているか分からない」
「な!?」
「だが、だからと言って夢姫だけではないが監督やコーチにボールを当ててもいいという理由にはならない」
「ツッキー。夢姫が震えながら寝とる」
「いつものことだろう」
「ほな、俺が夢姫と先に下に降りてるわ。そうそう明日偉い発表が待っとるらしいで」
「「偉い発表?」」
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