5
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
次は…ジュウ君だ
「向こうは中学生ね。ジュウ君相手にどこまでできるのかな」
「さぁな」
「鬼のオッチャンはワイの獲物や!」
「いいだろう。もう1度だけ相手をしてやる」
試合をしていく中で2ゲームを遠山君に取られているジュウ君
「鬼大人げねぇし」
「自分で育てて、自分で破壊するつもりか…鬼」
「う、嘘や」
「今、鬼の様なもんが一瞬見えなかったか?」
なんて驚きを隠せていない中高生達と
「ほー君?随分と思い出深そうな顔をしてるけど」
「そうだな。アイツとも4年もここで一緒にいるとは思わなかったが」
「そうだね」
「当然、お前とも同じことだが」
「酷くない?」
「本当の事だ。其れに何だか今日はやけに古傷が疼きやがる」
ほー君の額には4年前に出来たであろう古傷があって
「まだあったんだね。その古傷」
「あぁ。4年前この俺を倒した鬼が戻ってきやがった」
「ほー君嬉しそうだね」
「んなわけがあるか」
ジュウ君の天衣無縫久々に見たかも
「ねぇほー君」
「なんだ」
「あの中学生、いい表情してるね」
「あぁ」
「これはきっと皆もウカウカしてたら抜かされちゃうかもしれないなぁ」
「其れは無いな」
「ん?」
「シングルスで当たったら毛利にまで到達できるかわからん。その上には俺達も待ち受けている。そう簡単には抜かさせるつもりは無い」
「そっか」
でも結局勝ったのはジュウ君で
「もっと強くなって来い。楽しみにしてるぞ!」
「次やる時はワイ負けへんでぇ!」
次の試合でコートに入った修ちゃんと竜君で
「しゅーちゃん!」
「よぉ見とき夢姫。俺は負けへんよ」
「うんっ」
「相変わらず種ヶ島が行けばそうなるのかお前は」
「いーでしょ」
「これより第5試合を始めます。U-21日本代表№2種ヶ島修二。№6大曲竜次。2軍選抜真田弦一郎、阿久津仁」
「あたし阿久津君苦手だなぁ。真田君もだけど」
「だろうな」
「でも向こうで見ていれば種ヶ島君を見る彼らもまた変わるのでしょうけど」
「其れは嫌だなぁ」
修ちゃんはテニスをしてる時が1番かっこいい姿だし
「夢姫」
「はい?」
「お頭は向こうで見て来いと言っていますが」
「じゃあ、修ちゃんの試合向こうで見て終わったら戻って来るね!」
「えぇ」
高校生たちの方に行くと
「また来た」
「このままこっちで見てればいいのに」
「えー嫌ですよ。修ちゃんの試合だけって決めてますもん」
なんて話をしていると
「おい修二。夢姫の奴高校生や中坊たちの方に居んじゃねぇか」
「何か言われたんやろ」
「酷くない?」
「酷い事なんて言うてへん。けど夢姫の場合俺の試合は必ず見とるし分かるやろ」
「でもいつ見ても飽きないのも本当だよ?修ちゃん」
「ほなそこで見とき。絶対に負けへんから」
思い切り打った阿久津君のサーブを見ていただけの修ちゃん
「へぇ。ブランクがあったって話やけど」
2球目を打ったのに普通に返されている阿久津君も負けじと打ち返しているが
「図書室では昨日世話んなったな」
図書室?
「おめぇのお陰で朝5時まで本の修復よ。あぁ眠い勘弁しろし」
「あらら」
「ご苦労なこった!」
「此れは決まったか」
「まさか」
「へぇおもろい動きしはるなぁ自分」
後ろを抜かされても真田君が打ち返しているが
「侵掠すること火の如く」
「でた。真田副部長の風林火陰山雷の『火』だぁ!」
「あっそ」
なんて呆気なく返された真田君
「動くこと雷霆のごとし」
「あの打球は返球不可能」
「ガットが付き破られるぞ」
「さよか」
まんま返された真田君
「ゲーム1軍1-0」
「流石修ちゃん!」
今日もテニスしてる修ちゃんがかっこいい…
「ほう」
「彼女はあの先輩にしか目がいっていないのか」
「真田副部長の必殺技が効かない?」
「金魚すくいの容量やな。俺に返せへん球はないよー」
「真田君の「雷」をガットを破られへんであっさり返球するやなんて」
「あの手塚さんでさえファントムで外に弾き飛ばすのが精いっぱいだったのに」
「真田の心中穏やかではないだろうね」
「ここに1人だけもの凄い笑顔な子もいるけどね」
「しかしなぜドリンクを持っているのだ」
「すぐに分かりますよ」
「なぜ、同じ高校生が、同じ学校の人間が負けているのに」
「あたし確かに高校生だし立海に在籍はしていますけど4年間ずっと修ちゃんと一緒にいたんだから当然。ね?修ちゃん」
「せやな。夢姫そのドリンク」
「はい」
普通に渡すと
「先輩のドリンクはあちらですが!」
確かにベンチにもドリンクは置いてある。でもあのドリンクはシェフのお手製。修ちゃんが飲んだのはあたしが作ったものだ
「あぁ。これは夢姫のお手製のドリンクや。俺達のな」
「お手製だぁ!?」
「せや」
あたしの所に飲み終わって居るドリンクを渡して来た修ちゃん
「頑張ってね?」
「モチ」
コートに入ってもなかなか打たない修ちゃんに
「おい!いつまで…」
そう言った瞬間打たれたサーブは綺麗に入り真田君のドリンクにまで当たって居る
「あぁ悪い悪い」
「相当揺らいでいるな」
「ん?ふーん」
「修ちゃん?」
「どうかしたのかい?」
「ふーん俺は諦めて竜次1人狙いで来るみたいやわ」
「な!?」
「流石に実力じゃ力が及ばないって分かったかな。修ちゃんには。でも修ちゃんのパートナーは竜君。最初から勝敗なんて分かってたはずなんだけどなぁ」
「どういう」
「ほいじゃあ後は頼むわ竜次」
ラケットを受け取った竜君はまんざらでもなさそうだけど
「デカ勘弁しろし」
「よっこらしょっと」
「あのヒゲ1人に戦わせるつもりかよ」
「ラケット2本持ったままサーブのトスしたぁ!?」
「ってゆーかそもそもラケットって2本同時に使っていいのか」
「ルールブックには駄目だとは書かれていないよな」
「確かにそうだが」
「実際には初めて見る感じ?ラケットの2本遣いの選手」
「あぁ」
竜君のサーブで始まったゲームはどこに打っても返されてしまい
「来るぞ!後ろに下がれ」
なんて言ってる真田君に
「馬鹿だなぁ」
「え?」
ポンと入れられてしまったポイント
「嘘だろぃ」
「こんな事が有るんですか」
「あるの。去年の全国大会ではこれの半分の実力も修ちゃんは出してないし」
「は!?」
「それで比嘉相手に1ポイントも取られねーで勝ったのかよ」
「しゃあねーな。このゲームは俺1人で相手してやっからよ」
ポイントを連取した竜君
「凄い、これが大曲の二刀流!?」
「完全に1人で2人を翻弄している」
「動かざること『山』の如し」
「言い忘れたけど」
「?」
「言い忘れた?」
「竜次は代表№1の持久力を誇るわ」
真田君の振るったラケットが阿久津君に当たってしまい