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夢小説設定
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「なんやあきらかに可笑しいで。あの跡部がこない立て続けにサーブが入らへんになるようになるなんて」
「跡部さんのサーブが全く入らない」
「何やっとるんじゃ跡部!」
「跡部さんしっかり!」
「うるせぇ」
そう言っても入らないサーブでお兄ちゃんたちがゲームを取ったようなものだけど
「まさかのタイブレークまで持ち込むとはねぇ。お兄ちゃんたちにしては珍しい」
「どういう」
「なかなかタイブレークまで持ち込ませないよお兄ちゃんたちは。というよりも今の跡部君は蛇に睨まれた蛙状態でもあるんだろうけどね」
「な!?」
「如何しちゃったんだよ。跡部さん」
「プレッシャーだな。夢姫の言っていることが正しければ」
「まさかあの跡部さんがプレッシャーだなんて」
「プレッシャーを感じない人間などこの世にいないよ」
「よく分かったね。じゃああの2人が本来シングルス向きの選手だという事は知って居る?」
「は?」
「マジ?」
「本当だよ。今度見せて貰うといいよ。お兄ちゃんとサブちゃんのシングルスの練習」
「え?あの人たちもここで練習しているんっすか」
「当然。じゃ、あたしは本当に向こうに戻ろうかな」
「大丈夫かいな?…彼」
「そっとしておいてやれ」
そんな中始まったタイブレークで仁王君がしているのは
「手塚ファントム」
使い続けて仕舞えばどうなるか分からないわけじゃないはずなのに
結局は肘を酷使してしまっている状態でコートに倒れ込んでしまっている
「2対1じゃ、時間の問題だ」
なんて言われてるのにそれでも打ち続けている跡部君とお兄ちゃん達
「アイツ正気かい…なんて奴っちゃ」
「ここまで早く」
「お兄ちゃんの
「「!?」」
そんな中周りの制止を聞かず乱入した樺地君
「今のボールは第三者の打ったボールにより反則とし…49-49から…」
「待て。今のポイントだけは有効でいい」
「そんな事」
「ゲームアンドファーストセット2軍。跡部・仁王ペア7-6セカンドセット」
「U-25・U-17の合宿の規定により試合に乱入した違反行為で樺地崇弘の合宿退去を命ずる」
「な!?」
「ほらね。だから最初に言っておいたじゃない」
「なんてことを」
「みっともねぇことしやがって。失せろ樺地」
「なんてことを。跡部さんの為に樺地は!」
「うるせー。何甘えた事言ってんだ桃城。テメーは真剣勝負に加勢されて嬉しいのか?」
「夢姫」
「ん?」
「ここに居ても平気そうだな」
「何言ってんの。帰ろうとするたびに色々とするから帰れないんじゃない」
立ち上がった仁王君に
「行けんのか?仁王」
「プピナッチョ。こんなトコで諦めるようじゃ…まだまだだね」
「え?越前!?」
「なんでだよ」
右でのツイストサーブ…考えたようだけど、相手はお兄ちゃんだ
「キレの良いツイストだが…さしあたって返せぬ球じゃない」
普通に打ち返された球ですら撃ち返せない状況の仁王君はもうとっくに建てる状態ではないという事も理解して入るのだろう
「はぁ…」
立ち上がったあたしに
「何処に行くつもりだい?」
「医療セット持ってくるの。ついでに向こうに戻るだけ」
コートを離れると医務室に救急セットと冷やすものを大量に持ち運ぼうとすると
「相変わらずだな夢姫」
「カズ君」
「其れを持って行くんだろう?手伝おう」
「ありがと。ほー君もいるけど平気なの?」
「あぁ大丈夫だ」
そっか
色々と詰め込んでコートに戻るとお兄ちゃんたちが負けていて
「嘘…お兄ちゃんが負けた?」
「越知?」
「あんたらの執念…見せてもろた」
「良いダブルスだな」
「夢姫」
「大丈夫だよ?あたしの本命はまだ出てない」
「「本命?」」
「そう本命。もっと上の人間はまだ出てないし」
次のシングルスで出て来たのは四天宝寺の石田君
「相手が悪かったね」
「何?」
25のメンバーからはデューク君。
「同じパワーテニスだけど、実力ははるかにデューク君が上だよ。事実上の№3だもの」
「マジかよ」
なんて話している間にあっという間に終わった試合はデューク君が勝って
「石田銀試合続行不可能により勝者1軍。デューク渡邊」
「ですなぁ」
お兄ちゃんたちの方に行くと
「あれ?仁王君は」
「リハビリ施設だ」
そう言うこと
「第三試合は私達が行かせてもらってもよろしいかな。異論がないなら交渉成立です」
「あたしは修ちゃんが見たかったけど、篤君も試合したそうだし、仕方がないかぁ」
「種ヶ島を見たいのは夢姫だけでしょう。それにその後にも試合はしますよ」
そっか
「お待たせしました。遠野君時間ですよ」
「リーゼントの眼鏡…来な!」
「ご指名入りましたよ丸井君」
「指名入ったの
「しっかし夢姫はあの4人に全く興味なさそうですなぁ」
「ない」
「ならば夢姫。医務室の方に行って来てやれ」
「え?」
「あの怪我人2人見て来い」
「あ、うん。行って来る」
皆から離れて医務室に行くと
「あ、夢姫さん」
「どうですか?」
「石田君の方は問題ありません。流石はデュークさんと言った所でしょう。これ以上試合をしていた方が危険だったかもしれない」
「そう。で?仁王君は」
「彼も同じですね。ただし、暫くは手塚君になるもペテンをするのもよした方がいいだろう」
「そうですか。冷やすものは大量に持ってきていますが」
「助かります」
石田君も仁王君も体を冷やしているときだった
「なんでお前さんがここにおるんじゃ」
「そうですなぁ。皆さんと試合を見ていなくとも」
「大丈夫ですよ。それに怪我人である貴方方の様子を見て来いと言ってくれたのは、仁王君が勝った相手でもあるお兄ちゃんです」
「な!?」
「まずは2人の選手生命が立たれていなくて良かったですね」
「どういう意味じゃ」
「U-17の方は既に2名確定しています。仁王君と跡部君です」
「「!?」」
「恐らく№9は仁王君になるでしょうけど」
「何でそう言えるんじゃ」
「今試合をしている人がそういう人だからですよ」
分かって居ないのはこの2人なんだろう
「然し、こんな所で横たわってるようじゃ直ぐに抜かされそうじゃの」
「暫くは無理は禁物ですがU-17の上位10名。内2名はサブちゃんとカズ君。決まって居ないのは8名。仁王君と跡部君。決まってしまえば残り6名。意外と早く決まりそうな気もしますけどね」
「え?」
「取り合えず今日は1日ここで休んでいてください」
「ええんか」
「勿論。でもよくお兄ちゃんのあの異名に仁王君も絶えられたことに驚きですけどね」
「ある意味見とらんからな」
流石はコート上の詐欺師と言った所だろう
「お兄ちゃんもサブちゃんもあんな楽しそうにしてた試合久々に見れたことに感謝してますよ」
「ん?」
「楽しそうでしたか?」
「えぇ。お兄ちゃんからの伝言はこうです。今度立海のメンバーにはサブちゃんとのシングルスを見せるとのことです。勿論今日のように制限を掛けたりもせず」
「「!?」」
「ではあたしはこれで」
椅子から立ち上がったあたしに
「ちょっと待ちんしゃい」
「はい?」
「お前さんは本当に立海高校に上がったんか」
「外部入学はしていますよ。海外遠征でマカオに行っていた時期に立海の入学式も終わってしまっていただけなので。制服もちゃんとありますし。ある程度のこの合宿が終わればあたしも立海には通いますよ」
「ほう。ではあの毛利という方が」
「四天宝寺だったのも本当。原君とかに聞いてみたらどうです?同じ学校でしょう?」
じゃあと今度こそ医務室を出ると
「戻ったよ?というよりもやっぱりね。篤君バッヂ手放してるね」
「あぁ。だが奴は人一倍バッヂに固執していた。このまま終わるような奴じゃねぇだろ」
「だね。仁王君も石田君も問題なさそうだったよ。今日は医務室で休ませるとは言って来たけど」
「そうか。仁王は次のU-17の1軍だからな」
「石田君は?」
「あぁ。あれだけの実力があれば1軍でもやっていけるだろう」
そっか
コートで電話をしている育人君が話しているのは英語だ。でも一体…
「丸井ブン太君」
「ん?」
「約束は守らせてもらいます。彼の元に数日以内に連絡が行くと思いますよ」
約束?彼?
疑問に思っていると帰って来た育人君
「7番のバッヂは誰に渡すつもりですか?」
「さぁ」
さぁって