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夢小説設定
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「待て君島」
「どうかしたのかい?」
お兄ちゃんはきっと分かってる。あたしの今の状況を
「何故震えている。種ヶ島と部屋に帰っただけだろう」
「震えている?」
「部屋に…」
「部屋に?」
「部屋で何かあったのかい?」
「部屋に亮君たちがいた」
「な?」
「夢姫が他人を名前で呼ぶのは珍しい。其れだけの付き合いがあった人なんだろう」
「あぁ。氷帝学園の人間で夢姫の幼なじみだ」
「なるほどね」
「夢姫。今日はやめておこう」
「え?」
でもせっかく帰って来てあたしの為に時間を取ってくれたのに
「これからはいくらでも時間なんて取れる。急に遠征なんて決まらない限りはね。だからこそ夢姫のペースも大事なんだよ。その為に1日休みにして彼らに時間を与え夢姫に休息を与えてくれているんだから」
「そういう所だよね。ほー君って」
「夢姫が怖がるかと思っていましたが」
「いや。彼奴のテニスを見たらアイツは怖がられること間違いないが、テニスをしてなきゃ普通だからな。夢姫もそこらへんが平気なんだろう」
「そうか」
「今は空いている部屋がないのか」
「うん。中学生も入っているし新しい高校生もいるから空いてない」
「俺が部屋まではついて行く」
「お兄ちゃん?」
「大丈夫だ。何かあればすぐに俺の部屋に避難させる」
「そうか。じゃあ夢姫もしっかりと休むんだよ?」
「そうだね休むことも大事な仕事だ。課題よりもね」
育人君とあくと君は頭の回転が速いからそうやって
「夢姫の勉強なんていくらでも見てあげるよ」
「ありがとう」
図書室を出るとお兄ちゃんと一緒に自分の部屋に帰ると部屋の前でソワソワしている3人
「お前たち」
「先輩」
「部屋の中に入って居たそうだな。夢姫と話して聞きたかった返事は聞けたか」
「いえ」
「だろうな。夢姫が震えながら来ている段階でそうだとは思っていた。が思っていた返事ではあっただろ」
「はい」
「また氷帝に通わせて幼稚舎であったあんな出来事を再び起こされるくらいなら夢姫には自分で選んだ学校に行って自由にさせてやりたいと思っただけだ」
「でも!」
「お前たちが夢姫と一緒に高校も卒業したかった気持ちも分からなくはない。ではお前たちが逆の立場でも夢姫に同じことが言えたか?」
「何を騒いで」
「本当ですねぇ。少しは」
そんな声が聞こえたかと思えば立海の真田君で
「夢姫はお前たちが思っている以上に、あの時の傷を未だに背負っている。昨年の全国大会での出来事が更にフラッシュバックに繋げているのも事実だ」
「「!?」」
「昨年の全国大会?」
お兄ちゃんの事だ。後ろにいる人たちに気づいていないわけがない
「そんな状況で氷帝学園に通わせる?それこそ高校卒業を待たず夢姫は学園を去りここで引きこもって居る事だっただろうな」
「一体」
「何の話を」
「夢姫。落ち着いていろ」
「でも…」
「問題ない」
「何故落ち着いている彼女に落ち着けと言うのかも我々には分かりませんがねぇ」
「だろうな。お前が昨年夢姫にしたこと。忘れたとは言わせないぞ。其れに夢姫は今の段階で震えていて冷や汗もかいている」
「「な!?」」
「氷帝学園を中等部卒業と同時に他校に行きたいと言ったのは夢姫だ。俺達にそれを止める理由はない。寧ろ賛成している奴らがほとんどだ。そして立海を選んだのも夢姫自身だ」
「マジかよ」
「これ以上夢姫に辛い思いをさせるな。思い出させようとするな」
「!!」
「越知。夢姫の兄貴としても氷帝の先輩としてもそこまでにしておけ。夢姫の顔色が悪くなっている。明日に響くぞ」
「そのようだ」
「夢姫」
「ほー君…」
「コーチには話しておく。越知と一緒にいたってかまわない」
お兄ちゃんと一緒にか。なんて思っているとそのままお兄ちゃんに担がれてしまい
「相変わらずだな」
「下ろして?」
「夢姫。諦め」
「しゅーちゃんまで…」
「夢姫がこういう時いっちゃん大丈夫なのはツッキーや」
「修ちゃんがいい」
「勘弁しろし」
「久々に聞いたぜ夢姫の我儘」
「竜君に篤君まで」
「明日」
あした?
「明日元気やったらベンチコートに来ぃ」
「行くもん」
「ならツッキーと一緒に寝ておき。毛利もいるから大丈夫やろ」
「はぁい」
「先輩がいるから大丈夫ってどういう意味ですか」
「だろうな」
「分かんねぇのかよ」
「仕方がないですよ。今ここで越知と同じ事を君たちにしても夢姫は暴れるだけの一方で怪我をする可能性が高いのですから」
「あ?俺達が怪我でもするって言うのかよ」
「夢姫が怪我をしてしまう危険性があると言っているのです」