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青学がほぼ決まって居る試合の中で見るのは比嘉中の選手だ
「修ちゃん、どう思う」
「油断したなぁ。アイツ」
「え?」
「目のいい越前君は分かっと思うけど平古場君のサーブ緩くなったんだよ」
「マジかよ」
「そんな球返せるに決まっとるやろ」
「修ちゃんは最初から打ち返しそうだね」
「当然やろ」
「大飯匙倩という切り札を使って勝ちに行った結果」
「彼らの誤算はこのダブルスにいる青学の天才不二君」
そんな中終わった試合は7-5
「人を狙わなければ、もっといい選手なのかもしれないね」
「せやな」
「彼らは保留にしておこうかな」
どうせ、他にも試合はあるだろう
「続いてシングルス2」
そのアナウンスと同時に入ってきた比嘉中と青学の選手
「菊丸君か。でもダブルスが得意なはずじゃ」
「なんかあるんやろ」
「だね」
「比嘉中の選手は甲斐君か」
4ゲーム菊丸君が取っている所で
「夢姫」
「うん。この2人は決定だね」
結局菊丸君の勝利で終わったシングルス。
その後に入ってきたダブルスは…比嘉中の方はリストには上がっておらず
「青学を見ておけばいいのか」
「比嘉は上がってないんかいな」
「うん。あの2人は上がって来てない」
「さよか」
乾君と海堂君。意外なダブルスコンビだ
5-3で迎えたマッチゲームの中倒れてしまった比嘉中の選手
「!!」
「脱水と熱中症だ。これ以上のプレーは無理だな」
比嘉が棄権したことにより青学の勝利となり残すはシングルスのみ
「乾と海堂は」
「丸付けちゃった」
「さよか」
青学のシングルス1は手塚君か。中学生にしてプロからのスカウトも見に来るほどの実力者
比嘉中の監督は何やら騒いでいるようだけど聞き取れなくて放っておくのもいいかと思っていた矢先比嘉中の選手から自分にボールが当たるとは思わなかったんだろう驚いているものの当たったと同時にベンチに倒れ込んだ巨体
「自業自得やな」
「相手の部長やべぇよ」
「成程ね。あれが部長なんだ。監督が監督なら部長も部長。選手も選手という訳ね」
コートに入った手塚君と木手君
「危ない!」
すかさずその現場を見せないように前に出てくれた修ちゃんと立海の試合を見終わったらしいサブちゃんが帰ってきて
「どないしたんです?」
「コート見てみぃ」
「あぁそういう事ですかいな」
「団体戦の勝負はついたが手は抜かない方がいい」
「心配するな。そのつもりだ」
「こりゃ、見せられん試合かもなぁ」
「え?」
「何で今の場面見せんかったか分かるか?」
「何かあったんすか?」
「あったで。俺達はツキさんから氷帝の監視カメラでの映像からしか見てへんけどな」
「1つ忠告しておこう」
「結構だ」
「でも大丈夫やないですか?」
「少し様子見て駄目そうならこの試合は途中でも抜け出せるからな」
「え?」
修ちゃんが前からずれてくれて手塚君の試合を見れるようにしてくれたけど
「せや夢姫」
「うん?」
「立海のリストに上がってる奴丸付けておき」
「決定でいい?」
「かまへん」
「分かった。というよりもやっぱり立海見に行ってたんだ?四天宝寺じゃなくて」
「まぁな。所でツキさんは」
「氷帝戦」
「さよか」
そんな中止まった手塚君
「あれ、打ち返せたはずやけどなぁ」
「無理やろ」
「え?」
「あの比嘉の奴小石飛ばしよった」
「「な!?」」
「残念だよ手塚国光。次からは人の忠告は素直に聞いておくべきだ。俺は勝つためには手段は選ばない」
「ならば俺も1つ忠告しておこう」
忠告?
「ラケットもボールも人を傷つける為にあるんじゃない」
「あ…」
「しっかりしとるな青学の部長。流石は大和の後輩で大和から部長の座を譲り受けただけはあるねんな」
「だね」
「珍しく本気で怒ってるっすね部長」
「いや悲しんでいるんだ」
「よしてくれ。それは忠告じゃない説教というんだ」
「お前には言っても無駄だったようだな」
「あれって…」
「無我の境地」
「無我の境地?」
「なんっすか、それ」
「我が心既に空なり。空なるが故の無」
「どういう事っすか。説明してください」
「頭で動くのではなく体が実際に体験した記憶などを含め無意識に反応する。己の限界を超えた者のみがたどり着ける。其れが無我の境地だ」
へぇ…
「使いこなせるのは立海大附属の幸村、真田。九州の千歳。それに手塚くらいだろう」
「それが噂に聞く無我の境地という奴か」
ボールを取り出した木手君は
「で?そのちんけなオーラで何を見せてくれるというのかな」
「ありゃ、無我の境地を知らんかいな」
見た技を倍にして返されると言うのに
田仁志君と同様に飛び上がった木手君
「まさかっ」
「まさか、アイツが!?」
「無駄だよ。消し飛ぶんだ」
はっきり言ってきているけど
「無我の境地が発動している限りほぼ打ち返せない球はないね」
「せやろうな」
「よかったね修ちゃん。アレ見せてなくて」
「「あれ?」」
「まぁ、俺に掛かればどんな球も返せん球はないけどな」
おぉー。流石修ちゃん。あの合宿所の№2のバッヂ保持者なだけある
「驚いてるなぁ」
呆気なく同じビックバンで打ち返されるとは思いもしなかったんだろう。木手君の驚いている顔が何よりの証拠だ
「あっさりと…返された?」
「それもビックバンで」
「成程。まんざらはったりだけでもないようだな。ならば」
そう打ったのは飯匙倩と言われている技で
「へぇ、平古場君の飯匙倩よりも早いんだ」
でも無我の境地を出している以上同じ技で返されるのが落ちだろう
「決まったな」
「だね」
青学の選手で見ていないのは、副部長の大石君と2年の桃城君だけか
「ほな別の試合でも見に行くか」
「うん」
リストを持って動くと
「何も途中で抜け出さなくても」
「ごめんね。あたしも修ちゃんもただ試合を観戦しに来てるわけじゃないの」
「「え?」」
クスクス笑っていると
「また近いうちに会えるといいね?」
「どういう」
「せやかて夢姫はおるけど俺は居らんやろ」
「まぁでもサブちゃんがいるしカズ君もいるでしょ」
「へぇなるほどな」
「どういう意味だい?」
「其の儘だよ。でも青学の試合はもう1回くらい見に来るから」
青学の皆は其れこそ首をかしげていたけど
「なら楽しみにしているよ」
「ありがと」
修ちゃんとリストに上がって居る選手の学校の試合を見に行くと
「あー…なるほど。立海は六里ヶ丘と試合だったわけだ」
流石は常勝、王者立海。って言った所かな
「なんや舞子坂は奏多の言う通り初戦敗退してるんかいな」
「どうかしたのか」
「ううん。どうもしないよ?氷帝戦は如何だった?」
「全国レベルとは思えないな」
そっか
「だが個人としてのレベルは上がっていると言ってもいい」
「お兄ちゃんが自分の後輩褒めるの珍しいね」
「せやね」