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「何だ。教えていなかったのか」
「え?どういう意味だ」
「だからさっき教えたじゃない」
「?」
「ここにおるやろ」
修ちゃんに赤ジャージ(№2のバッヂ付き)を渡すと
「本当カッコよく着るよね?修ちゃん」
「ジャージの着方にかっこいいも何もあるかよ夢姫」
「まぁ夢姫の場合修二は特別ですしね」
「その為に早く帰らせただけはあるが」
フフと笑うと修ちゃんは№2のバッヂを見せつけていて
「これで10名と1人や」
「謙也や金ちゃんが見当たらへん?」
「乾や大石や河村 、桃城 もいないね」
「樺地も…ちっ仁王もいやがらねぇ」
「負け組やな全員…おられへんのは」
「どこ行きやがった負け組」
そんな中
「夢姫上がって来い」
「はーい」
「「おま…っ」」
「相変わらず、先輩の言う事は聞くのかよ?夢姫」
「当然でしょう?」
お兄ちゃん達のいる所に行っても修ちゃんの隣にいる事には変わりはないんだけど
あたしも白から赤のジャージを羽織り
「夢姫行くぞ」
「はぁい」
階段を駆け上がると久々のお兄ちゃんの隣を歩く
「元気そうだね?」
「あぁ。夢姫も問題なさそうだな」
「うん。何も」
「あるやろ」
「何かあったというのですか」
「夢姫の奴コーチ共にあの山の特訓場で食事係任されとったんやで?」
「へぇ」
「竜君とほー君、カズ君以来で楽しかったけどね。ご飯作りに行くの」
「そうかよ」
「うん」
唯一ただ1人。見知らぬ顔をしている男の人がいて結構怖いけど
「だがその前に今日中に試合をする」
「今日?」
「あぁ。徳川や鬼たち2軍の奴等とだ」
あー…なるほど
「そういや遠征中に越知が良くスマホを眺めていたが何かあったのか」
「何もないよ?なかなか修ちゃんが見付からなかったのと試合のお見送りに行ったら既に出ちゃってたのとか」
「ほう」
「見送りはいらんってゆーたやろ」
「したかったんだもん」
「それまで会えていなかったのか」
「全く」
「じゃあその後か俺に立海高校の制服の写真を送って来たのは」
「修ちゃんを見つけてからだね」
「そうか」
「越知がスマホを見ていたのはそれか」
「まさか送られてくるとは思わないだろう」
「夢姫の事だぞ?お前には見せるか送るかどちらかだろう」
「せやなぁ」
「でもツキさんから見せてもろうたけど、似合うとったよ夢姫」
「ありがとう、サブちゃん。サブちゃんだけだよそんな事言ってくれるの」
「種ヶ島は」
「制服なんてどこも同じやろ」
やっぱり意地悪だ
「表向きだったりするんじゃねぇのか」
「表向き?」
「俺には夢姫の制服姿が可愛かったって連絡が来たぞ」
はい!?驚いて修ちゃんを見るといつもと何ら変わらない修ちゃんが居て
「そないな事言うたか?竜次」
「言ったじゃねぇか」
コートに着くと既にカズ君やジュウ君達の対戦相手が揃っていて
「しかしNo11~No20遅ぇし」
「皆さん時差ボケとちゃいまっか?」
「大した時差はない」
「瞬殺じゃ勿体ないからじっくりいたぶってんだよ。性格の悪い奴等だ」
「それ篤君が言う?」
「フン…どうだかな」
「今回は援軍に苦戦してる かもしれませんね」
「どーいう事だ鬼。心当たりがあるようだな?」
「さぁな別にねぇ。そんな気がしてならねーのさ」
あっという間に帰って来た幸村君と黒ジャージ組
「善く帰って来たねぇそれだけの実力も揃っているって所だったのかな」
「勘弁しろし」
「ですなぁ」
「…ほう。番狂わせがあったようだな」
戻ってきたのは既存していたNo11~No20選手ではなく、幸村君を始めとした新しい高校生の選抜メンバーだ
「夢姫知って居たな」
「そりゃ、あの山での生活をしていた選手たちばかりだもの。だけど既存の選手が勝つとあたしも思ってたよ」
「そうか」
それだけの実力が今の高校生にはあるって言うの?
No11に立海大の幸村君が
No12青学の河村君、13に樺地君
15に仁王君16に大石君。17に柳君
18に四天宝寺の忍足君19に桃城君
「はーん…どいつもこいつもいい面構えだな」
「まさか」
「へぇ。あのNo11~20まで皆負けちゃったっていう訳かぁ」
「そーいう事みたいやな」
袴田君を抱えて戻ってきた遠山君にバッヂを渡そうとしていた時だった
「馬鹿はすぐに自尊心 を無くす」
篤君が袴田君めがけてボールを打つなんて言うのはあたしでも想定外だ
「何さらすんじゃボケェ!」
「誰か手を貸して」
「え?」
「医務室に運ばせるから」
あたしが袴田君の方へ行こうとすると
「誰でも構わない。夢姫では無理だろう」
そう言ってくれたお兄ちゃんの言葉に選手たちが数名で運んでくれていて
「ねぇ次は俺達とやんない?」
「ほう」
「革命だ!?黒ジャージのガキども」
「上位の代表にまで戦いを挑みやがった」
「勘弁しろし」
「夢姫が選んだ選手たちなだけはありそうですな」
「別にあたしだけで選んだわけじゃないでしょう?」
「どういう事だ夢姫」
「去年の全国大会。ただ見に来ているわけじゃないとそう伝えたでしょう?あれはこの合宿所に迎え入れるための視察。特別深い意味なんてないよ」
一触即発なほーくんと越前君に対し
「ちょっと待った」
そう言った跡部君やい白ジャージを着ている勝ち組の選手
「俺達にもテニス教えてくださいよ」
コーチ3人も見ている中ほーくんたちに喧嘩を吹っ掛けた跡部君や越前君たち
「元気在りすぎでしょ」
「活気が出て来たと言えばいい話やろうけどな」
「確かに」
「でもまぁ夢姫そろそろお遊びは終いになんで」
「修ちゃんも戻る感じだね」
「せやな」
「のぼせ上るなよ小童共」
ほーくんの言い方に若干怯んだ高校生や中学生たち
「1日やろう」
「では交渉は私から」
育人君が後ろから出て来たかと思えば名古屋星徳の彼は驚いた顔をしていて
「中学生も含め今一度オーダーを作れとのことです」
「異論はねぇな?コーチ共」
「諸君が其れで善いならば」
「よし、決まりだ夢姫」
「では明朝日本代表を懸け、シャッフルマッチを行います」
「ま、せいぜい頑張りな」
「これじゃ試合どころじゃないね」
「そのようだ」
「夢姫」
「なーに?」
「俺達のオーダーは大して変わらん。今日は自由にしておけ」
「食事は?」
「夕飯だけ作ればいい」
「分かった」
自由にしていいって言うなら貰って来てあった立海の課題を済ませちゃお
「そういや」
「うん?」
「夢姫立海の制服貰っとるやろ」
「貰ってるよ?帰って来た日に受け取ったもん」
なんて話していると
「夢姫。課題は夜俺が見てやるし、修さんはどうせ外に行くんやろ」
「だろうね。修ちゃんと一緒に居るのも好きだけどね。明日は久々にお兄ちゃんたちのテニスが見られるわけだしね」
「せやな。けど自由にしている時間も必要やで」
「ありがと」
結局課題はお兄ちゃんも見てくれるという事になり昼間は自由にしろとお兄ちゃんに言われたがゆえに私服に着替えると
「あーやっぱこの人、さっきコートにいた1軍の人っすよ。見てました?丸井さん」
「あぁスター選手ばかりだろぃ」
なんて声が聞こえてきて
「あれ?立海の丸井君と…切原君だっけ」
「お前はさっき1軍の」
なんて言うもんだから
「別に1軍専属の食事面を管理してるわけじゃないよあたしは」
「は?」
「切原君を含めた中学生選手に高校生の選手たちの食事面のサポート。そうだなぁ切原君は」
栄養面を記載されている紙を見ると
「少し栄養が傾いてるかな。野菜不足」
「マジっすか?」
「本当。まぁお肉は食べた方がいいけど脂身の多いお肉よりも赤みのお肉や鶏肉を食べた方が筋力もより付くようになるしね」
「「へぇ」」
「丸井君は特にそういう問題はなさそう。ただ甘いものの摂取のし過ぎには注意が必要だね」
「そんなのも分かるのかよぃ」
「勿論」
「でも何でこんな所に居るんだよぃ」
「夕飯を作るまでは自由にしてていいっていうお達しを受けているもの」
「は?」
「嘘だろ」
「本当」
なんて話していると前からは乾君と柳君が歩いて来ていて
「越知」
「ここには越知があたしとお兄ちゃんがいるから名前で構わないけど」
「へぇ」
「マジで兄貴居るんだ」
「いるから夢姫って呼んでくれた方がまだいい」
「え?」
「だってお兄ちゃんを名前で呼ぶには委縮するでしょ」
なんて話をしていると
「そう言えば立海の入学式に参加できなかった理由は聞いているが」
「柳、マジでこいつ立海なのかよ?」
「あぁ。越知夢姫この春立海大附属高校に外部入学している。俺達と同じ学年だ」
「まじかよぃ」
「そう言えば」
「はい?」
「立海には」
「合宿が落ち着けば行くし、サブちゃんがいける日は一緒に行きますけど」
「サブちゃん?」
「あ、こう言えば分かりますか?毛利先輩だと」
「嘘だろ」
「毛利先輩を名前呼びした」
立ち上がった丸井君に
「どこ行くんっすか」
「お散歩」
なんて答えている丸井君に
「お散歩に行くなら、森林浴もいいですよ」
「「森林浴?」」
乾君と柳君が顔を見合わせていて、切原君もキョトンとしている
「そう森林浴」
「山でという事か」
「いいえ。この合宿所に居ても森林浴は出来ますよ」
きっとあたしもこれからできる回数は増えるだろう
丸井君を見送った後
「夢姫」
「誰だ?」
「あの10人の中にいたのは知って居るが」
「お兄ちゃん。どうだった?海外の選手たちは」
「さして興味ない」
「そっか」
「練習に入る前に散歩に行くがどうする」
「行く」
「靴を履き替えて来い」
「そうする」
お兄ちゃんたちと1度分かれて部屋に戻ってからスニーカーに履き替えると
「随分と俺がいない間も履いていたようだな」
「履いてたよ?だってほら山の中歩くのにはスニーカーが1番だし」
「そうだな」
「そしたらスニーカーがこれしかなくてずっとこれはいて行ってた」
「そうか」
「でも連絡が来るのも早かったからもうちょっと早いのかと思ってた」
「まぁ多少はこの合宿所に早く着いていたが問題ないだろう」
「そっか」
歩いて森林浴に行っている最中だ
「ん?」
「どうか…」
したのかと思ってコートをみると
「カズ君と越前君がどうかしたの?」
「似た者同士だな」
「あたしも思った。越前君来た頃のカズ君にそっくりなんだよ。喋り方とか仕草とか」
「それはまた面白い」
「それでもって2人とも負けず嫌い」
「アイツもだったのか」
「うん」
だから見てて面白いのかも
「少しみて行くか」
「見るんだ」
「あぁ」
打ち始めているカズ君と越前君に
「ほう」
「お兄ちゃん?」
「行き成り5球から始めるとは余程平等院を倒したいと見える」
「カズ君はそうだろうね。2年前ほー君に負けて入道コーチの所に行っていたんだから」
「そうだったな。アイツもここに残らされてはいるが事実上はU-25のメンバー候補に挙がっていたのも事実だ」
「そうなの?」
「あぁ毛利がどこまでできるか。其れを見たかったのもあってアイツを連れて行っただけだ」
そうだったんだ
「え?どういう意味だ」
「だからさっき教えたじゃない」
「?」
「ここにおるやろ」
修ちゃんに赤ジャージ(№2のバッヂ付き)を渡すと
「本当カッコよく着るよね?修ちゃん」
「ジャージの着方にかっこいいも何もあるかよ夢姫」
「まぁ夢姫の場合修二は特別ですしね」
「その為に早く帰らせただけはあるが」
フフと笑うと修ちゃんは№2のバッヂを見せつけていて
「これで10名と1人や」
「謙也や金ちゃんが見当たらへん?」
「乾や大石や
「樺地も…ちっ仁王もいやがらねぇ」
「負け組やな全員…おられへんのは」
「どこ行きやがった負け組」
そんな中
「夢姫上がって来い」
「はーい」
「「おま…っ」」
「相変わらず、先輩の言う事は聞くのかよ?夢姫」
「当然でしょう?」
お兄ちゃん達のいる所に行っても修ちゃんの隣にいる事には変わりはないんだけど
あたしも白から赤のジャージを羽織り
「夢姫行くぞ」
「はぁい」
階段を駆け上がると久々のお兄ちゃんの隣を歩く
「元気そうだね?」
「あぁ。夢姫も問題なさそうだな」
「うん。何も」
「あるやろ」
「何かあったというのですか」
「夢姫の奴コーチ共にあの山の特訓場で食事係任されとったんやで?」
「へぇ」
「竜君とほー君、カズ君以来で楽しかったけどね。ご飯作りに行くの」
「そうかよ」
「うん」
唯一ただ1人。見知らぬ顔をしている男の人がいて結構怖いけど
「だがその前に今日中に試合をする」
「今日?」
「あぁ。徳川や鬼たち2軍の奴等とだ」
あー…なるほど
「そういや遠征中に越知が良くスマホを眺めていたが何かあったのか」
「何もないよ?なかなか修ちゃんが見付からなかったのと試合のお見送りに行ったら既に出ちゃってたのとか」
「ほう」
「見送りはいらんってゆーたやろ」
「したかったんだもん」
「それまで会えていなかったのか」
「全く」
「じゃあその後か俺に立海高校の制服の写真を送って来たのは」
「修ちゃんを見つけてからだね」
「そうか」
「越知がスマホを見ていたのはそれか」
「まさか送られてくるとは思わないだろう」
「夢姫の事だぞ?お前には見せるか送るかどちらかだろう」
「せやなぁ」
「でもツキさんから見せてもろうたけど、似合うとったよ夢姫」
「ありがとう、サブちゃん。サブちゃんだけだよそんな事言ってくれるの」
「種ヶ島は」
「制服なんてどこも同じやろ」
やっぱり意地悪だ
「表向きだったりするんじゃねぇのか」
「表向き?」
「俺には夢姫の制服姿が可愛かったって連絡が来たぞ」
はい!?驚いて修ちゃんを見るといつもと何ら変わらない修ちゃんが居て
「そないな事言うたか?竜次」
「言ったじゃねぇか」
コートに着くと既にカズ君やジュウ君達の対戦相手が揃っていて
「しかしNo11~No20遅ぇし」
「皆さん時差ボケとちゃいまっか?」
「大した時差はない」
「瞬殺じゃ勿体ないからじっくりいたぶってんだよ。性格の悪い奴等だ」
「それ篤君が言う?」
「フン…どうだかな」
「今回は
「どーいう事だ鬼。心当たりがあるようだな?」
「さぁな別にねぇ。そんな気がしてならねーのさ」
あっという間に帰って来た幸村君と黒ジャージ組
「善く帰って来たねぇそれだけの実力も揃っているって所だったのかな」
「勘弁しろし」
「ですなぁ」
「…ほう。番狂わせがあったようだな」
戻ってきたのは既存していたNo11~No20選手ではなく、幸村君を始めとした新しい高校生の選抜メンバーだ
「夢姫知って居たな」
「そりゃ、あの山での生活をしていた選手たちばかりだもの。だけど既存の選手が勝つとあたしも思ってたよ」
「そうか」
それだけの実力が今の高校生にはあるって言うの?
No11に立海大の幸村君が
No12青学の河村君、13に樺地君
15に仁王君16に大石君。17に柳君
18に四天宝寺の忍足君19に桃城君
「はーん…どいつもこいつもいい面構えだな」
「まさか」
「へぇ。あのNo11~20まで皆負けちゃったっていう訳かぁ」
「そーいう事みたいやな」
袴田君を抱えて戻ってきた遠山君にバッヂを渡そうとしていた時だった
「馬鹿はすぐに
篤君が袴田君めがけてボールを打つなんて言うのはあたしでも想定外だ
「何さらすんじゃボケェ!」
「誰か手を貸して」
「え?」
「医務室に運ばせるから」
あたしが袴田君の方へ行こうとすると
「誰でも構わない。夢姫では無理だろう」
そう言ってくれたお兄ちゃんの言葉に選手たちが数名で運んでくれていて
「ねぇ次は俺達とやんない?」
「ほう」
「革命だ!?黒ジャージのガキども」
「上位の代表にまで戦いを挑みやがった」
「勘弁しろし」
「夢姫が選んだ選手たちなだけはありそうですな」
「別にあたしだけで選んだわけじゃないでしょう?」
「どういう事だ夢姫」
「去年の全国大会。ただ見に来ているわけじゃないとそう伝えたでしょう?あれはこの合宿所に迎え入れるための視察。特別深い意味なんてないよ」
一触即発なほーくんと越前君に対し
「ちょっと待った」
そう言った跡部君やい白ジャージを着ている勝ち組の選手
「俺達にもテニス教えてくださいよ」
コーチ3人も見ている中ほーくんたちに喧嘩を吹っ掛けた跡部君や越前君たち
「元気在りすぎでしょ」
「活気が出て来たと言えばいい話やろうけどな」
「確かに」
「でもまぁ夢姫そろそろお遊びは終いになんで」
「修ちゃんも戻る感じだね」
「せやな」
「のぼせ上るなよ小童共」
ほーくんの言い方に若干怯んだ高校生や中学生たち
「1日やろう」
「では交渉は私から」
育人君が後ろから出て来たかと思えば名古屋星徳の彼は驚いた顔をしていて
「中学生も含め今一度オーダーを作れとのことです」
「異論はねぇな?コーチ共」
「諸君が其れで善いならば」
「よし、決まりだ夢姫」
「では明朝日本代表を懸け、シャッフルマッチを行います」
「ま、せいぜい頑張りな」
「これじゃ試合どころじゃないね」
「そのようだ」
「夢姫」
「なーに?」
「俺達のオーダーは大して変わらん。今日は自由にしておけ」
「食事は?」
「夕飯だけ作ればいい」
「分かった」
自由にしていいって言うなら貰って来てあった立海の課題を済ませちゃお
「そういや」
「うん?」
「夢姫立海の制服貰っとるやろ」
「貰ってるよ?帰って来た日に受け取ったもん」
なんて話していると
「夢姫。課題は夜俺が見てやるし、修さんはどうせ外に行くんやろ」
「だろうね。修ちゃんと一緒に居るのも好きだけどね。明日は久々にお兄ちゃんたちのテニスが見られるわけだしね」
「せやな。けど自由にしている時間も必要やで」
「ありがと」
結局課題はお兄ちゃんも見てくれるという事になり昼間は自由にしろとお兄ちゃんに言われたがゆえに私服に着替えると
「あーやっぱこの人、さっきコートにいた1軍の人っすよ。見てました?丸井さん」
「あぁスター選手ばかりだろぃ」
なんて声が聞こえてきて
「あれ?立海の丸井君と…切原君だっけ」
「お前はさっき1軍の」
なんて言うもんだから
「別に1軍専属の食事面を管理してるわけじゃないよあたしは」
「は?」
「切原君を含めた中学生選手に高校生の選手たちの食事面のサポート。そうだなぁ切原君は」
栄養面を記載されている紙を見ると
「少し栄養が傾いてるかな。野菜不足」
「マジっすか?」
「本当。まぁお肉は食べた方がいいけど脂身の多いお肉よりも赤みのお肉や鶏肉を食べた方が筋力もより付くようになるしね」
「「へぇ」」
「丸井君は特にそういう問題はなさそう。ただ甘いものの摂取のし過ぎには注意が必要だね」
「そんなのも分かるのかよぃ」
「勿論」
「でも何でこんな所に居るんだよぃ」
「夕飯を作るまでは自由にしてていいっていうお達しを受けているもの」
「は?」
「嘘だろ」
「本当」
なんて話していると前からは乾君と柳君が歩いて来ていて
「越知」
「ここには越知があたしとお兄ちゃんがいるから名前で構わないけど」
「へぇ」
「マジで兄貴居るんだ」
「いるから夢姫って呼んでくれた方がまだいい」
「え?」
「だってお兄ちゃんを名前で呼ぶには委縮するでしょ」
なんて話をしていると
「そう言えば立海の入学式に参加できなかった理由は聞いているが」
「柳、マジでこいつ立海なのかよ?」
「あぁ。越知夢姫この春立海大附属高校に外部入学している。俺達と同じ学年だ」
「まじかよぃ」
「そう言えば」
「はい?」
「立海には」
「合宿が落ち着けば行くし、サブちゃんがいける日は一緒に行きますけど」
「サブちゃん?」
「あ、こう言えば分かりますか?毛利先輩だと」
「嘘だろ」
「毛利先輩を名前呼びした」
立ち上がった丸井君に
「どこ行くんっすか」
「お散歩」
なんて答えている丸井君に
「お散歩に行くなら、森林浴もいいですよ」
「「森林浴?」」
乾君と柳君が顔を見合わせていて、切原君もキョトンとしている
「そう森林浴」
「山でという事か」
「いいえ。この合宿所に居ても森林浴は出来ますよ」
きっとあたしもこれからできる回数は増えるだろう
丸井君を見送った後
「夢姫」
「誰だ?」
「あの10人の中にいたのは知って居るが」
「お兄ちゃん。どうだった?海外の選手たちは」
「さして興味ない」
「そっか」
「練習に入る前に散歩に行くがどうする」
「行く」
「靴を履き替えて来い」
「そうする」
お兄ちゃんたちと1度分かれて部屋に戻ってからスニーカーに履き替えると
「随分と俺がいない間も履いていたようだな」
「履いてたよ?だってほら山の中歩くのにはスニーカーが1番だし」
「そうだな」
「そしたらスニーカーがこれしかなくてずっとこれはいて行ってた」
「そうか」
「でも連絡が来るのも早かったからもうちょっと早いのかと思ってた」
「まぁ多少はこの合宿所に早く着いていたが問題ないだろう」
「そっか」
歩いて森林浴に行っている最中だ
「ん?」
「どうか…」
したのかと思ってコートをみると
「カズ君と越前君がどうかしたの?」
「似た者同士だな」
「あたしも思った。越前君来た頃のカズ君にそっくりなんだよ。喋り方とか仕草とか」
「それはまた面白い」
「それでもって2人とも負けず嫌い」
「アイツもだったのか」
「うん」
だから見てて面白いのかも
「少しみて行くか」
「見るんだ」
「あぁ」
打ち始めているカズ君と越前君に
「ほう」
「お兄ちゃん?」
「行き成り5球から始めるとは余程平等院を倒したいと見える」
「カズ君はそうだろうね。2年前ほー君に負けて入道コーチの所に行っていたんだから」
「そうだったな。アイツもここに残らされてはいるが事実上はU-25のメンバー候補に挙がっていたのも事実だ」
「そうなの?」
「あぁ毛利がどこまでできるか。其れを見たかったのもあってアイツを連れて行っただけだ」
そうだったんだ
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