3
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
1個だけ余って居たボールも石を使って取り上げた青学の元ルーキー。越前君
「これで全員揃ったようですね」
「そのようです」
モニタールームで見ていたあたし達
「どうやら中学生と高校生になったばかりの人たち全員ボールを取ったようですね。しかも半数近くボールを取れていない選手が出ていますね」
「さすがですね夢姫さん。その通りです。その取れていない選手はすべて元々ここに居た高校生です」
「構いません」
「コーチ?」
「では、この合宿の仕組みを説明をしましょう。ここでは実力の順に1番~16番のコートまで分かれています。番号が若いほど強い選手です」
お兄ちゃんや修ちゃんがそうだったようにそれは変えるつもりは無いのか
「毎日練習前に我々コーチ陣が何組かの間で入れ替え戦シャッフルマッチを行います。勝者は上のコートへ負けたものは下のコートへ降格です。
ボールを取れなかった高校生並びに選手諸君。通達通り速やかに帰る様に。以上です」
放送を切ったコーチは
「さて夢姫さんも自由にして結構ですよ。種ヶ島君の所へ行くのでしょう?」
「はい。なのでコートを覗きに行こうかと」
「それは善い考えですがお気をつけてくださいね」
「はい」
モニタールームを出るとすぐに選手のいたコートへ向かうと
まだボールを取れなかった高校生たちが残って居て
「あらら。まだいたんですか?先ほどコーチが放送で話をしたでしょう?速やかにここを出て行く様にと」
「げ。夢姫」
「帰って来てたのかよ」
「えぇ。つい先ほどもいたでしょう」
なんて言っていると
「昨年の全国大会以来見ていない顔ぶればかりだけど知らない選手もやはりいたかぁ」
「おい、そこの眼鏡!お前の持っているボールを懸けて勝負だ」
ギクリとしているのは青学の乾君で
眼鏡を付けている選手が皆反応しているが
「ん?」
「待ちなさい手塚君。彼は今俺を指名しましたよ」
「いいえ木手君。私でしょう」
「なんや。眼鏡ゆーたら俺やろ」
「アタシかも♡ロックオン」
「ど、どいつでもいいから早くコートに!」
「おい、いい加減に」
「もーいーかい」
「え、越前!?」
コートの中には眼鏡を付けている
「あら?越前君眼鏡なんて」
「何だチビ。またお前か!ガキはすっこんでろ」
「その子を甘く見ると痛い目に遭いますよ」
「んだと!」
「ふーん。偉そうなこと言ってたけど自信ないんだ?」
佐々部君に変わって入ったのは松平君で
「どっちが試合をしても越前君が勝つと思うけど。どうなってもあたしはしーらない」
そんな中他のコートも使用して試合を始めた負け組と外の選手の人たち
「なんで中学生が試合しているのに自分は知らないだなんて」
「確かに越前君は中学生。でもここに召集されている以上、中学生だろうが高校生だろうが関係のない事です」
「な!?」
「それにボールを取れなかった時点で監督からの指示をコーチは伝えていますよ。速やかに帰る様にと。それを無視しているのは確かに既存の選手ですが、あたしには関係のない事なので」
「つれねーなぁ。夢姫ちゃんよぉ」
そう言って来たのはボールを取れなかった選手で
「本当の事でしょう?それにあたしにここが安全だと言ってくれているあの人は今回の海外遠征には出向いていないのでどこかで見ていますよ。まぁあたしにとってもあの人の傍が1番安全だという事もお兄ちゃん達を含めた人たちは知って居る筈ですが」
「マジかよ」
「あの人、また行ってねぇのかよ」
「「あの人?」」
「一体誰の事だよぃ」
「さぁの」
そんな中勝手に始めた試合で越前君は松平君のサーブを打ち返したと思ったらそっくりそのまま返していて
越前君も松平君と同じサーブを打ち込んでいて
「まだまだだね」
その後も四天宝寺や立海の選手が試合に勝っていて
「見苦しいぜ!」
その声の方を向くと
「相手の力量も測れず戦うとは浅はかですね」
「ボールを取れなかった奴はとっとと去れ!これ以上醜態晒すんじゃねぇ」
「あ、兄貴…」
やっと去っていったボールを取れなかった高校生たち
「お帰り夢姫」
「ただいま。カナ君カズ君ジュウ君」
「おうよ」
「ごめんね。勝手な試合は本来、ここでは厳禁なんだ」
「俺達と戦いたければシャッフルマッチを勝ち抜いて来い」
あたしがカズ君たちの方に行くと
「ざけんな。先に突っかかって来たのはそっちの選手だ」
「悪いけど。貴方方を相手にしていたのは10番コート以下の選手。ここにいる3人は其れよりも強いよ」
「何だと」
「コーチが放送で言っていたことをお忘れですか?カナ君たちの実力はおいておくとして
U-17代表合宿では、実力の順に1番から16番までコートが振り分けられています。因みに番号が若いほど強い人たちが揃っています。
そしてこの合宿では毎日練習前にコーチにより何組かシャッフルマッチが発表をされます。今日入って来た貴方方には明日から発表がされていくことでしょう。上に行くにはそれに勝つしかないので。対戦相手を引き摺り落とすのがここのルールなんです」
「でもなんで第一君はここでしかもそっち側にいるんだい?」
「あたしはここで4年間彼らと生活をしているし、彼らともそれなりの日常を過ごしているので」
「ほう。ではなぜ立海大附属高校の入学式には参加していない」
「あら。よく分かりましたね?今のあたしはここのジャージ。立海の制服もまだ着ていないと言うのに」
「どういう事だ蓮二」
「夢姫の場合、修さんのお下がりでしょ?」
「うん。お兄ちゃんのはデカすぎて部屋で着てる」
「だろうな」
「お前はそういう奴だったな」
「修さんを見つけたら帰って来てること伝えておくから話しておいで」
「先に修ちゃんに会いたかったのぃ」
「何時でも会えるだろうが」
そうなんだけど…
「修さんの事だからここにいれば安心しているよ」
「あたし的には今のメンバーだったら修ちゃんの隣が1番安全なんだけど」
「まぁ、そう言わない」
肩をポンとして先に行ってしまったカナ君たち
「では話の続きをしよう。何故入学式に」
「行かなかったんじゃない行けなかっただけ。お兄ちゃんたちの遠征試合について行ってたし、今日帰って来たのは本当だし」
「何?」
「あたし今日マカオから帰って来たばかりだし」
「「マカオ!?」」
そう驚いていたのは氷帝で
「おま…氷帝でも行かねぇような場所に何で平気で」
「だってお兄ちゃんたちの遠征試合だもの。あたしが受験の時は別の所だったみたいだけど。受かってしまえば話は別。連れて行かれることは最初から決まってた。ただそれだけ」
「マジかよ」
「本当」
「なら1つ聞いてもいいかい」
「何ですか?」
「あの時外部受験をするとは言っていた。だけど何で立海だと言わなかったんだい?」
「確かに」
「言っても受かるか分からない。そんな人間の情報を知りたいと思います?」
「思わんじゃろうな」
「でしょう?じゃあ、なぜ立海だったかそれは?」
「そう言えば1度だけ先輩と来てたよな」
「そう。サブちゃんと一緒に行ったあの日立海大の高校を見学させてもらった。でも受からなかったときの為に別枠でもう1校。青春学園を選んでいたのも事実ですよ?」
「!!」
「マジかよぃ」
「本当」
あたしの後ろでは何かを話している様子が映って居て
「けど、お前もここに居るって事はいつでも話して平気なんだろぃ?」
「大丈夫ですよ。じゃああたしはこれで」
「帰りたいのか?」
「カズ君?」
カズ君と一緒に居るのは越前君と切原君で
「練習に戻りましょう」
帰る最中にドンっとぶつかったジュウ君と山吹の人
「おいデクの棒痛ぇよ」
「あまり生き急ぐなよ」
「お前、誰に指図してんの」
なんて声が聞こえてきて
「夢姫は苦手そうなタイプだね」
「無理。あぁいうタイプ大っ嫌い」
「だろうね」
コートを出ようとした時カナ君が越前君に
「徳川カズヤ。1番コートだよ」
そう耳打ちしているのが聞こえた
「それ言っちゃってよかったの?」
「大丈夫だよ。1軍に上がってくるまでには時間がかかるだろうし」
確かに、それもそっか
「へぇ。面白そうじゃん」
「明日のシャッフルマッチが楽しみだね?きっといい刺激を貰えるよ」
「どういう」
「貴方達が確実に負けるから」